BYD T35 平ボディ 商用車でもBEVでチャレンジ! Japan Mobility Show 2025
【その他】2025/11/04
電源車としても活躍可能なBEVのトラック
トラックでは、日本の免許制度に対応した、現行の普通自動車免許で運転できる車両総重量が3.5ton未満の日本向け専用設計となる「BYD T35」を世界初公開。
平ボディ(4ナンバーサイズ)とアルミバンの2仕様、一充電の走行距離は1トン程度の積載で、約250kmを予定。各種運転支援システムや安全装備、V2H、V2Lなどを装備して災害にも対応可能な仕様としている。BYD T35トラックは、2026年春ごろの発売が予定されている
BYDの車両は、日本の軽基準に準拠したBYD RACCOや、商用車部門のトラック・バスの商品展開や災害対応などの装備を見ると、しっかりと日本市場を見据えた企画や車作りが行われている。
BYD T35 平ボディ 商用車でもBEVでチャレンジ!の目次
徐々に日本マーケットに浸透してきたBYD
BYDは、2025年1月~9月のEV車販売が1,605,903台と世界一を記録。今年は、電池メーカーとして30周年、自動車メーカーとしても20周年を迎える。
商用車部門のBYD Japanは、日本へのEVバス導入から10周年、国内EVバスでは約70%(約500台)のトップシェア。乗用車部門のBYD Auto Japanは2023年から日本の国内販売を開始して日本国内累計販売台数は7,123台に達する。BYDは、最も勢いを感じる自動車メーカーのひとつといえる。
<レポート:河野達也>
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