2.0Lディーゼルターボを搭載したフラッグシップSUV、XC90 D5登場
ボルボの頂点に位置する優雅なプレミアムSUVがXC90である。豊富なラインアップを誇るが、待望のクリーンディーゼルを積む「D5」が仲間に加わった。
搭載するエンジンは、日本には初のお目見えとなる2.0Lの直列4気筒DOHCディーゼルターボだ。パワースペックは173kW(235ps)/480N・m(49kg-m)と、ガソリンエンジンのターボ車と遜色ないレベルにある。トランスミッションは最新の電子制御8速ATを組み合わせた。
効果絶大なパワーパルステクノロジーを搭載したXC90 D5
XC90 D5に搭載されたディーゼルエンジンは、低回転からパンチのあるトルクを発生するが、ドライブEを名乗るボルボの最新ディーゼルは「パワーパルステクノロジー」を導入し、アイドリングの上の回転域からパワーとトルクが出るように工夫されている。
エアコンプレッサーによって圧縮し、蓄積した空気を排気タービンに送り、極低回転から強制的にターボを素早く回すパワーパルステクノロジーの採用により、瞬発力は鋭い。
アクセルをグッと踏み込み、その踏み込み量が36%を超えると2速ギアまではパワーパルステクノロジーが働く。この機構が働くのは2000回転以下、速度は30km/hに限定されるが、効果は絶大だ。停止から100km/hまでの加速は0.5秒も違うという。
4WDシステムを採用していることもあり、トップグレードのD5インスクリプションの車重は2.1トンに迫る。だが、発進直後から力強くパワーとトルクが盛り上がり、気持ちよくスピードを乗せていった。その稼働フィールは電動モーターの力強いトルク感に似ている。
さすがに、アイドリング時に窓を開けると、ディーゼルエンジン特有のガラガラとしたノック音が耳に届く。だが、窓を閉じてしまえば一気に静かになった。加速時もそれほど耳障りと感じない。
ディーゼルとは思えない高い静粛性
圧巻はクルージングだ。知らされていなければ、ディーゼルエンジンだと分からないだろう。それほど静かで快適だ。高速クルージングだけでなく、街中の走りでも快適だった。日本は軽油が安いので、多くの人に受け入れられるだろう。
XC90 D5は、4WDを採用しているが、通常は前輪を駆動する2WDになる。だが、ハンドリングは安定志向にしつけられ、コントロールしやすい。標準のサスペンションに加え、電子制御サスペンションも用意されているが、どちらも初期モデルより乗り味はよくなっていた。
ハンドリングは正確さを増し、乗り心地もよくなっている。ただし、足元から微振動が伝わることもあるし、20インチタイヤはワインディングロードでちょっと足がばたついていると感じる場面があった。これが惜しい。
ボルボXC90 D5価格
・XC90 D5 AWD Momentum 8,590,000円
・XC90 D5 AWD Inscription 9,440,000円
ボルボXC90 D5ボディサイズ、燃費などスペック
代表グレード:XC90 D5 AWD Inscription
ボディサイズ 全長4,950×全幅1,960×全高1,775mm
ホイールベース 1,775mm
車両重量 : 2,110kg
乗車定員 :7名
エンジン種類 :水冷直列4気筒DOHC16バルブ(インタークーラー付ターボチャージャー)ディーゼル
最高出力 :173kW(235ps)/4,000rpm
最大トルク :480Nm(48.9kgm)/1750-2,250rpm
WLTCモード燃費 13.6㎞/L
トランスミッション :電子制御前進8速A/T
駆動方式 :電子制御AWDシステム
サスペンション前:後 ダブルウィッシュボーン:マルチリンク
タイヤサイズ 275/45R20
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