左ハンドルは危険だが、輸入車の選択肢が減るのはクルマ好きにはマイナス
いつも私のブログをご愛読頂き、ありがとうございます。皆様のコメントは、ほかの評論家の方々のブログも含め、興味深く拝読しております。とても勉強になります。重ねて御礼を申し上げます。
ここでは頂いたコメントに対する補足説明をさせて頂きます。掲載の順序は前後しますが、今回は左ハンドル車について。同様のテーマで大先輩の松下宏さんも執筆され、いろいろなコメントを頂いております。私が左ハンドル車について意見を述べたのは、危険だと言われながら、具体的に記述された記事などを目にしたことがなかったためです。そこで自分の経験を元に、なるべく多くの項目を取り上げようと考えました。
かつて私は、初代ゴルフがモデル末期に設定したGTDと呼ばれるディーゼルターボ車(中古)に乗っていたことがあります。それまで所有していたクルマはガソリンエンジンを積んだ国産の後輪駆動車。初代ゴルフGTDに乗れば、輸入車・左ハンドル車・ディーゼル・ターボ・前輪駆動と、さまざまな初体験ができます。左ハンドル車がどの程度危険なのかを詳細に知る目的もあって購入しました。
全幅が1610mm程度の小さなクルマでしたが、先般の原稿でも指摘したように、大きな交差点の右折は怖かったです。最後まで慣れることはありませんでした。日本で左ハンドル車が危険を伴うことは、間違いありません。そこは読者の皆様も、同じだと思います。海外のメーカーが日本でクルマを売るのであれば、右ハンドル車を設定し、違和感なく使えるように改善を重ねるのは当然です。
また、日本で左ハンドル車を所有するのであれば、危険が伴うことを認識し、注意深く運転して頂きたい。そのために8つの危険を挙げました。
ただし、左ハンドル車を全面的に禁止すべきだとは思いません。理由は「日本で購入できる輸入車の選択肢が狭まる」という一点に尽きます。
例えば大排気量のV型8気筒エンジンを積んだアメリカ車。今は不人気で、2008年モデルを輸入したら売れ残り、翌年は輸入を断念して、2010年モデルで再開したような例があります。メーカーが右ハンドル車を設定すべく可能な限り尽力するのは当然ですが、採算が取れず、左ハンドル車を禁止した結果、これらの車種を買えなくなったのではクルマ好きにとって寂しい限りでしょう。
すでに生産を終えた古い海外メーカーのクルマもあります。横滑り防止装置はもちろん、4輪ABSやエアバッグすら装着されていない危険なクルマといえますが、愛好家にとっては代え難い存在です。
漫然と使ってしまう危険性を問う
頂いたコメントの中には、住環境を指摘するご意見もありました。左側でしか乗降できない場合もあるでしょう。ミニバンや軽自動車にはインパネシフトを採用し、前席で左右に移動できる車種もありますが、セダンやクーペに乗りたいとなれば、左ハンドル車を検討するケースも生じると思います。
いずれもごく少数のニーズですが、ユーザー本人にとっては重要な、あるいは深刻な問題です。そこまで左ハンドル車を強く求めているのであれば、危険が伴うことを認識された上で、運転されるのが良いと考えます。
ならば、左ハンドル車は危険なままで良いのか。
この対策として、読者の方から貴重なコメントを頂きました。「フロントカメラを装着するなど、死角を補えるような装備を採用したらどうか」というご意見です。カメラやモニター画面の設置場所など、研究や開発を重ねる必要はあると思いますが、非常に建設的な考え方です。視線の位置が高く、ボディの側面や後方の死角が大きなミニバンには、すでにさまざまなモニターが装着されています。これを左ハンドル車に応用する手はあるでしょう。機会を見つけて、インポーターに提案してみます。
左ハンドル車は危険なクルマですが、ボディが重く高重心のSUVやミニバンも、低重心で軽いセダンなどに比べると、旋回や制動性能、危険回避の能力が劣ります。別項で触れた外観デザインを優先させた視界の悪いクルマも同様です。
私が最も心配するのは、危険が伴うことを知らずに、漫然と使ってしまうこと。そこでコリズムのブログを始めました。
危険を承知した上で、敢えて選択するのであれば、その判断は尊重すべきだと考えます。安全に配慮して使うと思えるからです。漫然と使うのに比べれば、大幅に危険を減らすことが可能になります。
そして先に挙げた左ハンドル車のモニター設置のような、「ユーザーのニーズを満たした上で、いかに安全性を高めるか」という対策を前向きに考えて実践していくことが大切です。
今後とも、いろいろなご意見を頂ければ幸いです。何卒、宜しくお願い致します。
コメント
はじめまして。
私は現在ルノーメガーヌRSに乗っています。
正に、「インポーターの戦略で左ハンドルしか輸入されない」車種です。
個人的には、イギリス仕様の右ハンドルが正規輸入されていれば、そちらを買ったと思います。
これまで、左ハンドルは乗った事有りませんでしたし、しかもMTですし、日本でどちらが安全で便利かと言われれば右ハンドルでしょうし。
でも、惚れ込んでしまったもので。
ただ、乗り始めて「右手でシフトチェンジ」が殊の外しっくりくる事を発見し(個人差はあるでしょうが)、違和感は直ぐになくなりました。
その上で、安全性を鑑みて、死角軽減モニターを取り付けました。
右のサイドミラー付け根前後にCCDカメラを埋め込んで、ルームミラー横のモニターに写すようにしたんです。
スイッチで前後切り替えが出来ます。
これで、仰っているような死角は、かなりカバー出来たと思います。
しかし、そもそも無理な追い越しはしませんし、右折の時にもしっかり確認して曲がります。
以前より安全運転になったと思います。
左ハンドルの副次的なメリットかもしれませんね。
はじめまして。
私はSLK(R170)の230に昨年末まで乗っておりましたが、事故に巻き込まれ廃車、LHDのSLK32を中古で購入しました。元来、安全面から絶対右ハンドル信奉者でしたから、購入に際してはすごく抵抗がありました。
実際乗ってみて、やはり後悔です。死角を少なくするために、ドアミラーをワイド化するなどしていますが、走っている時の気の使い方は右ハンドルの比ではありません。特に狭い2車線の道路では、飛び出し、対向車に気を使い、正直苦痛です。まだ1000KM程度しか走ってませんが売ろうかと考えています。同じ車に乗ってハンドル位置でここまで違うとは思いませんでした。
ドイツ、アメリカ等右側通行の国は10万キロ以上走りましたが、やはり交通法規に従ったハンドル位置が、安全だと考えています。
イギリス仕様は右ハンドルなのに、なぜ右ハンドルを導入しないのか、インポーターの考えが理解できません。
左ハンドルに乗られる方はご本人に自由ですから、構いませんが、外車=左ハンドルというステータスが日本にまだ残っているならば、それは悲しい事ですね。
ちなみにもう一台の車は右ハンドルの今人気のドイツ車(ワゴン車)ですが、本当に疲れず、いい車だと思っています。
右ハンドルが正解ですね。日本は。
最近、ルノーのウィンドを見て必要もないのに車の所有欲に駆られていました。
今までは家族の国産車やレンタカー等右ハンドルでしか乗ったことないので、
左ハンドルについてはどんな感じなのかは分かりません。
そんな私が「危険な左ハンドル車~」からの記事とすべてコメント含めて読んだ
感想として、左ハンドル車を買うのは止めようかと思ってます。
漠然と感覚が違うだろうなと思っていましたが、具体的にココが危険と指摘し
それに対する賛同意見があるということは少なからず正しいのだろうと。
気をつければ問題ないとか慣れという意見もありますが、逆に言えば慣れないと
危ないとか余計に気を使わないといけないと言うことかと。
メーカーやインポータの事情や戦略については、素人故わかりません。
ただ初めて自分の車を購入する私にとって躊躇しますし、乗ったことのない左ハンドルは
無理かなと思わされました。ルノーウィンドの値ごろ感がちょうどよかったのですが、
左ハンドルだったので迷ってました。右だったら買う気満々だったのですが…。
月一程度しか乗らないことを考えると、他の車は高すぎるか魅力がないかのどちらかで
しばらくはカタログを眺める日々が続きそうです。
(SLKとかいいですが、この半額で走らせて楽しそうな車があればいいのに)
はじめまして
私も最近ルノー車に強い魅力を感じ、元々左ハンドル設定しかないのと現地オリジナル同等の車に乗れるなら尚良いのではと思い見積もりまでお願いしていました。
ちょうどそのときこの記事を拝見し、なるほどと考えさせられることが多々ありました。友人も左ハンドル設定のみの車を買おうとしていたのでこの記事を読ませてよく2人で考え結局ルノー購入をやめにすることにしました。
購入前にこの記事に出会えて幸運でした。周りに左ハンドル購入希望者がいれば危険性について説いていこうと思います。
はじめての自分車が迷走中さんやハンドルは右さんが、左ハンドルのルノー購入を見送ったことは、見識だと考えます。
私自身は左ハンドル車を容認する意見を持ち、実際に左ハン車も右ハン車と並行して所有していますが、「どうしても」なこだわりがない限り、右ハンドルの方がよいに決まっています。
中には「左ハンドル排除」などと、私に言わせれば急進過激派としか思えない主張を展開する人がいて、それは違うだろうと申しているだけです。
ルノーが一部モデルを左ハンドルのみしか日本へ導入しない理由は、わりと最近までは、右ハンドル化の出来栄えがあまりにも悪い例が多く、ユーザー側にその先入観が染みついている、そして、実際には最新のルノーの右ハンドルが問題のないクオリティに達していても、メーカーやインポーター自身が、日本のユーザーにそれを認めてもらえる自信がない、という一面があると推察します。過去に散々裏切ってますからね。
絶対的な走行性能で日本車やドイツ車を圧倒するワケでもなく、高級ドイツ車のような記号性もない、ルノーのスポーツモデルなどを買う人は、たいがい相当な拘りを持つマニアで、とにかくウルサイのです。
私はルノー車を所有したことはありませんが、知人友人を見る限り例外なくそう(笑)
少数派だが非常識とは思わない様
こんにちは。
ルノーが最近になってメガーヌやトゥインゴ・ゴルディーニ、ウィンドなど左ばかり入れるようになったのは、単純に「差別化」が目的だと思います。欧州日産出身の現COOが、すでにそのような発言をしています。曰く「エンスージアストとのために左ハンドルを」・・・
右ハンドル仕様に自信が無いから左にした、というのは無いでしょう。なぜなら今までトゥインゴGTやルーテシア・ルノースポール、ルーテシア・ゴルディーニRSを右ハンドルで入れていたのですから。
ここからは個人的な憶測になりますが、今のルノージャポンCOOは、スポーツモデルに関し、いわゆる「エンスー」だけを相手に商売することにしたのかもしれません。それならば、大ヒットは無くても一定の需要には確実に応えることが出来ますから。大きな需要に応える体制を取るよりも、ある意味、堅実な商売かもしれません。ただ、だとしたら、正直つまらない話だと思いますが・・・右ハンドル仕様が欲しい「エンスー」は無視ですからね。右のルーテシア・ゴルディーニRSなんて即完売だったのに。
ご愛読頂き、有り難うございます。渡辺陽一郎です。アジアン・ラクーンさんのブログ、拝読致しました。これは凄いですね。感心致しました。ルノージャポンは、このような工夫をお客様にさせてはいけません。ディーラーオプションなどで、適正な価格で設定すべきでしょう。メーカー、ユーザーともに左ハンドル車に思い入れがあり、輸入するのであれば、デメリットに対するフォローは不可欠です。
それにしても、左ハンドル車に関する話題が、ここまで盛り上がるとは思いませんでした。皆様の見識、豊富なアイデアには、本当に感心致しました。私も、もっと勉強せねばなりません。
今後とも、宜しくお願い致します。
松下宏さんが別のページで「左ハンドル車を排除せよ」を主張されており、やはり私もこれは極端な意見だと思います。とはいえ、私は左ハンドルに関しては極めて否定的です。私も、かつては左ハンドル車に乗っていました。免許を取り、初めて自分のものにした車は、知人から安価で譲ってもらった左ハンドルの初代フォード・プローブでした。その経験からしても明らかに右が良い。理由は多岐にわたりますが、まとめると「日本は左側通行だから」になります。
しかし、禁止すべきかどうかは、これは消費者の選択を狭めるので反対ということになります。これは渡辺陽一郎さんや他の方と同意見です。
ただ、渡辺さんが書かれたこの記事を読み、個人的にも考えてみました。そこから問題が見えてくるような気がしたためです。
「日本で左ハンドルを禁止したらどうなるか?」
まず我が国に輸入されるモデルのうち、どのくらいが左ハンドルなのか。ずいぶん前になりますが、新聞記事で「日本に輸入される自動車のうち右ハンドル車は8割」という文を読んだ記憶があります。単年度の輸入実績がそのくらいだったという。現在はどうか?と思い探してみましたがそんなデータは見つかりませんでした。どなたか、正確なデータをご存じないでしょうか?たぶん今では8割超か9割くらいでしょうか?仮に右がそのくらいだとすると、残りの1割程度のうち、どれだけが「左でなければ絶対ダメな車なのか」ということになると思います。つまり左しか作っていない車。
左しか作っていない車・・・
まず北米ビッグスリー(なかでもGM、フォード)。それから左しかない、BMWやメルセデスベンツのハイブリッド車。それからメルセデスの四輪駆動モデルくらいでしょうか。他にはスーパースポーツの一部スペシャルくらい?それからランチアが今も左のみだったはず(イギリス再上陸計画はどうなったのでしょう?)。他には名の知れた車は無いと思います。
北米GM・フォードに関しては、もともと輸出を想定していない車がほとんどですので仕方ないですね。多くは、あくまで北米の「ドメスティックモデル」ですから。クライスラーは違いますか。クライスラーは、昔から欧州のメーカーを吸収し連携もしてきたメーカーですので(弱者連合と揶揄もされましたが)、国際的な視点が強いのかもしれません。 欧州メーカーも、左しか無いモデルは仕方ないですね。
これらのモデルが選べなくなるのなら、やはり「左ハンドル車を排除せよ」という意見には反対せざるを得ないでしょう。なお、古い車は別枠で。現在の安全基準も、古い車は対象外です。
問題は左が積極的に選ばれたり、右があるのに左しか入ってこない車種。事実上、これが1割の大半を占めていると思います。これはなんだろう?と言うことになります。これが禁止され、右に乗るしかないとして、それらの車のユーザーは一体何が困るのか?
(1)高級車
これ、未だに左が好まれるケースがあるのは否定できないでしょう。「ステータス」「差別化」あとは「昔からの慣れ」。ゲレンデヴァーゲンやGL、12気筒モデルや一部AMGなど、メルセデスの上位モデルで右があるにもかかわらず左しか設定されてないのはそれを端的に表しています。これは、明らかな販売戦略(差別化)です。最初に松下さんの記事のコメントに書いたのですが、「S600は特別なので」という営業トークのため。それ以上のものではない。安全性の追求で知られるメルセデスは、残念ながら日本での販売についてそれを最優先せず、販売戦略を優先していると言うことです。もっともこれは日本法人の問題でしょうけど・・・ ユーザーがステータスから左を好むのは自由としても、メーカーがそれに媚びを売るのはいかがなものかと思います。そういえば、ロールスロイスやベントレーも多くが左で購入され、これも「ユーザーの慣れ」が理由だそうですね・・・
これらは「なぜ右じゃダメなの?」と不思議でたまりません。差別化にしても、内外装を個性的に仕上げた方がよっぽど良い・・・と思うのですが。
(2)車の完成度から、ユーザーが左を要求するケース。
これ、どうなんでしょうか。このケース、今現在では、実はかなり減っていると思います。もちろん左の方が良いというモデルは皆無ではなく、それを理由に左を選ぶことは尊重されるべきです。今だにダメなのはPSAの車種?(以前と比べたら良くなったのでしょうか) でも実際は販売戦略優先で左オンリーの車種がある。右がどうかと思っても、確認も選択も出来ない。で、仕方なく「左の方が良いに違いない」という思いで左を選ぶケースが多いのではないでしょうか。
(3)フェラーリやランボルギーニなど
これら一部のスーパースポーツでは我が国では左が常識になってますが、これも「実は右でも問題なかった」というケースが多いかも。アウディはR8に右を導入しましたが、兄弟車のガヤルドが左でなければダメ、ということも無いはず。この辺は縁がないので想像ですが(笑) でも、一昔前はポルシェなんて左ばかりでしたが、最近はずいぶん右も増えましたよね。まぁ右のフェラーリなんて下取りがいかにも低そうです。つまり日本独特の事情ということでは。
こうしてみると、日本での「左ハンドル」議論は、いかにも日本独特のローカルなものであるように思えます。「ステータス」「イメージ」「差別化」「慣れ」「下取り」・・・
なんだか、この問題って、日本での輸入車の裾野を狭めているだけのように思えます。禁止かどうか以前に、これが日本における輸入車の、一種独特な立ち位置の、極めてシンボリックな面として強調される。「ガイシャ」という言葉と「左ハンドル」というわかりやすいシンボル。こんな議論、輸入車を買わない人から見たらコップの中の嵐、もしくはおもしろおかしいネタに過ぎない。そもそも日本で買おうと思っているのにまず右ハンドルの有無が問題になるなんて。日本車から輸入車に乗り換えようとする人からは「いったい何をやっているのか」と思うでしょう。私は輸入車が大好きなので、こんなことが話題になる我が国日本の輸入車マーケットがちょっと悲しくなりますね。
私は、輸入車は基本的に右で入れて、左が欲しい人は何らかの形で左を手に入れる、というのがあるべき姿だと思います(並行車、正規物の特別注文など)。ルノー・ウィンドのような、まさに入門輸入車としても受け入れられそうな車こそ、右で入れずにどうするのか、と思うのですが・・・ 繰り返しますが左ハンドル車を規制する必要などありません。しかし現状では、未だに左ハンドルの商品性を信じるインポーター、そして一部ユーザーのせいで、物心両面で輸入車への壁(規制)を自ら作っているように思えるのです。そしてその壁は、左ハンドル車に余計な邪心無く乗っている方に対しても、ある種の偏見につながっているようにも思えます。
左ハンドルは左ブラインドコーナーでの見通しの悪さが致命的です。
追い越しでも前がトラックだと右ハンドルならちょっと車を右にだせば
見えますが左だとその程度では見えません。
こんな危険冒してまで、乗りたくはないですね。
もし、左ハンドルの車にぶつけられたら本当に腹立たしいと思います。
それでもどうしても左ハンドルに乗りたいなら税金や保険で割り増しなど、
相応の負担がほしいですね。
本当は原理主義といわれようがオーストラリア並みの規制を求めたいですがね。
あちらではフェラーリも右ハンドルです。
今回の左ハンドルに関する記事に関して非常に興味深く拝読させて頂きました。
私も昔から日本における左ハンドル車の危険性に関しては感じていました。
渡邉様の今回の記事がきっかけでこの問題がきちんと議論されるべきだと思いますし、
問題提言として非常に有意義な記事であると思います。
しかしながら、「左ハンドルは危険だが、輸入車の選択肢が減るのはクルマ好きにはマイナス」と
言う考えには全く賛同できるところがありません。
「左ハンドル車が生じさせる危険と比較すれば、些細なメリットにすぎない。」と述べながら、
ある意味安全性より車好きの自己満足のためには仕方ないというような考えと思われる
意見を述べるのは自動車評論家としてあるべき姿ではないと思います。
「ただし、左ハンドル車を全面的に禁止すべきだとは思いません。
理由は「日本で購入できる輸入車の選択肢が狭まる」という一点に尽きます。」
というように、その一点だけで、安全性と選択肢を天秤にかけて判断してよいのでしょうか?
今回の左ハンドルの記事に関しては非常に共感できましたが、この部分だけに関しては、
全面的に反対したいと思います。
今度もこの問題に関しては提言を続けていって頂きたいと思います。
私は今年で運転歴37年目になりますが、7年前から左ハンドル車に乗っています。最初の左ハンドル車はルノー・ルーテシアRS(先代モデル)、そして現在の愛車はルノー・メガーヌRS(先代モデルの3ドア)で、いずれもイギリス仕様で右ハンドルがあったにもかかわらず、ルノージャポンが左ハンドルしか輸入しなかったモデルです。
それまでずっと右ハンドルの国産車に乗っており、そしてルーテシアRSの前はアルファロメオ145でしたが、これも右ハンドルでした(ただしいわゆる「出来の悪い」右ハンドルでしたが)。
私はもともと「左ハンドルこそが輸入車のステイタス」みたいな考えは全く持ってなかったし、「日本で乗るならば、交通インフラが左側通行で右ハンドル用に出来ている以上は、輸入車であっても基本的には右ハンドル車がベター」だと思っていました。ただしその理由は主に実用面での不便さという懸念であり、安全性についてはほとんど意識していませんでしたが。
そんな「右ハンドル派」だった私が、(当時は)左ハンドルしかなかったルノー・スポールを選んで、現在も乗り続けている理由は、「試乗したら惚れてしまって、(左ハンドルに不安はあったが)どうしても欲しくなったから」です。その思いが、初めての左ハンドルへの不安や実用面で懸念される不便さを上回って、私に「左ハンドル童貞」を卒業させる後押しをさせることになり、更にはクルマ選びの際に、それまでに自分にはなかった「左ハンドル車」という選択肢が加わる結果にもなりました。
(メガーヌRSについては5ドアは右ハンドル、3ドアは左ハンドルだったのですが、私としてはデザイン的にどうしても3ドアが欲しかったので結果的に左ハンドルになりました)。
そして左ハンドル歴7年となった現在でも、前述の「日本では右ハンドルがベター」という考え方は変わりません。ただしそれは主に実用面での理由によるもので、左ハンドル車は実際に所有してみると、やはり日本では相当に不便で実用的ではないことは、日々実感しています。
しかし実用面での不便さはともかく、安全面では果たして松下氏や渡辺氏が指摘するほど「左ハンドルは危険」なのでしょうか?少なくとも私の実感としては、左ハンドルゆえの「不便さ」は感じても、「危険」についてはほとんど感じたことがありません。
もちろんクルマという、場合によっては「走る凶器」となる可能性のある存在を操作している以上、安全は最優先されるべきなのは論を待ちません。具体的には一般道での路線バスなどの追い越しや、交差点での右折には右ハンドル以上の充分な注意が必要なのは実感として理解できるし、実行しています(だって実行しないと安全にきちんと走れませんからね)。
しかし日本で左ハンドル車を使用するにあたって宿命的(物理的)につきまとうとされる視界面での不利さなどは、そのクルマのデザインや車体サイズに左右される面もあろうかとも思いますし、充分な注意とともに、いい意味での「慣れ」で解消できる面も多いのではないかと感じます。
クルマの運転に限りませんが、人間の「慣れ」とか「経験」「学習(能力)」は馬鹿に出来ないもので、「習うより慣れろ」とはよく言ったものだと思います。
たとえば極端な例かもしれませんが、日本でたまたま運転免許を取ってから左ハンドル車にしか乗ったことがない人がいたとしても、その人は(最初は教習車との違いには戸惑うかもしれませんが)「左ハンドルだから危険」などとは特に意識することもなく、左ハンドル車の運転環境に慣れ順応していって、問題なく安全運転できるようになるのではないかと思います。
もちろん自分では気づかないうちに他車に気を使わせたり、危険な目に合わせているという可能性もなしとはしませんが、それはハンドル位置以前の問題ではないでしょうか?
日本で左ハンドルを使用することにおける「安全性」については、右ハンドルより不利な面があることは否定しませんが、それを克服する、人間の持つ「感性」とか「環境対応力」(「慣れ」や「経験」の力)をもう少し信用してもいいのではないのか?というのが、いち左ハンドルユーザーとしての率直な意見です。
(そういえば、「できの悪い右ハンドル車」の典型だったであろうアルファ145の、劣悪なペダルレイアウトやスポンジーなブレーキタッチなども、乗っているうちに「慣れ」てしまったことを思い出しました(笑))。
>まぁ右のフェラーリなんて下取りがいかにも低そうです。
>未だに左ハンドルの商品性を信じるインポーター、そして一 部ユーザーのせいで、物心両面で輸入車への壁(規制)を自ら作っているように思えるのです。
どの分野にも変な固定観念があり、それが本来あるべき方向性を歪曲しているのは事実。それが車の場合は「外車は左ハンドルじゃなきゃいけない」「スポーツカーは運転しにくくなきゃツマラナイ」といったところではないだろうか。
「一眼レフじゃないとカメラじゃない」というカメラユーザー然り(今は一眼レフに肉薄する画質のコンパクトカメラもあり、本当に一眼レフでないと駄目なパターンは稀少)。
「寝台特急は機関車牽引列車じゃなきゃダメ」という鉄道趣味人然り(今は電車でも十分静か)。
何十年も前の常識を未だに引きずり、現在の技術を省みず、思い込みで論じている例は多々ある。
勿論、内容を熟知した上で敢えて“古来の常識”の産物を選ぶのは個々の自由だ。だが、使いこなせるかどうか未知数な他人にまで、それらの高い、もしくは著しく使いにくい選択を強いるのはいかがなものかと思う。
hanaさん
> どうしても左ハンドルに乗りたいなら税金や保険で割り増しなど、相応の負担がほしい
左ハンドル車の事故率(警察の取扱件数ベースでも保険請求件数ベースでも可。保険請求金額ベースは、修理単価の高くなりがちな輸入車が不当に不利になると予想されるため、納得できない)が、右ハンドル車のそれに比べて、統計学的有意差をもって高ければ、当然、hanaさんが仰るとおりにすべきでしょう。
逆に、明らかな統計学的有意差が認められない(右でも左でも学問的に大して変わらない)場合、断じてそのような「いじめ」を行うべきではないと考えます。
「医者の不養生」という言葉があるように、安全上有利(右ハンドル)だから必ず事故率が低いか、といえばそうとも限らず、逆に不利(左ハンドル)だから必ず事故るワケでもない、ような気がするのですが・・・
恣意的な分母の操作等の一切ない、きれいな統計データが、どこかに公開されていないですかね?
私は、統計学的有意差なしだろうな、と推測しています。根拠は任意保険。
左ハンドル車でも、型式不明とかでなければ大抵の会社が引き受けてくれますし、左ハンドルを理由にした保険料の割増も、きいたことがありません。私が契約している会社は、ハンドル位置は告知事項にすら、なっていません。営利活動なのだから、左ハンドルを危険と断じるに足る「実績」がもし過去にあれば、保険料が高くなったり引受拒否となる筈ですよね。
私の場合、正直にいえば、他人や社会に迷惑をかけないためではなく、自分の大切な愛車に傷をつけたくない一心で、いつも気をつかいまくり遠慮しまくりで運転しています。動機はともかく、結果的に過去28年間、保険を使ったことは1度もありません。
「もし、左ハンドルの車にぶつけられたら本当に腹立たしいと思います」と感じる人がいる、それだけでは、左ハンドル車の所有者に対して、税や保険料の割増を検討する理由にならないと考えます。
もし貴殿(貴女?)が左ハンドル車に「ぶつけられ(笑)」ても、右ハンドル車が相手の場合と全く変わらぬ扱いで、相応の補償を受けて終わりにすればよいと思います。
外車好きですがさん
> 車は趣味である前に他人の人生を左右する凶器である
> 死角は確実に増える
いずれも貴殿の仰るとおり。では、左ハンドル車の実際の事故率はどうでしょう?
正答を私は知りませんが、右ハンドルと大して変わらないだろうという推測とその根拠は、先にhanaさんへのコメントに書いたとおりです。
右ハンドル化された輸入車の出来が、今も全車100点じゃないことは、事実だろうと思います。
古い話をすれば、四半世紀前には、右ハンドルのプジョー405が車両火災で問題になりました。右ハンドル化に伴う配管の設計変更に欠陥があったことが原因です。
また約10年前、日本仕様は右のみの某Bセグメント輸入車を試乗した時、ペダルのオフセットが大きすぎてブレーキとアクセルの隙間がほとんどなく、日本人丸出しの幅広足な私は、ブレーキ時に足がアクセルにも引っかかり、本当に死ぬかと思いました。辛うじて事故は回避できましたが・・・
後日、この車種の左ハンドル並行モデルを友人が買ったので運転させてもらったところ、全く問題なしでした。
レアなケースかもしれませんが、少なくとも上の2車種について私は、死角の不利を考慮してもなお、左ハンドルの方が安全で、他人の人生を左右する凶器と化すリスクは低いと判断しています。
現在では、右ハンドル化の品質改善がさらに進んでいるだろうと思いますが、法的規制(左ハン禁止)は、技術的問題が完璧にクリアされてから、その後さらに一定の年限を経てからでよい、というかそれが適切と考えます。
よって、現時点で左ハンドルの禁止を主張する論調には、賛成できません。
また、中古車については、半永久的に、オーナーの気が済むまで、車検証の更新が可能であってほしいものです。
アクセルとブレーキのペダル配置が現在と逆(!)の一部戦前車を、日本の公道で走らせることが今も許されているように。
左ハンドルノー乗り 様
> たとえば極端な例かもしれませんが、日本でたまたま運転免許を取ってから左ハンドル車にしか乗ったことがない人がいたとしても、その人は(最初は教習車との違いには戸惑うかもしれませんが)「左ハンドルだから危険」などとは特に意識することもなく、左ハンドル車の運転環境に慣れ順応していって、問題なく安全運転できるようになるのではないかと思います。
この1点は大いに気になりました。こいういう場合、「順応した」のではなく、単に「危険であることに気がつかない」ままであることが多いと思います。そしてそれに近いケースは現実に皆無ではない。時々見かける、不自然な動きをする左ハンドルの「おばちゃんメルセデス」・・・
まぁこれは車ではなく個人の問題ですかね。しかし、左ハンドルのデメリットを認識(克服)しないまま、なんとなく運転している人もいるのは事実ではないかと。
反感買うのを承知で敢えて反論 様
>どの分野にも変な固定観念があり、それが本来あるべき方向性を歪曲しているのは事実。それが車の場合は「外車は左ハンドルじゃなきゃいけない」「スポーツカーは運転しにくくなきゃツマラナイ」といったところではないだろうか。
まさにそうですね。なにごとも、その固定観念を利用して自らのマニア度をアピールしたり他との差別化を図ろうとする人が多いですね。輸入車に関しては、インポーターすらそれを利用している。どうも、ただの勘違いだろ?と突っ込みたくなるケースが多いです。
それでも、これは最近知ったのですが、フェラーリの輸入権がコーンズからフェラーリジャパン(メーカー子会社)に移行されてから、フェラーリジャパンは右ハンドル仕様の試乗車を用意するようになったそうです。また、出たばかりの自動車雑誌で読んだのですが、先日のランボルギーニ試乗会ではガヤルドの右ハンドル仕様がそろえられてたとか。スーパースポーツの世界でも変化が起きているみたいですね。インポーターや一部ユーザーはともかく、メーカーは「日本では右ハンドルが良い」と思っている証左でしょう(当たり前の話ですが)。
>だが、使いこなせるかどうか未知数な他人にまで、それらの高い、もしくは著しく使いにくい選択を強いるのはいかがなものかと思う。
ここもまさに同感です。どうも、それを押しつけてくるのは「マニア」を自称する人に多いですよね・・・
少数派だが非常識とは思わない 様
左ハンドル車の事故率について、任意保険の件は、あまり参考にならないように思えます。実際の事故率データのみが、保険料に反映されるかと言えば単純にYESではないようも思えるからです。たとえば、高齢ドライバーの事故率は非常に高いのが現状ですが、実際にそれを反映した料金体系をとっている保険会社はありません。今になってやっとその動きが出ているに過ぎません。また、地域別による事故率にも差がありますが、それを反映した保険会社もありません。もっとも、この辺は別の面からの反発が起きそうですが。
もちろん、左ハンドル車がそれと同じ・・・と言いたいわけではありません。ただ、イギリスでは、左ハンドル車の保険料が上がるのは確かなようです。
Coptic_Lightさま
>この1点は大いに気になりました。こいういう場合、「順応した」のではなく、単に「危険であることに気がつかない」ままであることが多いと思います。そしてそれに近いケースは現実に皆無ではない。時々見かける、不自然な動きをする左ハンドルの「おばちゃんメルセデス」・・・
まぁこれは車ではなく個人の問題ですかね。しかし、左ハンドルのデメリットを認識(克服)しないまま、なんとなく運転している人もいるのは事実ではないかと。
たしかにそういう「おばちゃんメルセデス」みたいな車に遭遇することはありますが、そういうドライバーはたとえ右ハンドルであっても、やっぱり不自然な動きをすると思うので、結局は個人の問題に帰結する面が多いのではないかと推測されます。
ただしそういうレベルのドライバーゆえ、左ハンドルのデメリットによって車がより不自然な挙動になってしまうことはあるでしょうね(そして本人はそんなことには気付いていない・・・そこが一番問題なのではありますが)。
そういえば、英国の「AUTO CAR」誌の日本版たる「AUTO CAR JAPAN」誌に載っている英国本国でのテスト記事を見ると、ポルシェもマセラッティもフェラーリもランボルギーニも、みーんな右ハンドルですね。でも私も確か関越道のサービスエリアで、右ハンドルのランボルギーニを見たことが一度だけあります。
左側通行の日本で、左ハンドルに乗っている人の車と、信号で並んだときや、その車の後ろに
ついて走行するとき、アナタが運転がうまいのか、上手くないのか、慣れているのか、慣れて
いないのか、そんなことは、知る好もない。つまり、そういう人種が日本の交通環境に交じっ
ていることを目撃した瞬間に「あの人は、運転大丈夫だろうか?」という余分な心配をするこ
とになる。それ自体がストレスである。
道路交通法上、その他の法律上、取締りの対象ではないから「好きな車に乗る」というのは
少々幼稚なメンタリティの持ち主であるといわざるを得ない。社会通年上合意されている基
本的ルール(日本;左側通行では右ハンドルに乗るという意味)が大人の採るべき態度という
ものであろう。
左ハンドルMT乗りです。
右折、追い越し時の視界の悪さなどありますが、
私の場合は、怖いので逆に、前の車との車間を取るなどの
無理のない運転が身に付きました。
一方、右ハンドルAT乗りさんの中には、
運転中に携帯を使われている方を
見かけることもしばしばあります。
中には、おにぎりを食べたり、
メイクをされている方も。。
ハンドル位置の差よりも、
個人の運転に対する意識の差のほうが
大きいのではないでしょうか?
グローバルにみると、左ハンドル国のほうが多いので、
右側通行国で、右ハンドルを規制する場合とは意味が異なります。
(国産右ハンドル車も、今や、左ハンドルで設計したものを、
イギリス、オーストラリア、日本仕様に変更します)
あと、ずっと将来になるかと思いますが、韓国と北朝鮮が統一されて、
大陸ハイウェーなどがプサンとかまで伸び、
日韓トンネルやフェリー輸送が一般的になった場合、
日本は、このまま左側通行を続けるのでしょうか?
右側通行に全面移行となった場合、
皆さんはどちらのハンドルを支持されるのでしょうか?
メーカーデザイナーさんのご意見は面白いですね。
日韓トンネルは、まだまだ先のことでしょうが、
これから生産・消費ともに自動車大国になるであろうインドが
国際戦略を考えて、左ハンドルに移行したり、
ドーバー海峡トンネルで陸続きになったイギリスが右側通行に変えるなど
ありえないこととは思いません。
そういう黒船は、予測より早くやってくることもしばしばです。
そうなると、日本だけが右ハンドルガラパゴスというのは、
国産メーカーにとっても首を絞めることになりますね。
あと、この問題は、今なぜ左ハンドル禁止を主張されるのか?
客観的に見つめなおすきっかけも与えてくれます。
日本が右側通行に移行した場合、次のような主張があると思います。
A: 右ハンドル車に乗り続けるのは危険だから、(数年の移行期間はあるとしても)
右ハンドル車を禁止するべぎである。
B: 経済的な理由や慣れの問題もあるから、左ハンドルを推奨していくにしても、
右ハンドルを全面禁止するべきではない。右ハンドルの旧車は許してもよいのでは。
Aを主張される方が、今、左ハンドル車禁止を唱えることは、理解できます。
しかし、Bのご意見をお持ちの方が、今、左ハンドル車を毛嫌いされるのは、
単に個人のご趣味の問題ではないかと思います。ご主張に矛盾が生じます。
日本が「右ハンドルガラパゴスになりかねない」とか(少数派を白眼視する議論は、死刑の賛否同様全く不毛)、
インドが近い将来左ハンになるとか(ほんとうにそうなら既に着手してないと手遅れだし、陸続きの東西隣国とは不仲)、
出来るかどうかも分からない日韓トンネルを自動車用にいずれ出来るかのように明言したり(建設が決定した中央リニア新幹線でさえ完成は30年も先だし、日韓トンネルよりずっと短い宗谷海峡でさえ勾配や防災対策上自動車用で建設は無理といわれる)・・・。
右ハン左ハンを語る以前に、「捕らぬ狸の皮算用」はやめるべきではないか?
確かに一理ある。
日本が右側通行になったとして、右ハンドルの旧車に乗れなくなるのは嫌だな。
左ハンドル嫌いだったが、自分のこととして考えると、全面禁止は無茶すぎる。
あと、自分が単に左ハンドル車を変な目で見ているだけで、
通行帯と逆ハンドルを嫌ってたわけではないことが良くわかった。
いろいろ悩んだ末、このサイトにたどり着きました。
これまではただ漠然と、左ハンドルに不安を抱いていましたが、
記事やみなさんのコメントを読み、
左ハンドルの運転で注意すべき点が明確になりました。
危険を知らずに左ハンドルを運転するのは、
批判されてもしかたがないと思います。しかし、
趣味性とか、安全面以外での批判はナンセンスと思います。
なので、そのような批判はあまり気になりません。
アルファの左ハンドル車を購入することにします。
もちろん、乗り出してから自分で気付いた点も
できるだけ安全側になるよう努力していくつもりです。
>反感買うのを承知で敢えて反論氏
コメントありがとうございます。
捕らぬ狸の皮算用の部分が多分にありました。
あくまで、仮定の話です。
日本が右側通行に変わった場合、
どのような主張を展開されるのか?
ご意見頂戴いただけるとありがたいです。
>左ハンドルMT乗り氏
なるかどうかも全く未知数なものを、主張のしようがない。
そりゃ国際的には右側通行左ハンのほうが主流なのだから、そうする事によるメリットも多々ある事は理解している。
しかし、スゥエーデンや沖縄が通行方式を変更した時の混乱からも分かるようにデメリットも少なからずあり、ましてや多額の費用が掛かるそれらの事業を、震災復興もまだ十分ではない今優先してやる事か?
他の記事でも述べたが、生活環境上右ハンでなければ困る人もいるわけだから、外車のメーカー/インポーターは極力右ハンを設定すべきだし、ましてや「あるのに日本に持ってこない」などというのは論外だと思う。
逆に、これも他の記事でも述べたが、左ハンでなければ困る生活環境の人も少数とはいえ確実におり、「左ハン全面禁止」には反対だ。
これは通行方式が逆になっても変わることはない。
最後に一点。
貴殿の場合は違うだろうが、大多数の(右ハンもある車種で)左ハンの外車を選ぶオーナーの購入理由は、出来の良し悪しとは無関係な「左ハンじゃなきゃ外車らしく見えなくてやだ」などという、およそ事故顕示欲一辺倒な、国産車オーナーを見下した理由だ。
「将来の右側通行化を見据えて」などという人間は殆どいないし、いるとしても明らかにその人間は先走り過ぎ。仮に右側通行になる事があるとしても何十年先。その頃にはその車は廃車の可能性大である。
わたしは、車は欧州車が好き。
日本車は主張がいまいちピンぼけしてる。
私たち女子をターゲットにした車種もあるけど
なんか媚を売ってるように見えちゃう。
愛車は知人から譲ってもらったプジョー106。
別に、好んで左ハンドルに乗りたいわけではなくて、
欧州の車が好きなだけ!
私の車(プジョー106 S16)の場合だと、
右ハンドルにするとベダル位置とかおかしくなるので
日本仕様も左ハンドルになってると聞きました。
べつに、左ハンドルで困ったことないし、
車はとても気に入っています。
静かに乗らせてほしいな〜。
だいいち、個人の趣味でしょっ。
僕は次のような考えです。みなさんはどうでしょうか?
<現在>
(1) 左ハンドル車に乗ることの危険性が啓蒙され、
安易な左ハンドル車の選択は少なくしていく。
(2) 左ハンドル車の輸入・新規登録は、禁止しない。
左ハンドルモデルと遜色がない右ハンドルモデルがない車種があるなど、
消費者の選択肢を狭めるため。
*下記(b)との違いは、左ハンドルで基本設計するメーカーが
ほとんどであるということ。
(3) 既に登録済みの左ハンドル車は、乗り続けてよい。
<日本が右側通行になった場合>
(a) 右ハンドルへ乗り続けることの危険性が啓蒙され、
左ハンドル車への買い替えが奨励される。
(b) 右ハンドル車の新車登録が、禁止される。
*この点は、意見の相違があると思う。
(c) 登録済みの右ハンドル車は、禁止まではしない。
モニター装置の追設が啓蒙される。
<結論>
・既に登録した車両を考えると、全面禁止はできない。
・逆側ハンドルの新規登録を許容するかどうかは、議論となる。
>反感買うのを承知で敢えて反論
貴殿が左ハン全面禁止論者と勘違いをしていました。
大変申し訳ない。
大筋では、貴殿と私の考えは一致していることもわかりました。
・「左ハン全面禁止」には反対。
右側通行に変更になったとしても「右ハン全面禁止」には反対。
・今、左ハンドル車に、安全に注意を払わずに乗ることには反対。
また、貴殿は、
・車の良し悪しをわかった上で、左ハンに乗ること
・身体的、車庫などの事情でやむを得ず、左ハンに乗ること
を許容されることも理解しました。
意見が相違する点は、
・「左ハンじゃなきゃ外車らしく見えなくてやだ」という人がいることに
気になるか気にならないか?
という点ではないかと思います。
そうすると、インポータが、左ハンドルをラインナップに加えるところまでは
何も問題がないように思えます。
たとえ、(貴殿が嫌う)左ハン信者を狙ったものであっても、
これを批判することは、
車の良し悪しをわかった上で、左ハンを乗りたい人、
上述のような事情がある人の選択肢を狭めてしまうことになります。
要は、左ハンドルを買うお客も安全について考え、
そのようになるように、ディーラーの販売員も
左ハンドルの特性をキチンと説明して、
安易に乗り出すことがないようになれば、
それでよいように思えます。
繰り返していうと、ラインナップに左ハンドル車があるだけで
それがすぐに、批判の対象になるとは思えません。
(ポルシェが左でも、BMWのクーペが左でも、ルノースポールが左でも)
批判対象となるのは、各個人の安全への配慮だと思います。
>メーカーデザイナー
今、左ハンドルに乗っていますが、
日本が右側通行になった場合には、
僕は、わざわざ右ハンドルには乗りたいとは思いませんね。
MINIは、右ハンドルだ!とか言うエンスーが現れそうだけど、
そのときは、僕は左に乗ります。
でも、事情がある方もいるので、
右ハンドルを禁止まではしなくていいと思います。
自分、以前の車は、ホンダのビートだったし。
今、乗りたいっ!って思える車が国産車にないだけ。
マツダのロードスターもいい車だけど、
女の私には、ちょっと汗臭い(笑)
日本が右側通行になったら、右ハンドルを禁止したいんでしょうね。
でも、そこまでの覚悟もって発言してるのかな?
左ハンドルの車種に対して、右ハンドル乗りの立場からは、
「右ハンがあるのに、なぜ左ハン?」
「左ハンに乗ることを押し付けている」
との批判が挙がるが、
右ハンドルが輸入される車種に対しては、左ハンドル乗りは
同様の批判を持つであろう。
これらの批判は、片方側から見た偏った意見である。
右ハンドル車(左ハンドル車)の設定がないことを残念に思い、
その改善をインポーターなどに伝えることは、立派なことである。
しかし、左ハンドル乗り(右ハンドル乗り)を批判してはイケナイ。
彼らに(安全に乗ろうという意識がある限り)何の悪気はないのだから。
ここを間違えると、おかしくなる。
具体例で言うと、
ルノーのウインドを、「右も入れてくれ」は、正当なリクエスト。
「なぜ左なのか?」となってくると、要求が行き過ぎている。
ましてや、ウインドを買う左ハンドル乗りを批判することは論外である。
どっちも乗りさんの意見に同感だ。
このサイトは、左ハンドルの危険性を認識するのにとても良いサイトだ。
しかし、コメントの中には、左ハンドルに乗られる方へのあてつけが多々見られる。
例え話ですまないが、
禁煙や禁酒を啓蒙するサイトにおいて、医学にその害を論じるのは良かろう。
しかし、その嗜み方まで批判したらどうだろうか?
「タバコを吸うのがカッコいいと思っていやがる」とか
「タバコは日本で売らないようにしてください」
などとやられたら、もう、一般論ではなくなる。
>しかし、左ハンドル乗り(右ハンドル乗り)を批判してはイケナイ
若者を中心に人気があるモータージャーナリストのE・F氏は以前ある自動車雑誌で、輸入車は左ハンドルを推薦する理由として、
「本来左ハンドルの車を右ハンドル化したものはバランス上大いに問題があり、ひいては安全性に直結する」などと書いていた。
もしこれが正論なら、左ハンドル化して輸出される日本車は全て危険ということになるし、逆に、輸出主体の車種については、メーカーは危険なのを知っていながら右ハンドル化して日本のユーザーに売り付けている事になる。
勿論、こんな馬鹿げた話があるわけがない。
しかし、このような話が真に受けられればインポーターは左しか入れなくなるし、きちんとした理由付けがあって右を選ぶユーザーまでもが奇異な目で見られる。
自動車評論家も結局は一ユーザーである。
ユーザーだから批判してはいけないのだろうか?
>左ハンドル嫌い氏
タバコに対する社会の風当たりが年々厳しくなる根本原因は「喫煙者のマナーの悪さ」ではないか?
禁煙指定場所で堂々と喫煙する、子供の顔の高さにタバコを持ちながら歩行喫煙する、火のついたタバコを車の窓から投げ捨てる・・・etc
TVCMはとうの昔に規制され、年齢承認カードがなくては自販機では買えなくまでなった。これ以上、売る側の売り方に責任を追求するのは酷であり、車とは事情が異なる。
確かに自分も含め、左ハンドルの危険性を議論する場で、左ハンドル乗りの「買う理由」まで批判するのはいささか行きすぎであり、論点ずらしと言われても仕方ない。
しかし、あたかも全ての左ハンドル車ユーザーが左ハンドルの危険性を熟知した上で乗ってるようなコメントや、「買う理由は個々の勝手だし無問題」というようなコメントもどうかと。
ここで議論するべき話ではないのでこれ以上はは控えるが。
>反感買うのを承知で敢えて反論
貴殿のコメントのとおりと思う。
マナーの悪い禁煙車もいるし、
全ての左ハンドル車ユーザーが左ハンドルの危険性を熟知して乗っているわけではない。
そのような行為に対しては、批判はあって良いと思う。
私が言いたかったのは、
物(製品の出来など)、行為(安全に対する行為)を良いとしても
人(その人の嗜好など)におよぶのはどうかと言うこと。
>ここで議論するべき話ではないのでこれ以上はは控えるが。
冷静な判断をいただき、ありがたい。
>反感買うのを承知で敢えて反論氏
「この車は、右ハンドル化がうまいから、全く問題ない」とか、
「右ハンドル化したら、ペダル配置が少しおかしくなった」とか、
「右ハンドル化の際、ATシフトレバーのレンジ表示は右側(運転席側)にしてほしい」とか、
「ウインカーレバーは、右ハンドルのときはISO式より、JIS式のほうか良い」とか・・・
車に対する批評は、多いに結構なのではないだろうか。
しかし、人の趣味を侵害してはいけないと申し上げた。
安全に留意して乗られる限り、「外車は左ハンドルじゃなきゃいけない」は立派な理由だ。
例えば、韓国ドラマをみていて、主人公がメルセデスの左ハンドルにかっこ良く乗っている。
それを見て、左ハンドルに乗りたいと思う人がいても、それはそれでよい。
また、インポーターが左ハンドルのイメージを利用したとしても、
それも企業に許された権利である。
(日本の現行法では、左ハンドルは禁止されていないし、
世論としても、左ハンドル車の数を減らせという論は、大きな話題になっていない)
このサイトで啓蒙したいのは、安易に乗ってはいけないという点であると思う。
「左ハンドルは危険だから止めておけ」っていうのもあるけど、
「左ハンドル乗りたる者、かくあるべし」っていうダンディズムがあってもいいな。
私は女だけど(笑)
あと、右ハンドル化の出来具合をあれこれ言うとき、
左ハンドルの経験がないと、深いところはわからないと思う。
スイフトの右MT、ペダルを踏むと、明らかにオリジナルは左ハンドル車。
現行MINIも、ATのレンジ表示は、左ハン仕様のまま右ハンドル化してる。運転してて見えづらい。
とか、粗がみえちゃうんだよね。
どっちも乗り氏
>車に対する批評は、多いに結構なのではないだろうか。
個々の車を個別に評価する分にはね。
だが、先に話題にあげたモータージャーナリストふ〇〇〇〇〇う氏の記事は、元が右か左かだけで一様に決めつけているものだった。
>安全に留意して乗られる限り、「外車は左ハンドルじゃなきゃいけない」は立派な理由だ。
そう、安全に留意して乗る分には。
左ハンドルのプジョーやポルシェに大学生が乗ってるのを時々見るけど、免許取りたての彼らがそんなの理解してるのかな。
>左ハンドル車の数を減らせという論は、大きな話題になっていない
社会問題になる程割合としては多くないから。
でも「些細な数だから黙認すれば」という論理で放置された結果大きな社会問題になった例は、書店の万引きなど枚挙にいとまがない。
欧州車ファン氏
>左ハンドルの経験がないと、深いところはわからないと思う。
ペダルレイアウトなどは確かにそうかもしれないが、セレクターインジゲーターやワイパーなどは右ハンしか乗ったことがない人間だって判る。
それと、経済的事情や(100万円未満の中古車で左ハンは全くといっていいほど無い)居住環境から、左ハンに乗りたくても乗れない人もいる事も理解してほしい。その人たちに対して「左ハンドルに乗ったこともないくせにガタガタ抜かすな!」という傾向があるとしたら、これは乗れる立場の人間の驕りではないだろうか。
前にも書いたが、自分も著しく出来の悪い右ハンなら左ハンのほうがまだましだと思う。
だけど、出来がいいか悪いかは持ってきてもらわないと分からないし、ましてやベンツGクラスのように「右があるのに持ってこない」なんてのは論外。
「ユーザーがインポーターに対して右ハンを用意するよう声を上げないのが悪い」?噴飯ものだな。どうしてもGクラスでなきゃダメな人はともかく、そうじゃない人は躊躇なくランクル200やレンジローバーに逃げるよ。
> 反感買うのを承知で敢えて反論さん
反感買うのを承知で敢えて反論さんは、自動車にすごくお詳しいのでわかると思いますが、
現行MINIのATインジゲーター表示、レバーに隠れて見にくいと思う人は多いかもしれないけど、
オリジナルの左ハンの名残りと言い当てられる人は少ないと思う。
そもそも、MINIは右ハンがオリジナルと勘違いしている人もいるんじゃないかな。
あと、MTシフトの1速が左上の配置も、もともと左ハンのもの。
普通の右ハンMT乗りさんは、疑問を持たないよね。
わたしも、左ハンに乗る前は、全然気づかなかったし、それが当たり前と思ってた。
でも、右ハンだと、MTレバーを左手の手首を少し捻って逆手気味にするけど、
左ハンで右手操作だと、人間工学的にも自然。
乗ってみて、初めて気付いた。右ハンでは、左ハン用を使いづらいながらも、使ってたってことを。
> 経済的事情
わたしの場合は、ビートも106も中古。
BMWの右ハン新車、お金があったら乗りたい!
> 「左ハンドルに乗ったこともないくせにガタガタ抜かすな!」
これは申し訳ないけど、「ガタガタ抜かすな!」です。
はっきり言います。
ディーラーに行って、試乗させてもらえば、タダです。
友達に借りて、乗せてもらってもタダです。
左ハン乗ったことのないのに、「左ハンは危ない」と言うのは論外!
議論の土俵にも上がれない。だって、そうでしょ。
> これは申し訳ないけど、「ガタガタ抜かすな!」です。
欧州車ファンさんに同意!!
僕は本来、日本では右ハンドルがいいと思っているけど、
左ハンドルに乗って、どれくらい安全性に問題があるか
自分で体験してみなければ、
公の場で、よそ様(左ハンドル乗りのかた)を批判はできないね。
まず、大岡編集長へ
当方のHNはこんなひねくれだが、今回は特に反感を買うかもしれない。
もし、サイト秩序を乱すと判断なされた場合、アップを控えていただいて構わない。
欧州車ファン氏
>現行MINIのATインジゲーター表示
ああ、これは当方もさすがに改めて言われて資料を見直すまでわからんかった(苦笑)
確かにそうだわ。申し訳ない。
>わたしの場合は、ビートも106も中古
で、それらは幾らで買った?何年乗った?
100万円以上したならミラやアルトの上級グレードを新車で買ったのと変わらないし、壊れてもないのに2~3年で買い換えたなら貧乏人面はできないよ。
当方が問題にしたいのは、新車か中古かではない。
解りにくいなら、さらに価格帯を絞ろうか?30万円以下。この価格帯で左ハンの中古なんてほぼ皆無。
知人にBMW528i ツーリングを50万円で買った人はいるけど、これとて右。
>ディーラーに行って、試乗させてもらえば、タダです。
購入前提の比較試乗ならともかく、単に試乗だけが目的なら断られます。その店で車を買ったことがあるなら別だけど。
その前に、半径20km以内に外車ディーラーが無い地域はザラ。
あってもヤ〇セだとどうだろ?購入前提で行っても、車がカローラやサニーだったりするとあそこは話を聞こうともしない。
>友達に借りて、乗せてもらってもタダです
すんません。自分、友達に左乗ってる人間いません(笑)
あと、欧州車ファン氏はもしかしたら当方が「左ハンに乗ったことが無い、乗る金も無い」とお思いかもしれないが、残念ながら(?)乗ったことはある。
近所の人に旅行に誘われて、その人の左ハンシトロエン・エグザンティアで御殿場へ行ったことがある。
行きは持ち主が運転したが、帰りは持ち主が体調を崩し、当方が運転する事に。
一般道を走っているうちは、確かに違和感はあったものの、キャブオーバーの1BOXやトラックを運転する程度の違和感しか感じず、気をつけて運転すれば誰でも運転できると思った。
しかし・・・東名高速に入った途端にその考えは一変。空いているところを狙って流れ込む、という何でもない事をやるのに一苦労。少なくともこれは、免許取りたての初心者や、車毎の特性の違いを理解できない人間は乗るべきではないな、と思ったよ。
>左ハン乗ったことのないのに、「左ハンは危ない」と言うのは論外!
かつて国鉄の運転士が「列車を運転したことがない連中が、安全装置がないと危ないと言うのは論外!我々運転士に対する侮辱だ」と言って、ATSの設置はおろか、開発にすら猛烈に反対して、設置が遅々として進まなかった結果、三河島の列車事故が起きたのを御存知だろうか?
又、右ハンとの特性の違いを理解しないまま左ハンを運転した事に起因する(と、ほぼ断定していい)事故も過去に実際起きている。
その事故の被害者が死亡したり後遺症の残る重症を負ったなら、家族は左ハンドル車を忌避するだろう。
それとも、その家族がもし仮に右しか乗ったことがないとしたら、同じ事を言えるだろうか?
運転上の安全のみを考えるなら、確かに運転経験の有無は重要だと思う。
しかし、交通流動全体から考えた場合、必ずしもそうとは言えないのではないだろうか。
> 左ハンに乗りたくても乗れない人もいる事も理解してほしい。
> その人たちに対して「左ハンドルに乗ったこともないくせにガタガタ抜かすな!」
> という傾向があるとしたら、これは乗れる立場の人間の驕りではないだろうか。
その事は理解している。
左ハンドルに乗ったことがない人が、「自分には無理そう」とか「危なそうなので止めておこう」とか
思う分には、ご自由ではないだろうか。
また、内輪の間柄で、左ハンドルを批判することも良いだろう。
しかし、公の場で、すなわち、左ハンドル乗りもいる中で、
左ハンドル乗りを批判するから、おかしなことになる。
左ハンドル車の特性をあれこれ言う分には構わないが。
欧州車ファンさんの言うとおりである。
噛み付かない分には、「ガタガタ抜かすな!」とは言わないであろう。
わざわざ噛み付いてくるから、そう言いたくなるのではないか。
> 左ハンドルのプジョーやポルシェに大学生が乗ってるのを時々見るけど、
> 免許取りたての彼らがそんなの理解してるのかな。
想像でしかない。いらぬ心配ではないか。
左ハンドルで注意すべき危険性、それを議論すれば十分ではないか。
大岡編集長 及び 渡辺陽一郎氏
アップしてくださった事、感謝する。
今改めて自分の書いた事を見直すと、余計な事もちょこちょこ書いてるなぁ(泣)
どっちも乗り氏
前述の通り、当方はやや剥きになって出すぎた事を書く傾向があり、その点については多いに反省したい。
ただ、言葉は悪いが、貴殿はご自分では公正中立なつもりだろうけど、当方にはそうは見えない。
>左ハンドルに乗ったことがない人が、「自分には無理そう」とか「危なそうなので止めて 思う分には、ご自由ではないだろうか。
>しかし、公の場で、すなわち、左ハンドル乗りもいる中で、 左ハンドル乗りを批判するから、おかしなことになる
これは完全に「反感買うのを承知で敢えて反論は、左ハンドル車に乗ったこともないくせに僻みで左ハンドル乗りを批判している」と取れる。
書き込みの時間からして2つ上にある当方のコメントは読んでいないうちにお書きになられたと思われるし、そうであるなら仕方ないが、既述の例以外にも当方は2回ほど左ハンドル車を運転している。
それに、「左ハンドル乗りもいる公の場で批判するからおかしな事になる」と言うが、ならばどうやって左を運転したことのない人間は左乗りに思いを打ち明けたらいいのか?
掲示板やブログは、言葉は悪いが、「議論」の場だ。仲良しクラブじゃない。
その議論の過程で多少荒れることもあるかもしれない。
しかしその場合の「荒れ」は、サイト趣旨と無関係な話題に埋め尽くされてまともな議論が出来ない荒れや、特定投稿者を執拗に集団で個人攻撃するような荒れとは違う。は
> 反感を買うのを承知で敢えて反論さん
反感を買うのを承知で敢えて反論さんは、左ハン車に乗ったことあると思ってましたよ。(^_^;)
車にも、車以外にも相当お詳しいので、どうかお手柔らかに。。
> で、それらは幾らで買った?
どっちの車も100万以下。
言いたかったのは、左ハンドル車が必ずしも高価ではないってこと。
最安価格帯を問題とするのなら、そのような商品が出るように、
エントリーモデルを左ハンで輸入するよう各社にお願いするのはどうでしょうか。
身体的、車庫などの理由で左ハン車に乗らざるを得ないかたは助かると思います。
> かつて国鉄の運転士が...
鉄道の例では、
①運転を理解した専門家(勉強した一般人でも可)が、ATS導入を主張するので、問題ないと思います。
「鉄道の運転なんて知らないよ。でも、危険と思う」なんて言っても、説得力ないです。
②安全性が議論される分にも問題ない。だけど、「運転士の心構えがおかしい」とか、
人を批判するようになると問題でしょう。キチンと仕事してる運転士は怒るよ。
> 又、右ハンとの特性の違いを理解しないまま左ハンを運転した事に起因する(と、ほぼ断定していい)事故
左ハンドル車を運転することに、過失は全くないと思います。
運転は、国家資格を得て行う業務上行為ですが、
左ハンドル車での業務も認められています。
批判されるべきは、左ハン運転者ではなく、道交法。
> 反感買うのを承知で敢えて反論氏
> これは完全に「反感買うのを承知で敢えて反論は、左ハンドル車に乗ったこともないくせに僻みで左ハンドル乗りを批判している」と取れる。
誤解を招いて申し訳ない。
貴殿は、運転のご経験はあると推察していた。
貴殿のコメントから、「左ハンドル車を運転したことのない人(貴殿以外の方)も、
左ハンドル車を危険と論じてもよい」と、読み取ってしまった。
私が申し上げたかったのは、乗ったことのない、あるいは、左ハンドル車を理解しようとしない者に
左ハンドル車が危険だと断定できないし、そのようなコメントがあったとしても、説得力がないという点。
欧州車ファン氏
>左ハン車に乗ったことあると思ってましたよ(^_^;)
別の記事にも書いたが、当方の車は右ハン(トヨタ・シエンタ)。前の車も、その前の車も右。
この車所有歴のみを見て当方を左ハンドルに乗ったことが無いと決めつけたり、「所有し、運転のイロハが身に染み込んでいなければ左ハンドルの事を分かったとは言えない」などと何回今まで言われたことか。。。
欧州車ファン氏は、運転した事があるかないかのみを率直に要求し、所有まで求める質ではないようなので安心した。
と同時に、あまりに今まで言葉が過ぎた事を詫びたい。
とはいえ、
>身体的、車庫などの理由で左ハン車に乗らざるを得ないかたは助かると思います
逆に、これらの理由で左に乗りたくても乗れない人もいる。
当方が左ハンドル乗りに厳しい意見を言う傾向があるのは、前述の「所有してなきゃ乗ったうちに入らない」論者達が、そういう人たちの立場を理解しようとしなかったから。
別の記事に書いたベンツGクラスを諦めた叔父の件についても、「左ハン入庫できる家に買い替えれば無問題」「並行輸入で右のGクラス買えば?」などと、本末転倒な言われようだ。
>運転を理解した専門家(勉強した一般人でも可)が、ATS導入を主張するので、問題ないと思います
三河島事故当時と今とでは時代背景が違う。
当時は電車やディーゼルカーよりよっぽど運転が大変な蒸気機関車がまだ大多数残っていて、技量が要求されるからか運転士のプライドが高かった。
それに当時は今ほど鉄道に関して一般人向けの知識の入手源が無く、鉄道知識のある一般人というと、鉄道関係の学部出身の学生くらい。「一般人」とは言い難く、むしろマニア特有の一般社会と解離した思想が垣間見れるほどだ(これは今も同じ)。
>左ハンドル車を運転することに、過失は全くないと思います。
>運転は、国家資格を得て行う業務上行為ですが、 左ハンドル車での業務も認められています。
>批判されるべきは、左ハン運転者ではなく、道交法
これには賛同しかねるなぁ。
なぜなら「右ハンドルと同じ感覚で左ハンドルを運転する事を禁止していないのだから、道交法が悪い」という事になると、左ハンドルにも専用免許が必要になってくるから。
だってそうでしょ?これまでも、普通乗用車と同じ感覚で4tトラックを運転して事故を起こす奴が多いからと「中型自動車運転免許」などというものが作られたり、自転車感覚でナナハンを運転して横転する奴が多いからと普通自動車免許で運転できる二輪は原付だけにされたりしてきた。
先々月だっけ、防音壁から身を乗り出して列車写真撮影して新幹線に非常ブレーキ掛けさせた(あまりの身の乗り出し量から運転士が接触事故の危険ありと判断)奴いたけど、この撮影者の言い分たるや「敷地内に侵入してはいない!」などと悪びれた様子は全くなく、むしろ悪者扱いされた事に対して被害者面してたそうだ。
これを、法律の不備とされて「防音壁から身を乗り出す事も罰則対象」などと法律改定されたら、おちおち新幹線沿いで林業もできなくなってしまう。
状況判断能力は何においてもある程度必要だと思うし、それらは当事者責任。
「法律違反じゃなきゃ何をしてもいい」というものではない。
これは逆手にならざるを得ない。
左ハンだと気持ち良く決まります。
通常よくみるギア配置は、本来右手操作用です。
どっちも乗り氏
いや、当方こそあまりにも言葉が過ぎた。本当に申し訳ない。
>乗ったことのない、あるいは、左ハンドル車を理解しようとしない者に 左ハンドル車が危険だと断定できない
これはある意味その通りかもしれない。
欧州車ファン氏へのコメントにも書いたけど「左ハンドル車に乗ったことがある」という範囲について、所有して常時使いつけてないと乗ったとは言わない!という考えの人間があまりにも多い。
しかし、常時使いつけていれば完全に慣れてしまう。それでは問題の本質は見えてこない。
合法的に運転できる以上、右しか運転したことがない人間でも習慣的に問題なく使えるものでなくてはならないはずだ。使いつけてないと慣れないシロモノならば、中型トラックや大型二輪同様、免許を別だてにする必要がある。
しかし、一度でも運転したことがあれば、どう問題なのかがある程度は分かる。いや、モーターショーで展示してある車の運転席に座るだけでも視野の違いくらいは分かる。
その程度の事もやろうとせずに(左ハンドルの危険性を論じる以上は、ある程度車に興味がある人間なはず)、或いは左ハンドルでなければならない住環境の人もいる事も省みずに「左ハンドルは全面禁止すべき!」という事であれば、これは非常に身勝手な考えだと思う。
我が儘を言うならば、せめて各都道府県に一軒くらいは、手頃な価格で左ハンドル車を貸し出すレンタカー屋があったらいいな、と思う。
例えば、トヨタレンタカーでヴィッツやパッソが1日5000円なのと同様に、フィアット・チンクェチェントのツインエアを1日5100円、とか。
そうすれば、自動車好きならば一度くらいは借りて乗ってみようと思うのではないだろうか。
> 反感買うのを承知で敢えて反論氏
貴殿の主張がよくわからなくなった。
> 左ハンでなければ困る生活環境の人も少数とはいえ確実におり、「左ハン全面禁止」には反対だ。
>自分も著しく出来の悪い右ハンなら左ハンのほうがまだましだと思う。
とコメントされており、
左ハンドル車の日本での必要性、左ハンドル車(= オリジナル)のクオリティに
一定の理解を示されている。
また、左ハンドル車を運転する際の危険性についても、ご見識をお持ちだ。
ここまでは、理解ができる。
しかし、貴殿が批判されている左ハンドル乗りの醜態事例は、
あくまで、個々の事例であり、
きちんと左ハンドル車に乗りたい者にとっては、余計なお世話に聞こえる。
いちいち、そのようなコメントに反応して
反論してしまう我々左ハンドル乗りも悪いのだが。
貴殿の指摘する左ハンドル乗りの醜態は、
「左ハンドル乗りたる者、やってはいけない集」として、
左ハンドル乗りも自覚しないといけない。
欧州車ファンさんがコメントされていたと思うが、
ダンディズムを持って左ハンに乗りたいものだ。
左側通行の日本で、逆ハンドルを運転して
何がダンディズムだ!とのご批判もあるであろう。
左ハン車に乗らないというのも、一つの大人の対応である。
しかし、自動車文化の多様性を認めるという点で、
左ハン車を容認するというのも、大人の対応ではないだろうか。
左ハンドルMT乗り氏
なんと言うかその・・・申し訳ない。
当方が挙げたマナーの悪い左ハンドル乗りが多いことや、高級外車に乗れるステータスをひけらかすために左ハンドルに乗る人間が多いことは否定しない。
が、どっちも乗り氏が言うように、それらは左ハンドルの安全性云々とは別の話であり、ゴッチャにして話を進めた当方のやり方は、論点ずらしと思われても仕方がない。ましてや、全ての左乗りが当方が挙げたような人間ばかりであると取られかねないような発言は、撤回の上謝罪させてもらう。
ただ、欧州車ファン氏宛のコメントの繰り返しにはなるけど、左ハンドルの特性の違いを理解せずに左に乗って起こした事故は、法の不備でも道路環境の良し悪しでもない、運転者の責任だ。
勿論、講習会などを行って希望者だけにでも、運転特性が通常と異なる車の特性の手解きをしてもいいのでは、とは思う。
しかし、規制を設けてないから「法律が悪い」などとされていたのでは、これは左ハンだけの問題ではなくなってしまう。同じように通常と運転特性が違いながら普通免許だけで運転できる、キャブオーバー1BOXや軽量トレーラーまで規制の対象になってしまう。
当方個人としては、左ハンドルはやはり右と同じ感覚で運転できるかといえば否だ。はっきりいって疲れる。
しかし、免許を別だてにしたり法規制を設けなくてはならないほど奇異な存在とは思わない。
とはいえ、特性の違いを理解しないと運転しにくいのは事実であり、左を運転したくてもできない人向けにも何らかの左ハンドル車を運転できる機会はほしいな、とは思う。
> 反感買うのを承知で敢えて反論さん
> 左ハンドルの特性の違いを理解せずに左に乗って起こした事故
そのような事故が起こらないように願うばかりです。
・左ハンドル車の運転を受けられる教習所もあることはあるみたいだけど、
今は、どこにでもあるわけではないですからね。。。
・フロントカメラなどが、標準もしくは、サードパーティーから
たくさん出てくるようになると安全性は高まりますよね。
そのような装備があることが、一般に認知されれば、
それが無い車は、安全性が劣ることに気付くことができます。
カメラつけるのが、格好悪いとか、野暮とか思う左ハン乗りもいるかもしれないけれど
私はそうは思いません。むしろ、つけているほうが、カッコいいと思います。
エンジン制御とか、ハイブリッド車にいたってはモーターとの協調制御など
車が、ハイテクの塊になっている時代に、
視認系だけ、ミラーのみというのも、なんだがローテクすぎる気がします。
MTとか、運転の歓びに関わる部分は、ローテクも残してもらいたいけど。
> 反感買うのを承知で敢えて反論氏
貴殿の見識の高さには頭が下がります。
左ハンドル乗りは、右折時になかなか発進しないとか、
右ハンドル車に迷惑をかけながらも、乗らせてもらっている。
また、貴殿が指摘されているように、不安を与えているのも事実。
この渡辺さんのようなサイトを通じて、
左ハンドル乗りのマナーが少しずつでも良くなってゆけばと思う。
フランスから帰国して久しぶりの左ハン。
やっぱり、左ハンドルは最高です!
乗馬するとしたら私は右利きなので、手綱は左、スティックは右がいい。
自動車も同じ。
日本では、通行帯が逆になってしまうので、このサイトはとても参考になりました。
安全に気を付けて乗りたいです。
私は自動車が好きです。好きであるが故にこの業界で飯を食わせて頂いています。
右ハンドルも左ハンドルも所有しています。
しかしながら基本が(生産国)左の設計が多いものですから右ハンドルは機構的に無理が多いのも事実です。
ステアリングシャフトやブレーキのマスターバック類の取り付け、アクセルペダルの配置
特に小型の車種の古い物ではムリヤリに右にされた物は安全なのか?
整備を主に行っているから良くわかります。
ハンドルの位置が右とか左とかでなく”自動車”を運転する人間のマナーとか常識の問題であると思います。左は危険という考え方に異論を唱えます。
Mr. or Ms. WHY?
I am interested in your point!
そうですね。そもそも、欧米メーカーの工場が日本にないことが不思議ですね。
逆は当たり前にあるのに。欧米人にとって、日本車は輸入車ではなくて、メーカーが外資なだけですもんね。
ルノー・メガーヌRS、右ハンドルに替わったじゃないか。今までは左だったが。
営業マンに聞くと「ずっと売りやすくなった」そうだ。私も思わず欲しくなった。
「左はいい」って言っている人たちは自分のミクロ的視点を無理やり普遍化してるだけだよ。
そういう人たちは、その好みは自分の中だけに抑え込んでおいてほしい。押し付けてもらっても困る。
>メーカーデザイナー殿
日本が右側通行になったらどうかって?必然性も実現性もメリットも全くない話をしてどうするのか?
もしそんなことをするとしても「全世界を同時に統一」しなければ、まったく意味がない。
>by 欧州車ファン殿
MINIのシフトインジケータが左のままだから見づらい?そんなことはない。知ったかぶるのはやめてほしい。
MINIのATは、タコメーター内にデジタルのインジケータが表示されるので、それを見れば全く問題ない。
ディーラーで「座っただけ」で、試乗すらしていないのではないか?
>再びメーカーデザイナー殿
MTのシフト配置が左前提だって?これはこじつけだ。
かつて、シフトパターンはH型のみではなくいろいろなパターンがあった。左だからあのパターンになったわけではない。
放射状にアップ/ダウンするという点では、左も右も変わらないからHパターンになったというだけの話だ。
逆に2速→3速へのアップは右ハンドルのほうが気持ちよく決まる。3速→2速へのダウンは、シフト操作以前に回転合わせのほうが重要だろう。
左を熱心に押す方の書込みには、思い込み(先入観)や押し付けがあまりに多いと思う。
論争になりがちなのも、それがひとつの原因だろう。マニアってのは勘違いしやすいんだ。
以前、ここのブログには何度も書き込んでいましたが、あまり議論は熟していないようですね・・・
左ハンドルを好む方の話は、確かに些末なことを拡大解釈してるだけのことが多いように思えます。
MINIのATインジケーターの件なんてまさにそうで、タコメーター内の四角い部分にちゃんとデジタルで表示されます。それを確認すればよい。「右ハンドル輸入車乗り」様の仰るとおり。なんの不便もないし、そもそも走行中にATシフト横のインジケーターなんて見ませんよ?(危ないって)
日本車では、メーター内のインジケーターが妙に分かりづらく、シフト横へ視線を落とさざるを得ない車もありますが、それよりずっと安全な設計だと思いますね。
私はMINIクラブマン・クーパーのMT乗りですが、試乗などで何度かATのMINIは乗っています。
PS4X4さんの「特に小型の車種の古い物ではムリヤリに右にされた物は安全なのか?」もそう。それで実際に事故が起きたケースってありますか?
確かにかつて「右ハンドルだから」発生した欠陥やリコールはありました。でもここ最近は見ませんね。メーカーの設計/製造技術も進歩していることを見落としていませんか?(整備業者様なので、古い車中心で見ているための視点でしょうか)
それから、左ハンドル車乗りの方の中には、無意識のうちに右ハンドル派を見下す意識が見受けられるのが気になりました。
欧州車ファン様
>左ハン乗ったことのないのに、「左ハンは危ない」と言うのは論外!
>議論の土俵にも上がれない。だって、そうでしょ。
そもそも日本は左側通行なので、右ハンドルが前提。右側通行圏で左ハンドルが前提なのと、全く同じ。その点で言えば、左にに乗ったことが無いからと言って「論外!」と切って捨てることはできません。右側通行の国で「右ハンドルは危険!」と言う場合、右ハンドルに乗ったことがなければ言う資格がないのか?というのと同じ話です。
それに、私のように「左ハンドルに乗ったあと、右ハンドルに乗り換えた」人間はどうですか?発言権、ありますよね(笑)
私からみると、左ハンドルはその視点(視界)が特殊なので、ある意味で「乗りやすい」と感じる面はあります。路肩は確認しやすいし、片側2車線の道で、左車線を見通しやすいですし。とまぁ、こんなふうに「特殊なケース」があるだけです。路肩の確認なんて、車両感覚の問題ですしね。
左ハンドルは右折や追い越しが絶対的に危険です。これは間違いない。左折だってそう。一見、しやすいように思えますが、Aピラーが歩行者を隠します。それにミラーのみで巻き込み確認をしてしまうので、目視も怠る。絶対的な視覚の広さ(安全性)は、右ハンドルで首を振って目視をした際には絶対にかないません。左ハンドルの場合、運転席ドアミラーだけで確認したつもりになってしまうだけのこと。
そもそも欧州車のなかで右ハンドルの比率が増えているのも、左ハンドルを経験した方が右に乗り換えているケースが多いことの証左でしょう。左に乗ったことがある人間が「やっぱり左は危ない」と言っているケースこそ、むしろ増えているのかも知れませんよ?
どっちも乗り様
>左ハンドルに乗ったことがない人が、「自分には無理そう」とか「危なそうなので止めておこう」とか
>思う分には、ご自由ではないだろうか。
>また、内輪の間柄で、左ハンドルを批判することも良いだろう。
世の中には左ハンドルを長く乗り継ぐ方もいますが、そう言った方はむしろ「今さら右ハンドルは怖い」「路肩が見えずらいので怖い」と仰いますよ。
あなたの書き込みには、左ハンドルにチャレンジしない人を見下す意識が透けて見えます。そもそも左ハンドルは、よほど特殊な車を狙わない限り日本では「乗る必要がないもの」なのですが。
私は昔から外車が大好きで、免許取り立ての頃にプジョー 206ccの左ハンドルを買いました。
それ以来アメリカやドイツ車などずっと左ハンドルに乗り続けています。
危険性は自分が長年乗っているため重々承知しているし、周りの人に諭されるのも仕方ないと思っています。
ただ理解してほしいのは、私のような外車マニアでなおも左ハンドルに乗りたい人がいるということ。
穏やかに共存していけたらと願っています。
ちなみに私は左ハンドルに慣れすぎ、むしろ右ハンドルが怖いです(笑)
自動車保険の保険料を決定する際に重要な保険料率と言う物があるがその料率をみると左ハンドル
とか右ハンドルの区別はなく単に車の形式で保険料率が決まっている。
損害保険のプロから観れば左ハンドルも右ハンドルも危険度は変わらないという事はこれで明らかです。
どっちでも好きな方を選んで乗りましょう。
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