BMWは「ミニ」シリーズ初のクロスオーバーモデル「ミニ クロスオーバー」を設定し、来春にも国内導入すると発表した。これはミニ シリーズで4番目のモデルで、ミニ初のクロスオーバーモデルだ。さらにミニ初の4ドアモデルであると同時に、オプションで4WDが選べるのも今までにはない特徴といえる。
　新型ミニ クロスオーバーは、すでに本国では「ミニ カントリーマン」として発表されているが、日本仕様は独特なキャラクターをより強調するためミニ クロスオーバーという独自のネーミングが与えられた。
　インテリアでは従来のセンターコンソールに代わり室内を前後に伸びる「MINIセンター・レール」を採用。これは小物入れやドリンクホルダー、そして外部オーディオ機器を装着できるようになっている。世界でも例のない装備で、使い勝手を高めてくれるのは間違いない。シートは4つの独立したタイプが標準だが、3人がけのベンチシートもオプションで用意される。
　ミニ クロスオーバーの気になる日本導入時期だが、今のところ来年の春頃を予定している。詳細なモデルバリエーションや価格、仕様などは未定だが、恐らく300万円台後半から400万円台前半程度になるのではないだろうか。

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