【MINI ONE(ミニ・ワン) 試乗記】回生システムやアイドリングストップでエコ度がさらにアップ[CORISM] [CORISM]

はてなブックマークに追加 Googleブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録
【ミニ】2010/08/10

ワンの排気量アップで乗りやすくバランスのいい走りに!

BMW ミニ エコステッカー
 巨大なクロスオーバー(本国ではカントリーマン)でWRCに参戦することが発表されるなど、相変わらずトピックスは多いミニ。BMWの絶妙なコントロールには意表を突かれるが、エコという点でも確実に進化している。マイナーチェンジが実施され、まずワンの排気量を1.4リッターから1.6リッターへとアップしたり、クーパーの制御変更、クーパーSではバルブトロニック装備など盛りだくさん。今回はワンに試乗したのだが、パワー的には3馬力アップながら体感的には十分で、さらに乗りやすくなったし、元々シャーシのほうが勝っているから、これでバランスがちょうどよくなった感じ。アクセルを強く踏み込まなくても前に出てくるので、排気量アップ自体も省燃費に貢献しているかもしれない。さらに、BMW独自の回生システムを採用。ブレーキング時のエネルギーで発電し、充電系への負担を減らしている。そして一番のトピックスはMT仕様にアイドリングストップが付いたこと。
 MTだけというのが、アイドリングストップ花盛りの日本から見た場合に物足りないというか、正直なところ「なぜATにも付けないのか?」と思ってしまうが、日本車だってちょっと前までMT仕様のみだった時期もあったので、まぁ、初めの一歩として考えればいいだけ。燃費的にはワンとクーパーで約19%アップ。クーパーSに至ってはなんと33%アップというから、効果絶大だ。
 実際に乗って体験してみると、信号待ちなどでシフトをニュートラルに戻すと、ストップ。スマートのように手前から走行中に止まることはないので、変な違和感はいきなり乗ってもない。それで再発進するときにシフトを入れようとクラッチを踏みはじめるとブルンとかかる。一発でかかるので、心配になったり、違和感を抱いたりもせず、普通に操作をしていればアイドリングストップの恩恵に預かれる。人的な操作をセンサーにしていると言ってよく、だからまずは仕組みがシンプルなMT仕様のみということもあるのだろうが、今後のAT仕様への拡大が楽しみではあると評価したい。
BMW ミニ フロントビュー
BMW ミニ リヤビュー
BMW ミニ インテリア

個性的なエクステリアデザインはそのままに、中身は大幅に進化した。大きなセンターメーターなど、インテリアもミニらしさにあふれている。

BMW ミニ 1.6リッター エンジン
BMW ミニ 走り
BMW ミニ 走り

ワンのエンジンが1.4リッターから1.6リッターへと排気量アップ。これにより、ゆとりあるバランスのいい走りが楽しめるようになった。アイドリングストップ(MT車のみ)やブレーキエネルギー回生システムなどで燃費が大きく改善され、エコ度がアップしたのがトピック。

代表グレード ミニ ワン(6速AT)
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 3700×1685×1430mm
車両重量[kg] 1170kg
総排気量[cc] 1598cc
最高出力[ps(kw)/rpm] 98ps(72kW)/6000rpm
最大トルク[N・m/rpm] 153N・m/3000rpm
ミッション 6速AT
10・15モード燃費[km/l] 16.6km/l
定員[人] 4人
税込価格[万円] 230.0万円
発売日 2010/5/11
レポート 近藤暁史
写真 オフィスマッシュルーム

【関連記事】

(レポート:近藤暁史

【オススメ記事】