フォルクスワーゲン トゥアレグ(Touareg)試乗記・評価 スムースなエンジンと8速AT、しっかりした乗り味と総合バランスに優れたSUV [CORISM]

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【VW】2015/10/28

 

 

とにかく大きいボディ! 日本では価格を含め、乗れる人が限られる

フォルクスワーゲン トゥアレグ(Touareg)

 トゥアレグ に搭載されるV型6気筒の3.6Lエンジンは、フォルクスワーゲン 独自の狭角のシリンダー配置を持ち、動力性能は206kW(280ps)/360N・mを発生する。かつての日本車の自主規制の数値に相当するパワーであり、2tを超える重量級のボディに対応する性能である。

際立ってパワフルな印象のエンジンではないが、軽くアクセルを踏み込むとスムーズに走り出していく。ターボ仕様のエンジンと違って自然吸気仕様のエンジンは、アクセルワークに対する自然な加速感が得られるのが良い点だ。

ショックを全く感じさせない8速ATの変速フィールも好感の持てるものだが、日本の交通環境の中では7速や8速のギアにはなかなか入らない。時速80km程度での高速クルージングのときには、ドライバーが積極的に高いギアを選んでやる必要がある。

マイナーチェンジで少し変わったのは、スタート/ストップ機構(アイドリングストップ機構)が、クルマが停止する前から働くようになったこと。最近のクルマは、たいていがこの方式を採用している。

また、走行中にアクセルをオフにすると、コースティング機能が働いて惰性で走って燃費を向上させる仕組みも採用されている。ただこれは、エンジンブレーキが効かなくなるため、燃費には良いが、走りに良いかどうかは微妙な部分もある。

足回りは、やや硬めでしっかりした乗り味ながら、たっぷりしたストロークが確保されているので、乗り心地は悪くない。さらに乗り心地を良くしたいなら、セルフレベリング、車高調整、ダンパーコントロール機能付のCDCエアサスペンションをオプションで選択することも可能だ。

トゥアレグのボディサイズは、4815mm×1945mm×1745mmとかなり大きい。ポルシェカイエン と同様のメカニズムを持つクルマが割安な価格で買えるという魅力はあるにしても、日本では何とも扱いにくいサイズであるのも確かだ。価格が600万円台になることと合わせ、いろいろな意味で余裕のあるユーザーでないと買えないクルマである。

フォルクスワーゲン トゥアレグ(Touareg)
フォルクスワーゲン トゥアレグ(Touareg)
フォルクスワーゲン トゥアレグ(Touareg)

 

フォルクスワーゲン トゥアレグ価格

フォルクスワーゲン トゥアレグ(Touareg)
■フォルクスワーゲン トゥアレグ価格
・V6 6,370,000円
・V6 Upgrade Package 6,860,000円

 

フォルクスワーゲン トゥアレグ燃費、スペックなど

■フォルクスワーゲン トゥアレグ スペック/燃費
エンジン V型6気筒DOHC(4バルブ)
排気量 3,598cc
最高出力 206kW(280PS)/6,200rpm
最大トルク 360Nm(36.7kgm)/2,900~4,000rpm
全長X全幅X全高(mm) 4,815 x 1,945 x 1,745
ホイールベース(mm) 2,905
燃料消費率 (JC08 モード) 9.8km/L

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(レポート:松下 宏

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