当初より7グレードのワイドバリエーションを用意
メルセデスベンツ日本は2月24日、昨年フルモデルチェンジを実施したメルセデスベンツ 新型 Eクラスに「Eクラス ステーションワゴン」を追加した。日本でのEクラスワゴン人気を反映するように、同日に発表されたクリーンディーゼルモデル「E350 BlueTEC アバンギャルド」や、エコカー減税対象の「E250 CGI ブルーエフィシェンシー」、「E63 AMG」など、当初より7タイプのワイドバリエーションが設定されている点が注目される。
1977年デビューの初代S123型「ミディアムクラス」以来、同クラスのステーションワゴンモデルは世界で累計100万台を超える販売台数を誇る人気のボディタイプだ。先代のEクラスステーションワゴンも、日本国内だけで累計4万台以上を販売している。
4代目となる新型モデルは、最新のメルセデス環境テクノロジー「ブルーエフィシェンシー」により全車で燃費などの環境性能を高めたほか、ラゲッジはステーションワゴンモデルとしては最大の1910リットルもの積載容量を確保したほか、テールゲート側から後席を前倒し出来る「EASY-PACKクイックフォールド」を採用するなど、ワゴン車としての実用性や使い勝手もさらに追及した。
1977年デビューの初代S123型「ミディアムクラス」以来、同クラスのステーションワゴンモデルは世界で累計100万台を超える販売台数を誇る人気のボディタイプだ。先代のEクラスステーションワゴンも、日本国内だけで累計4万台以上を販売している。
4代目となる新型モデルは、最新のメルセデス環境テクノロジー「ブルーエフィシェンシー」により全車で燃費などの環境性能を高めたほか、ラゲッジはステーションワゴンモデルとしては最大の1910リットルもの積載容量を確保したほか、テールゲート側から後席を前倒し出来る「EASY-PACKクイックフォールド」を採用するなど、ワゴン車としての実用性や使い勝手もさらに追及した。
エコカー減税50%&エコカー「免税」100%達成グレードも
新型「Eクラス ステーションワゴン」の価格は、「E250 CGI ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン」669.0万円から、「E63 AMG ステーションワゴン」1530.0万円まで7グレード[全て消費税込み]。中でも特長的なグレードを2つ紹介しよう。
ベーシックグレードの「E250 CGI ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン」は、新たに直噴 1.8リッターターボエンジンを搭載し、先代E250(V6 2.5リッター)と同等の出力、最大トルクで約26%の増加を実現させた。そのいっぽう最大22%の燃費向上と排出ガスのクリーン化を図り、10・15モード燃費11.0km/Lをマークし平成22年燃費基準+20%を達成するとともに、平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★)を取得し、エコカー減税50%とエコカー補助金の認定を受けた。
また、今回セダンと同時に新設定されたクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「E350 BlueTEC ステーションワゴン アバンギャルド」(833.0万円)は、尿素SCRなどを使用した排出ガス処理システム「BlueTEC(ブルーテック)」の採用により、世界で最も厳しいとされる排出ガス規制である日本の「ポスト新長期規制」に加え、2014年9月より施行予定の欧州「EURO6」にも適合させるクリーン性能を実現。さらに10・15モード燃費13.4km/Lをマークし、平成17年燃費基準+20%と平成27年度燃費基準(JC08)を達成させた。これらにより、環境対応車としてクリーンディーゼルエコカー免税(自動車取得税と自動車重量税が100%免税)に認定された。これは国産車も含め、AT車としては日本初の快挙となる。なおエコカー補助金と合わせると、最大で約68万円もの優遇措置が受けられることになる。先代E320CDIに比べ随分と戦略的な設定とされた価格と合わせ、「E350 BlueTEC ステーションワゴン アバンギャルド」は最も注目すべきグレードと言って良いだろう。ちなみにEクラスワゴンのBlueTEC搭載モデルは、世界を通じて日本が最も早い発売開始となる。
ベーシックグレードの「E250 CGI ブルーエフィシェンシー ステーションワゴン」は、新たに直噴 1.8リッターターボエンジンを搭載し、先代E250(V6 2.5リッター)と同等の出力、最大トルクで約26%の増加を実現させた。そのいっぽう最大22%の燃費向上と排出ガスのクリーン化を図り、10・15モード燃費11.0km/Lをマークし平成22年燃費基準+20%を達成するとともに、平成17年排出ガス基準75%低減レベル(★★★★)を取得し、エコカー減税50%とエコカー補助金の認定を受けた。
また、今回セダンと同時に新設定されたクリーンディーゼルエンジン搭載モデル「E350 BlueTEC ステーションワゴン アバンギャルド」(833.0万円)は、尿素SCRなどを使用した排出ガス処理システム「BlueTEC(ブルーテック)」の採用により、世界で最も厳しいとされる排出ガス規制である日本の「ポスト新長期規制」に加え、2014年9月より施行予定の欧州「EURO6」にも適合させるクリーン性能を実現。さらに10・15モード燃費13.4km/Lをマークし、平成17年燃費基準+20%と平成27年度燃費基準(JC08)を達成させた。これらにより、環境対応車としてクリーンディーゼルエコカー免税(自動車取得税と自動車重量税が100%免税)に認定された。これは国産車も含め、AT車としては日本初の快挙となる。なおエコカー補助金と合わせると、最大で約68万円もの優遇措置が受けられることになる。先代E320CDIに比べ随分と戦略的な設定とされた価格と合わせ、「E350 BlueTEC ステーションワゴン アバンギャルド」は最も注目すべきグレードと言って良いだろう。ちなみにEクラスワゴンのBlueTEC搭載モデルは、世界を通じて日本が最も早い発売開始となる。
代表グレード | E350 BlueTEC(ブルーテック) アバンギャルド ステーションワゴン |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4900x1855x1500mm |
車両重量[kg] | 1960kg |
総排気量[cc] | 2986cc |
エンジン種類 | V6 DOHC 直噴 インタークーラー式ターボチャージャー付きディーゼル |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 211ps(155kW)/3400rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 55.1kg-m(540N・m)/1600-2400rpm |
トランスミッション | 7G-TRONIC(電子制御7速AT) |
10・15モード燃費[km/L] | 13.4km/L |
定員[人] | 5人 |
消費税込価格[万円] | 833.0万円 |
発売日 | 2010年2月24日 |
(レポート:CORISM編集部)
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