三菱、エストニアに最大規模となる507台のアイ・ミーブを供給 [CORISM]

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【三菱】2011/03/05

初の「グリーン投資スキーム」でのEV供給

 三菱自動車は3月4日、三菱商事がエストニア政府に供給する電気自動車(EV)として「i-MiEV(アイ・ミーブ)」が採用されたと発表した。
 今回の供給台数は507台と、アイ・ミーブの販売開始以来最大の規模。また、初の「グリーン投資スキーム(GIS)」の下での電気自動車の供給となる。
 GISは、京都議定書第17条に基づく二酸化炭素など温室効果ガスの排出権取引のうち、削減目標を持つ先進国に割り当てられる排出枠の移転に伴う資金を、温室効果ガスの排出削減やその他環境対策を目的に使用するという条件の下で行う、国際的な排出権取引のこと。三菱商事は、エストニア政府から1000万トンの排出権を購入するとともに、エストニア政府が同取引の資金を活用して実施する電気自動車普及のための施策を支援する。
 エストニア政府では、社会福祉関連の公的施設でアイ・ミーブを使用。三菱自動車は、CO2削減量の測定に関し、技術面で協力する予定だという。507台のアイ・ミーブは2011年度末までにエストニアに出荷する。

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(レポート:CORISM編集部

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