ベンツも燃費重視。新エンジンとアイドリングストップ機能を搭載【メルセデス・ベンツEクラス新車情報】 [CORISM]

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【メルセデスベンツ】2011/11/16

トヨタ クラウンよりも低燃費! 低燃費とパワーアップを両立したアイドリングストップ機能付き新V6エンジンを搭載

 メルセデス・ベンツは、「Eクラス(セダン/ステーションワゴン)」に、最先端の直噴技術を駆使した新開発V型6気筒/V型8気筒エンジン、最新鋭7速オートマティックトランスミッション、ECOスタートストップ機能(アイドリングストップ)を組み合わせ、動力性能と燃費経済性、環境性能を大幅に高めるとともに、機能・快適装備の充実を図り、販売を開始した。

 新開発3.5LのV6直噴エンジンは、最先端の直噴技術「BlueDIRECTテクノロジー」を駆使。成層燃焼(リーンバーン)と理論空燃比による均質燃焼、成層燃焼と均質燃焼を組み合わせた均質成層燃焼の各燃焼モードを切り替え、すぐれた燃焼効率と出力・トルクの向上を実現した。

  E300、E300 4MATICは最高出力185kW(252PS)/6,500rpm、最大トルク340Nm/3,500~4,500rpmを発揮。E300で従来モデル比:出力+15kW/+21PS、最大トルク+40Nmと向上。E350は最高出力225kW(306PS)/6,500rpm、最大トルク370Nm/3,500~5,250rpmとなり、従来モデル比:出力+25kW/+34PS、最大トルク+20Nmとなっている。

 E350は、最大約48%の燃費向上、平成22年燃費基準+20%、平成21年排出ガス基準75%低減レベルを達成。この新型エンジンになり、E300の10・15モード燃費は13.0km/L、E350が12.6km/Lという低燃費性能を誇るようになる。

 この燃費性能は、かなり立派なものでトヨタのクラウン アスリートの10.0km/Lを大きく上回る性能をもつことになる。さすがに、日産フーガ ハイブリッドの19.0km/Lには及ばないものの、大排気量車のガソリンエンジン車の燃費としてはトップクラスだ。来年早々には、レクサスGSがフルモデルチェンジし登場する。当然ハイブリッド車は、20km/L以上を狙ってくることは間違いないが、ガソリン車は果たしてメルセデス・ベンツの最新エンジンの燃費を超えることができるだろうか? 高級車用エンジンの燃費戦争は、熾烈を極める。

 この燃費性能により、E300、E300 4MATICおよびE 350は「平成21年排出ガス基準75%低減レベル(☆☆☆☆)」を取得するとともに、「「平成22年燃費基準+20%」を達成し、エコカー減税(重量税、取得税各50~75%減税)およびグリーン税制優遇制度(翌年度自動車税50%減税)の優遇をうけることができるようになった。

<メルセデス・ベンツEクラス価格>

E 250 BlueEFFICIENCY           ¥6,340,000
E 250 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE   ¥6,980,000
E 300 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE   ¥7,200,000
E 300 4MATIC BlueEFFICIENCY AVANTGARDE ¥7,500,000
E 350 BlueTEC AVANTGARDE ¥7,980,000
E 350 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE ¥8,720,000
E 550 BlueEFFICIENCY AVANTGARDE ¥11,200,000
E 63 AMG ¥14,950,000

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(レポート:CORISM編集部

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