2010年より始まった参加型のモータースポーツ「ハンコックサーキットチャレンジシリーズ」は、今年も「スパ西浦サーキット」「本庄サーキット」をステージに４回開催され、最終戦が開催された「本庄サーキット」に行ってきました。

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　モータースポーツは敷居が高く感じますが、ハンコックタイヤ開発アドバイザーの木下みつひろ選手の「多くの人にサーキット走行を安全に楽しんで欲しい」との意向がありタイムアタッククラスが４クラス、更に車種別に「RX-8」「スイフト」「Z33/34」、そしてフリー走行・ドライビングクラスを設定。参加者のレベルや目的にあった楽しみ方を選べる走行会となっている。

　当日は気温はやや低めで記録を狙うには絶好のコンディション。タイムアタッククラスの参加者は自己ベストを次々と更新していた。しかし気になるのはライバル車のタイム。ボードのタイムを見て一喜一憂していた。
　
　午後は雨が降り出し、路面が濡れてタイムアップは難しくなったが、それでも参加者の熱い走行は続き、走行終了後は満足感から参加者の笑みがこぼれていた。

　フリー走行クラスは、最初に木下みつひろ選手による講習会が開催。参加者は、レーシングドライバーの言葉に真剣に耳を傾けていた。参加者からの質問は多く出たが、木下選手の簡潔で明確な回答に納得。

　講習後は実際にコースに出てサーキット走行を体験。車の運転の難しさと楽しさを実感した。また希望者から抽選で木下選手がオーナーの車をドライブする同乗走行を行い、レーシングドライバーの異次元の走りを体感し貴重な経験となった。

　全ての走行が終了後、各クラスの入賞者とシリーズチャンピオンの表彰式がおこなわれ木下選手より盾と副賞が贈られた。入賞者は「来年も」、入賞出来なかった参加者は「来年こそ」と心に誓い、来年の「ハンコック・サーキット・チャレンジ」に期待し家路についた。