トヨタ、ダイハツ、スズキ商用軽バン電気自動車、新車情報・購入ガイドの目次
ハイゼットカーゴベース? スズキ、ダイハツ、トヨタ3社で共同開発した商用軽バンEV
スズキ、ダイハツ、トヨタの3社は、共同開発してきたBEV(バッテリー電気自動車)システムを搭載した商用軽バン電気自動車(以下、BEV商用軽バン)のプロトタイプ公開した。
このBEV商用軽バンは、スズキ、ダイハツの小さなクルマづくりのノウハウとトヨタの電動化技術を融合。軽商用車に適したBEVシステムを3社で共同開発した。
車両についてはダイハツが生産を行い、スズキ、ダイハツ、トヨタがそれぞれ2023年度内に導入する予定だ。ダイハツが生産を担うことや、外観デザインからハイゼットカーゴがベースのように見える。
航続距離は200㎞? 2023年度内に発売予定。3社共同で、軽バンEVマーケット拡大を狙う!?
企画にあたっては、Commercial Japan Partnership Technologies株式会社(CJPT)も参画。効率的なラストワンマイル輸送に最適な仕様を追求。気になる一充電当たりの航続距離は200km程度を見込んでいる。
軽バンを使った配送業務の場合、近距離が中心。そのため、200㎞もの航続距離があれば十分といったところ。乗用軽自動車である日産サクラ/三菱eKクロスEVの航続距離は180㎞。また、再販売が開始された三菱のBEV商用軽バンであるミニキャブ ミーブの航続距離は133㎞となっている。三菱調べでは、軽商用バン77%のドライバーが1日あたりに走行する距離は65km未満だという。
三菱1社では厳しい状態だったBEV商用軽バンマーケット。スズキ、ダイハツ、トヨタの参入で、マーケットが拡大するのは確実とみられる。ただ、こうしたBEV商用軽バン普及のカギを握るのは、やはり価格と駆動用バッテリーの劣化速度。こうした部分をどう解決したのか、発売が期待される。
<参考>
三菱ミニキャブ ミーブ価格、スペック
価格:2シーター 2,431,000円/4シーター 2,453,000円
バッテリー容量:16.0kWh
航続距離:133㎞(WLTCモード)
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