MINI、ジュネーブショーでスタディ・モデル「MINIロケットマン・コンセプト」を世界初公開 [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【ミニ】2011/02/28

ダブル・ヒンジ式のサイドドアに、引き出せるテールゲートなどアイデア満載

MINI ロケットマン コンセプト 外観 画像
 MINIは、3月1日にスイスで開幕する「第81回ジュネーブモーターショー」で、スタディ・モデル「MINI Rocketman Concept(ミニ・ロケットマン・コンセプト)」を世界初公開すると発表した。
 MINIロケットマン・コンセプトは、全長3419mm×全幅1907mm×全高1398mmと、1959年に誕生した初代MINIに迫るコンパクトなボディが特長。サイドドアは、ダブル・ヒンジ式ジョイントを採用することで横方向に開くほか、シルと一体化することで、乗降性を確保した。3+1シーターとして、基本3人の定員だが、4人まで乗車可能。前席シートのほか、メーター・パネルも前後にスライドすることができ、多彩なシートポジションを楽しむことができる。またテールゲートは上下2分割式となっており、上側は高い位置まで大きく開きく一方、下側は引出しのように引き出すことができる。
 大型の丸型ヘッドライトは通常モデルを受け継ぎつつも、スタディ・モデル専用に開発。ハイビーム照射を行う中央のLEDユニットを、ロービームとして機能する独特なライト・リングが囲む。またルーフは全面にガラスを用いるとともに、ユニークな照明機能を採用。照明付きの補強材がユニオン・ジャックを描くようにデザインされている。
 このほか、カーボン製スペースフレーム構造などの採用で、燃費は100km走行あたりわずか3リッター(リッター当たり33.3km)に抑えたという。
 同ショーには加えて、2011年春に導入される新型2.0リッターエンジン搭載の「MINI Cooper SD」や、好みに合わせてMINIをカスタマイズできる新たなオプションシリーズ「MINI Yours」などを出展する。
MINI ロケットマン コンセプト ドア&ラゲッジ開き 画像
MINI ロケットマン コンセプト ドア開き 画像
MINI ロケットマン コンセプト フロント 画像


MINI ロケットマン コンセプト インパネ 画像
MINI ロケットマン コンセプト インテリア 画像
MINI ロケットマン コンセプト 照明オン 画像

MINI ロケットマン コンセプト サイドビュー 画像

【関連記事】

(レポート:CORISM編集部

【オススメ記事】