BMWは2012年2月12日に新型BMW3シリーズを発売する。6世代目となる新型3シリーズは、ボディサイズは先代と比べ、フロント+ 37 mm、リア + 47 mmとワイドトレッド化。また、全長も拡大（+ 93 mm）およびホイールベースの拡張（+ 50 mm）された。このサイズアップによって、特に後部座席の空間が広がった。

　注目のエンジンは、直噴直4の2Lターボエンジン。このBMW328iに搭載されるエンジンは、2Lながら245馬力を発生し、トルクは350N・mと3.5L並のトルクをもつ。このエンジンはEUの測定で6.3L/100km（約15.9km/L）となっている。8速ATが組み合わされる。

　エンジンのマネジメントは、コンフォート、スポーツ、スポーツプラス設定のほか、ECO PROモードにより低燃費な走行がサポートされている。走りを楽しむ時以外は、ECO PROモードで低燃費化することができる。

　また、将来的にはBMWのハイブリッド、ActiveHybrid 3（アクティブハイブリッド3）の導入も予定されているという。BMWは、トヨタとリチウムイオン電池の共同開発や、トヨタへのディーゼルエンジンの提供などで合意している。今後出てくるActiveHybrid 3もトヨタの技術が入っているのかも注目されるだろう。

■トヨタ、BMWが環境技術で協力関係構築に合意！ リチウムイオン電池を共同開発、ディーゼルエンジンはBMWがトヨタへ供給