ダイハツ タントカスタム試乗評価 高価な軽自動車だが、クラスを超えたハイパフォーマンスモデル [CORISM]

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【ダイハツ】2013/12/14

 

 

コッテリとしたフェイスとなったカスタム。しかし、N BOXカスタムに似てないか?

ダイハツ タントカスタム

 標準系のダイハツ タントがほのぼの感のあるデザインを採用するのに対し、タントカスタムは存在感を表現した堂々たる外観デザインを採用する。大型のバンパーやフロントグリル、さらに夜間にはグリルの下部と左右のヘッドライトを結ぶLEDイルミネーションなどが採用されている。

新型ダイハツ タントでは、これまでのバンパー部分に加え、フェンダーやボンネットフード、バックドアなどにも樹脂製のパネルを使うようになったので、軽量化と同時にデザイン的な自由度が高まった。その分だけ標準系とカスタムとの違いが明確になったといえる。ただ、今度のカスタムはN BOXカスタムと似てきたように見える。

新型タントカスタムのインテリアも明るい色を採用する標準系と違って、ブラックを基調としたカラーリングでスポーティさを表現している。新型タントの大きな魅力の左側ミラクルオープンドア、右側も(電動)スライドドアという設定は、標準車でもカスタムでも変わない。乗降性の良さや居住性の高さなど、まさにタントといえる使い勝手の高さをもつ。

ダイハツ タントカスタム
ダイハツ タントカスタム
ダイハツ タントカスタム

ダイハツ タントカスタム

 

安くはないタントカスタムの価格だが、総合力はダウンサイザーも納得のクオリティ

ダイハツ タントカスタム

 新型タントカスタムは、自然吸気エンジンを搭載したXとターボ仕様のエンジンを搭載したRSとが設定されていて、両方にスマートアシスト付きの“SA”の設定がある。試乗したのはRS“SA”のほうだ。

搭載されるターボ仕様のエンジンは、基本的にキャリーオーバーだが、47kW/92N・mのパワー&トルクは余裕十分といった感じ。軽量化を進める一方で、右側リヤドアのスライド化などによって960kgになった車両重量に見合った性能である。ちょっとアクセルを踏み込めば、ターボが効いて力強い加速が得られるのが良い。

タントのタイヤは基本的に14インチだが、ターボ仕様のエンジンを搭載するRSだけは15インチになる。むやみにタイヤを大きくするのは必ずしも歓迎しないが、しっかりした味付けと乗り心地を持つシャシーと合わせた操縦安定性を考えると、15インチタイヤの良さも納得できる。

新型タントでは、ターボ車も4WD車も、4WDのターボ車も全部含めてエコカー減税の免税が適用されるようになった。ターボの2WD車の26.0km/Lの燃費はスペーシアとも互角である。

タントなど、超ハイト系のカスタムには、登録車から下りてくるダウンサイザーも多いという。タントカスタムRSは、そうしたユーザーを満足させられるだけの走りの性能を持つ。価格は軽自動車としては相当に高めながら、性能や仕様を考えたら納得モノといえる。

ダイハツ タントカスタム
ダイハツ タントカスタム
ダイハツ タントカスタム

 

ダイハツ タント カスタム価格・燃費・スペックなど

ダイハツ タントカスタム

■ダイハツ タントカスタム価格
・Xカスタム 2WD 1,470,000 4WD 1,591,000円
・カスタム X“SA”2WD 1,520,000円 4WD 1,641,000円
・カスタム RS 2WD 1,580,000円 4WD 1,701,000円
・カスタム RS“SA”2WD 1,630,000円 4WD 1,751,000円

 

代表グレード ダイハツ タントカスタムRS“SA”
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 3,395×1,475×1,750mm
ホイールベース[mm] 2,455mm
トレッド前/後[mm] 1,300/1,295
車両重量[kg] 960kg
総排気量[cc] 658cc
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] 64PS(47Kw)/6400rpm
エンジン最大トルク[N・m(kg-m)/rpm] 42(9.4)/3,200rpm
ミッション CVT
タイヤサイズ 165/55R15
JC08モード燃費 26.0km/L
定員[人] 4人
税込価格[円] 1,630,000円
レポート 松下 宏
写真 編集部
ダイハツ タントカスタム
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ダイハツ タントカスタム

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(レポート:松下 宏

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