スズキ フロンクス 2026バンコク国際モーターショー解説

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2026/08/14

スズキ フロンクス フロントスタイル

 

タイ市場の次世代を担うスタイリッシュクーペSUV

 

eビターラが技術の象徴なら、ブース内で圧倒的な物量をもって並べられていたフロンクスは、今後のタイ市場における最重要ボリュームモデルだ。

タイ国内では、2025年9月に発売されたばかりの新型車で、会場には車高を落としたローダウンカスタム仕様なども展示され、若者層へ向けた強い意気込みが感じられた。

全長4000㎜を切る極めてコンパクトなサイズながら、クーペSUV特有の流麗なダイナミズムを表現。大型のフロントグリルは迫力十分で、上下2分割の先進的なLEDヘッドライトと相まって、一目でフロンクスと分かる強烈な個性を放っている。

スズキ フロンクス リヤスタイル

スズキ フロンクス サイドスタイル

 

タイ仕様は、純ガソリン車とマイルドハイブリッド車を用意

 

タイ仕様のパワートレーンには、純ガソリン仕様のほかに、スズキ自慢のマイルドハイブリッド(ISG)システム搭載車を設定する。

現地で急速に高まる環境意識(エコカー需要)に、直球で応える低燃費性能をアピールしている。

さらに、注目されるのは装備の充実度の高さだ。コンパクトクラスでありながら、ヘッドアップディスプレイ(HUD)、360度ビューカメラ、ワイヤレスApple CarPlay/Android Auto対応の9インチHDディスプレイ、ワイヤレススマホ充電器など、日本の高級車並みの利便性を網羅。最上級グレードには、タイ政府の安全基準に適合した先進運転支援システム(ADAS)や自動ハイビームも標準装備される。

価格は、ASEAN域内のインドネシアからの輸入による関税メリットを活かした68万9000バーツ(344万円)という戦略的価格が設定された。生産撤退後のスズキを力強く牽引する新たな主力としての存在感を強調していた。

<レポート:松下 宏

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