「今、おすすめのコンパクトカーNO1とは?」【コンパクトカー比較評価/新車バイヤーズガイド】

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【生活・文化】2012/07/07

 

■モデル末期になっても、フィットのトータルバランスはコンパクトカーNO1でおすすめだ! ガソリン車もNO2!

 前回は軽自動車のお勧め車種を紹介したので、今回はコンパクトカーのお勧め車を。

コンパクトカーでは、断然強いのがフィットで、これと勝負して勝てるクルマはないといっても良いでしょう。センタータンクレイアウトによって、小さなボディの中に大きな室内空間を持ち、走りと燃費、価格など、いろいろな意味で優れていて、総合的にバランスが取れているからです。

価格を重視するならガソリン車のフィットがNO2となります。ですが、今のクルマ選びとして考えるならハイブリッド車のほうがお勧めです。

エコカー減税がハイブリッド車は免税で、ガソリン車は減税という違いがあるので、価格差分が多少は縮小します。外観デザインの違いや走りの質感の違いなども含めると、環境性能に優れたハイブリッドに乗ることの意味も加味するなら、今はガソリン車よりもハイブリッド車を積極的に選ぶといいと思います。

ファミリーユーザーなど、もっと広い室内空間が欲しいとか、たくさんの荷物を積んで移動する機会が多いユーザーなら、フィットシャトルがお勧めで、こちらもやはりハイブリッド車ということになります。

*ホンダ フィットは、5月中にマイナーチェンジを実施、新グレードの追加や燃費向上などが行われた

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ホンダ フィットハイブリッド

 免税メリットを生かして、ガソリン車よりもハイブリッドを選択したい。リセールバリューもハイブリッドの方が上になるだろう

ホンダ フィットハイブリッド

 センタータンクレイアウトを採用し、広大なスペースを確保している

ホンダ フィットハイブリッド

 荷物を多く積む人には、フィット シャトルハイブリッドという選択もある

■話題のトヨタ アクアは燃費は良いが高価過ぎて、プリウスとの差が少ないのが難点でNO3!

トヨタ アクア

 ヴィッツ系のプラットフォームを使ったアクア。そのため、プリウスに比べ大幅な軽量化を実現。アクアSグレードでJC08モード燃費35.4km/Lを実現

 発売直後から、大量の受注を集めているアクアもそれなりに良くできたクルマです。しかし、燃費以外の部分ではフィットには及んでいません。また、プリウスとの価格差が少ないので、プリウスを買うのとどちらが得かが微妙なことも、選ぶのが難しい部分です。

3年後のリセールバリューなどまで考えたら、案外プリウスのほうが損得勘定で有利になるかも知れません。ただし、プリウスを選ぶとサイズも大きくなり、絶対的な予算額はアクアよりも多くなりますから、このあたりが難しいところです。

トヨタ アクアも、ハイブリッドなのでエコカー減税が免税です。人気があまりに高く、下取り車となるクルマの車検2ヶ月前くらいに商談するようでは、納車がいつになるのか分からないため、下取り車の車検を取らなければならないようなことになる可能性もあります。余裕を見て車検が切れる半年前くらいに一度商談する必要があるでしょう。

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トヨタ アクア

 ツーリングパッケージ(16インチタイヤ)をメーカーパッケージオプション装着した場合、最小回転半径は5.7mにもなる。ちなみに、ヴェルファイ3.5Vと同じ。小回り性能を期待するなら、装着してはならないオプション

トヨタ アクア

 バッテリーをリヤシート下に配置したこともあり、重心が下がりスポーティな走りができる

トヨタ プリウス

 2011年末に値上げしたプリウス。値上げの理由は、アクアとの価格差がなくなるためだと言われている

■NO4は、ガソリン車で免税になった低燃費SKYACTIV搭載のマツダ デミオ

マツダ デミオSKYACTIV

 SKYACTIVで注目されるマツダ デミオは、フィットやアクアに次ぐ選択肢でしょう。ガソリン車で、このクラス唯一のエコカー減税が免税となっています。

マツダ デミオは、フィットハイブリッド並みの燃費でハイブリッド車に比べて安い価格設定という触れ込みですが、実燃費ではフィットハイブリッドには及ばず、価格差も必要なオプションを装着していくと割安感はさほどてはなくなります。居住空間などになると、フィットとはサイズも小さいため勝負になりません。

デミオには13C-Vというもうひとつの環境性能グレードがありましたが、これは新しいエコカー減税では減税の対象にならなくなってしまったため、ちょっと選びにくくなってしまいました。

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マツダ デミオSKYACTIV

 JC08モード燃費で25km/Lを達成し、このガソリン車で唯一エコカー減税が免税になっている

マツダ デミオSKYACTIV

 右にカラー液晶のディスプレイi-DMを配置。平均燃費や瞬間燃費を表示するだけでなく、ドライバーの運転技術を採点する機能も備える

マツダ デミオSKYACTIV

 ガソリンエンジンでは、異例な高圧縮比14.0を達成し抜群の低燃費性能を誇るSKYACTIV技術

■ヴィッツとマーチは、割安感に欠ける

 このほか、コンパクトカーにはヴィッツやマーチもあります。ただ、ヴィッツは旧型モデルに比べて仕様ダウンした部分ばかりが目立つほか、走りの質感でも大きく劣っています。アイドリングストップ機構の設定で、ガソリン車の中では比較的良い燃費を出しているものの、価格も安くはないので積極的には勧めにくい部分があります。

マーチは、ヴィッツより先にアイドリングストップ機構によって低燃費を実現しました。でも、タイ製のマーチは外観や内装などの仕上がり面での質感が劣る部分があり、タイで生産している割には価格的な割安感がありません。

ということで、イチ推しが、フィットハイブリッド、次いでガソリン車のフィット、3番目のアクアはプリウスとの比較をじっくりした上で選び、4番目の候補としてデミオのSKYACTIVといったところです。

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トヨタ ヴィッツ

 アイドリングストップ機能が付くのは、一部のグレードとなるヴィッツ

トヨタ ヴィッツ

 女性をターゲットにしたグレード展開など、幅の広い仕様が用意されているのがヴィッツの特徴

トヨタ ヴィッツ

 シンプルなインパネのヴィッツ。質感はそれほど高くはない

 

日産マーチ

 4月末に一部仕様変更し、売れ筋グレードの燃費を改善し75%減税対応になった日産マーチ

日産マーチ

 タイ生産という大技を繰り出し日本に輸入されるマーチだが、価格が特別安いわけではない

日産マーチ

 品質面では、まだまだ国内生産モデルには及ばないマーチ

 

三菱ミラージュ

 タイ生産となり、この夏には日本に輸入されるという三菱ミラージュ

三菱ミラージュ

 ミラージュという名も復活し、三菱にとって久しぶりの新型車となる

三菱ミラージュ

 価格戦略が得意な三菱だけに、タイ生産のメリットを生かした大胆な価格設定に注目したい

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(レポート:松下 宏

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