ホンダCR-V(RS5/6)新車情報・購入ガイド スポーティグレードのみで勝負!

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【ホンダ】2026/03/04

CR-V(RS6系)e:HEV RS 走り

 

日本マーケットに再チャレンジする新型CR-V

 

ホンダは、ミドルサイズのSUVで6代目となる新型CR-Vの発売を開始した。

新型CR-Vは、すでに北米で2022年に発売済みのモデル。しばらくの間、日本国内で新型CR-Vの投入は見送られてきた。その大きな理由のひとつがCR-Vの販売不調だ。北米メインのクルマだったので、日本マーケットでは少々不評だったようだ。

そこでホンダは、2023年に発売したZR-VがCR-Vの受け皿としの役割を果たせるとして、6代目CR-Vの日本投入を見送ってきた。

しかし、注目されたZR-Vも販売は低迷。2025年の販売台数は、約2万台。先代CR-Vとは比べ物にならないくらい売れている。しかし、前年比49.1%という危機的状態。CR-Vユーザーの受け皿となるZR-Vも不調。SUVブームの波に乗れない状態が続いていた。

その一方、トヨタは、ほとんどのSUVが大ヒット。需要に供給が追い付かず超長期納期化が慢性化した。その差は、ドンドンと開く一方になっている。

また、先代CR-Vユーザーが乗り換え時、ZR-Vではボディサイズが小さいという評価も多かったという

CR-V(RS6系)e:HEV RS フロントスタイル

 

スポーツ系「RS」に絞ったグレード構成

 

さらに、SUVブームの中、顧客ニーズの多様化に合わせ、同じモデルながら、都会系、スポーツ系、アウトドア系といったことなるテイストをもつモデルが続々と投入された。その中で、最近注目を集めているのがアウトドア系とスポーツ系。トヨタは、RAV4 PHEVにスポーティ仕様の「GR SPORT」を投入したほど。

こうしたマーケットの流れを受け、ホンダも顧客ニーズの多様化とトレンドに合わせて再び投入したのが6代目新型CR-V(RS5/6)となる。マーケットでは、スポーティ系が人気。そのため6代目新型CR-Vでは、スポーティな内外装をもつRS系グレードのみの投入となった

CR-V(RS6系)e:HEV RS リヤスタイル

 

 

売れるデザインになった新型CR-V

 

初代CR-Vは、1995年に国内デビュー。車名は「Comfortable Runabout Vehicle」が由来。快適性と高い機動性を兼ね備えた、都市型SUVだった。

6代目新型CR-V(RS5/6)は、「感動CR-V」をグランドコンセプトとし、快適性・走行性・ユーティリティー・ドライバビリティーを徹底的に磨き上げた。

新型CR-Vは、先鋭的だった先代CR-Vと比べると、今時の安心できるのシルエットになった。高い位置にあるボンネットフードで大きな顔とし、睨みの効いたヘッドライトを組み合わせた売れるSUVのデザイントレンドを踏襲。コンパクトSUVであるヴェゼルにも似ている。

また、CR-Vの象徴である縦型リアコンビネーションランプを踏襲。リッドランプやナンバープレートを上方に配置し、上質感とどっしりとした安定感を実現した。

インテリアは、水平基調のインパネや直線的な加飾ラインなど、シャープなスタイリングとし、SUVらしい力強さや上質感を表現。インパネや前席のドアの加飾を車幅感覚や車両の姿勢を把握しやすい位置にレイアウトすることで、視認性と操作性を高めている。こうした仕様にすることで、ドライバーとの一体感を高めるスポーティーな空間と、優れた扱いやすさを両立している。

CR-V(RS6系)e:HEV RS インパネ

 

より広く、快適になったインテリア

 

走りにこだわる新型CR-Vは、アイポイントやドライビングポジション、乗り降りしやすいヒップポイントの高さなどのパッケージングにも磨きをかけた。ステアリング角度を先代モデルの28度から25度へと変更。ステアリングを立てることで、安心して運転を楽しむことができ、ステアリング操作がしやすい運転姿勢を実現している。

室内空間もより快適性を増している。後席足元スペースは、先代モデルから前後長で16mm拡大し、クラストップレベルとしゆとりある空間を確保。後席シートは、8段階のリクライニングタイプとして、⾧距離の移動でも疲れにくい着座姿勢が可能になっている。

SUVにとって、重要な荷室は「考えずに使える」使いやすさを目指した。フラットな床面と広い開口部を備え、後席のスライド機構により荷室容量を拡大することも可能とした。その結果、クラストップレベルの荷室容量を実現している。

降雪地域で好まれる4WDモデルには、前席/後席シートヒーターを標準装備。さらに、e:HEV RS BLACK EDITIONには前席ベンチレーションなどを採用し、より快適な室内空間としている。

CR-V(RS6系)e:HEV RS ヘッドアップディスプレイ

 

 

ハイブリッドシステムは、第4世代e:HEVを搭載! 燃費は?

 

新型CR-Vに搭載されたのは、2.0L直4エンジンの第4世代e:HEV(イー・エイチ・イー・ブイ)。このパワートレインをベースに、CR-V専用のハイ/ロー2段のエンジン直結ギアを追加。専用のギアレシオを設定することで、上質な走りと高い環境性能を両立した。

燃費性能は、先代CR-V(4WD)が20.2㎞/L(WLTCモード)。新型CR-Vが18.2㎞/L。新型になって燃費が悪化していることが分かる。ただ、新型CR-Vは、全長が+95mm、全幅+10mmとボディサイズが大きくなっており、車重も100㎏前後重くなっている。こうしたボディサイズ拡大による車重増かなどが、燃費値が悪化した要因と推測できる。

市街地での緩加速や登坂など負荷が高まる状況では、ロー側のギアでエンジンを直結させることで効率を高め、走りと燃費の向上に貢献。

また、リアルタイムAWDの新制御は、雪上だけでなく、オンロードでも走行性能をアップ。コーナリング時の前後輪の駆動力配分を、従来の60:40から最大で50:50まで後輪側を引き上げることができるようになった。後輪側の駆動配分をアップしたことで、旋回時の安定感とライントレース性を向上させた。

ドライブモードは、「SPORTモード」、「NORMALモード」、「ECONモード」、「SNOWモード」、「INDIVIDUALモード」の計5つのドライブモードを搭載。走行シーンにより、最適なモードを選択できる。

CR-V(RS6系)e:HEV RS ヘッドライト

 

意外なほど小回りは得意!? 

 

新型CR-Vは、「操る楽しさ」と「安心・快適」こだわり開発された。全グレードに周波数応答ダンパーを採用。微小入力から大きなストロークまで最適な減衰力を発揮することで、フラットで上質な乗り味を実現した。

また、可変ギアレシオステアリング(VGR)を採用。低速域では取り回しやすく、高速域では安定した応答性を確保。

そして、新型CR-Vの最小回転半径は5.5mとなった。FF(前輪駆動ベース)で全長4.7m級のボディサイズで、最小回転半径5.5mは優秀。ちなみに、新型RAV4は、全長4.6mで最小回転半径5.7m。狭い道が多い日本では、新型CR-Vの方がカタログ値では扱いやすいことが分かる。

静粛性では、ノイズリデューシングホイールで走行時の騒音を抑制。専用スピーカーやマイクを用いたアクティブノイズコントロール(ANC)が、幅広い帯域の不要な音を能動的に低減し、クラスを超えた静粛空間を実現した。

CR-V(RS6系)e:HEV RS ホイール

 

 

 

新型ホンダCR-V(RS5/6)のグレード選び

 

新型CR-Vのグレード設定は、e:HEV RS(FF/4WD)とe:HEV RSブラックエディション(4WDのみ)の2グレード設定。

まず、両グレード共にオプション選択がなく、装備は充実している。さらに、e:HEV RSブラックエディションは、上級グレードということもあり先進装備もプラス装着されている。

e:HEV RSブラックエディションは、e:HEV RSに対して先進予防安全装備であるホンダセンシング360、ヘッドアップディスプレイ、電動パノラミックサンルーフ、ブラックエディション専用エクステリアがプラス装備されている。最近は、ブラック系の塗装で外観を引き締めたスタイルがトレンド。予算に余裕があるのであれば、充実装備のe:HEV RSブラックエディションがお勧め。

ただ、e:HEV RSブラックエディションは、残念ながら4WDの設定のみ。FF(前輪駆動)で十分という人にとっては、e:HEV RS(FF)とe:HEV RSブラックエディション(4WD)の新車価格差が、約66万円もあるのでe:HEV RS(FF)の方が予算を抑えられる。無理してe:HEV RSブラックエディションを購入する必要はない。

 

新型ホンダCR-V(RS5/6)のリセールバリューは?

 

まずは、先代CR-V e:HEV EXマスターピース(FF)のリセールバリューを調べてみた。*中古車相場は、2026年3月調べ

・CR-V e:HEV EXマスターピース(FF)中古車相場(2021年式):約280~320万円

・新車価格に対する中古車価格比:約63~72%

・当時の新車価格:約447万円

新車販売が低迷した先代CR-Vだったが、e:HEV EXマスターピース当時の新車価格に対する中古車価格比は、約63~72%となった。5年落ち(2026年比)の2021年で約63~72%の中古車価格を維持しているのであれば、やや低めとはいえ、まずまずのリセールバリューといえる。新車販売が低迷したことで、中古車流通量が少ないことも好影響を与えているようだ。

ちなみに、先代RAV4(50系)ハイブリッドG(4WD)の2021年式当時の新車価格に対する中古車価格比は、約74~89%。さすがに、トヨタ車並みのリセールバリューとはいかない。

そして、新型CR-Vの販売計画台数は400台/月。これに対して、先代CR-Vの販売計画台数1,200台/月。もっと売れそうな気がするが、新型CR-Vの販売計画台数は、かなり弱気の数値といえそうだ。

こうした傾向から、新型CR-V(RS5/6)のリセールバリューは、先代CR-V並みと予想できる。ただし、売れそうなデザインであることもあり、新車販売が好調に推移すれば、先代CR-Vよりリセールバリューはややアップすると予想した。

ホンダCR-V(RS5/6系)新車価格

・CR-V e:HEV RS  FF 5,122,700円/4WD  5,392,200円

・CR-V e:HEV RS BLACK EDITION 4WD  5,779,400円

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ホンダCR-V(RS5/6系)燃費、航続距離、ボディサイズなどスペック

代表グレード:CR-V(RS6系)e:HEV RS  4WD

ボディサイズ:全長4700×全幅1865×全高1690mm

ホイールベース:2700mm

車両重量:1800㎏

駆動方式:4WD

最小回転半径:5.5m

エンジン型式: LFC2型 直列4気筒DOHC

排気量:1993㏄

エンジン最高出力:148PS(109kW)/6100rpm

エンジン最大トルク:183N・m(18.7kgf・m)/4500rpm

フロントモーター型式:H6型

フロントモーター最高出力:184PS(135kW)

フロントモーター最大トルク:335N・m(34.2kgf・m)

WLTCモード燃費:18.2㎞/L

動力用主電池種類: リチウムイオンバッテリー電池

サスペンション前/後:マクファーソン/マルチリンク

タイヤサイズ前後:235/55R19

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