装備充実で買い得感の高い特別仕様車2.0i-S Advantage Line(アドバンテージ ライン)【スバル エクシーガ新車情報】

買うなら75%減税のエクシーガ 2.0i-S Advantage Lineがオススメ

スバル は、エクシーガ の特別仕様車 「Advantage Line(アドバンテージ ライン)」を2012年1月24日より発売する。アドバンテージラインは、「2.0i-S」、「2.5i-S」をベースに、エクステリアに深みのある上質な専用ダーク調メッキのフロントグリル&リヤガーニッシュ、ダーク塗装の17インチアルミホイール装備。インテリアには、カーボン調パネルや専用シート表皮を採用することで、スポーティなイメージを高めている。さらに、パワーシートやクルーズコントロールなど市場要望の高い仕様装備を施した特別仕様車だ。
エクシーガは2008年6月に登場し、2011年6月にマイナーチェンジを行ったばかり。そんなエクシーガに、早くも特別仕様車が登場した。エクシーガの販売台数は、500~600台/月という現状だ。マイナーチェンジ後で、700台/月という販売目標を大きく割り込んでいる。販売不調の理由としてあげられるのが、エクシーガのグレードの問題。75%のエコカー減税を受けられるグレードが、2.0i-Sと2.0iの一部しかないという現実だ。また、2.0i-Sはバランスのとれた装備なのだが、それ以上の装備となると2.0Lのターボ車や2.5L車になってしまうのだ。そうなると、大幅に車両価格がアップし、顧客の予算をオーバーしてしまうという現実があった。
今回登場した2.0i-Sアドバンテージラインは、そういったニーズの顧客に対して用意されたモデル。21万円ほど高価になるものの、装備を考えるとお買い得感は非常に高いクルマに仕上がっている。エクシーガを買うのなら、2.0iーSアドバンテージラインはオススメだ。
2.5i-Sアドバンテージラインは、少々高価。ターボ車が買える価格帯に踏み込んでしまったことで、逆にカニバリが発生する可能性もある。さらに、やはり根本的な問題になるが、50%減税では、これからの低燃費時代にインパクトは小さく顧客の購入リストから落ちてしまう可能性が高くなる。
せめて、人気のアイサイト があれば商品力もグッとアップするのだが、と思うが現在エクシーガに装着されているアイサイトは一世代前のもの。現在の仕様のものは、VDC(横滑り防止装置) などが現在のアイサイトと世代が合わず装着ができないという現実がある。また、エンジンもEJ20型から低燃費のFB20へと移行もしたいところだろう。
エクシーガは通常なら2014年にフルモデルチェンジ予定となるが、現行のハードのままだとあと3年苦しい戦いになるのは必至。場合によっては、ビックチェンジもあり得るだけに、今後にも期待したい。
<エクシーガ 2.0i-S/2.5i-S「Advantage Line」の主な特別装備(共通)>
○ ダーク調メッキフロントグリル&リヤガーニッシュ
○ 17インチアルミホイール(専用ダーク塗装)
○ カーボン調加飾パネル(センター、シフト)
○ 専用レッドステッチ(ステアリング&シート)
○ ブラック色リニアトロニックセレクトレバー
○ クルーズパックⅡ
○ キーレスアクセス&プッシュスタート
<エクシーガ 2.0i-S「Advantage Line」の主な特別装備(専用)>
○ 215/50R17タイヤ
○ HIDヘッドランプ
○ ファブリック/合成皮革シート
○ クリアビューパック
○ アルミパッド付スポーツペダル
<エクシーガ 2.5i-S「Advantage Line」の主な特別装備(専用)>
○ アルカンターラ/レザーシート
<エクシーガ 2.0i-S/2.5i-S「Advantage Line」価格>
◯ 2.0i-S Advantage Line 2WD車 2,331,000円
◯ 2.0i-S Advantage Line AWD車 2,520,000円
◯ 2.5i-S Advantage Line AWD車 2,751,000円










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