ホンダ Super EV Concept 2026バンコク国際モーターショー解説

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2026/08/13

ホンダ Super EV Concept フロントスタイル

 

 

ホンダ Super EV Concept 2026バンコク国際モーターショー解説の目次

軽快でキビキビ走る楽しいBEV

 

スーパーEVコンセプトは、ホンダが“EV時代における、操る喜び(走りの楽しさ)”を突き詰めて開発した都市型・新世代コンパクトEVのコンセプトモデルだ。日本では、スーパーONEとして2026年5月に発売された。

ホンダが目指したのは「軽快でキビキビ走るコンパクトカー」だ。BEV(バッテリー電気自動車)は、電池を搭載するためにどうしても重くなりがちだ。だが、スーパーEVコンセプトは、コンパクトで軽い車体とし、都市部での扱いやすさと、アクセルを踏み込んだ瞬間のダイレクトな加速感、軽快なハンドリングなどを実現したという。

ホンダが目指したのは「軽快でキビキビ走るコンパクトカー」の復権だ。外観デザインは、レトロモダンなシルエットが特徴。ボディの四隅に配置されたホイールとスクエアな塊感のあるプロポーションは、往年の名車「シティ」や「シティターボ」を彷彿とさせるものだ。コックピットは非対称デザインのブルーアクセントシートや、水平基調のクリーンなダッシュボードが特徴で、乗り込んだ瞬間から走りへの期待感を高める演出となっている。

ホンダ Super EV Concept リヤスタイル

 

ブーストモードに疑似7速ミッションも!

 

「静かでスムーズすぎて、運転する楽しさに欠ける」と言われがちなBEVの弱点を克服するため、このモデルには独自の刺激的なメカニズムが盛り込まれている。

パワーユニットの性能をフルに解放するBoost Mode(ブーストモード)に加え、電気自動車でありながら、まるでマニュアル車や有段ギア車を操っているかのような変速の感触と心地よいGの変動をシミュレートする疑似7速トランスミッションを搭載。

さらに、加速感と完全にシンクロした刺激的なエキゾーストサウンドを車内に響かせるActive Sound Control(アクティブサウンドコントロール)も採用した。

床下にバッテリーを効率よく配置することで、往年の軽スポーツ「S660」のような、低重心で車体の中心を軸にくるりと回るようなコーナリング性能を実現したという。

まるで、MR(ミッドシップ)のようなハンドリングとのことだ。中国系メーカーが低価格のBEVを提供する中で、「ホンダはEVになってもエモーショナルな走りを諦めない」という、エンジニアの強烈な意気込みが表現された注目の一台だ。

<レポート:松下 宏

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