よりエレガントさ感じさせるエクステリア
BMW5シリーズセダンに続いてツーリングが登場した。コードナンバーはF10がセダンだが、ツーリングはF11と呼ばれる。ちなみにまだ発売されていないが、F12は6シリーズカブリオレ、F13は6シリーズクーペである。
先代の5シリーズ(E60)は吊り目のかなり個性が強いデザインだった。その反動なのか新しい5シリーズはエレガントさを強く感じるデザインになった。ツーリングはルーフが真っ直ぐに後ろに伸び、グリーンハウス(ウインドウ部分)も直線で構成されているからセダンより伸びやかになった。その分さらにエレガントさが強調された気がする。
エクステリアデザインは個人の好みによるところが大きいが、デビュー当時はあまり強いインパクトを感じなかった新しい5シリーズだが、見慣れてくるとエレガントさに徐々に惹かれてきた。それがツーリングになってセダンよりさらに魅力的に映ると評価していい。
先代の5シリーズ(E60)は吊り目のかなり個性が強いデザインだった。その反動なのか新しい5シリーズはエレガントさを強く感じるデザインになった。ツーリングはルーフが真っ直ぐに後ろに伸び、グリーンハウス(ウインドウ部分)も直線で構成されているからセダンより伸びやかになった。その分さらにエレガントさが強調された気がする。
エクステリアデザインは個人の好みによるところが大きいが、デビュー当時はあまり強いインパクトを感じなかった新しい5シリーズだが、見慣れてくるとエレガントさに徐々に惹かれてきた。それがツーリングになってセダンよりさらに魅力的に映ると評価していい。
エレガントなデザインの新型5シリーズ。ツーリングでは真っ直ぐ後ろに伸びるルーフなど、エレガントさ一層際立つ。
リヤピラーの"ホフマイスター・キンク"も美しく、新型5シリーズのエレガントさをさらに強調している。
またセダン同様、ボンネット上の4本のラインがスポーティさを演出する。
セダン同様の高級感に、より快適な室内空間
セダン同様、高級感溢れるインテリア。もちろんセンターコンソールが運転席側を向くドライバーオリエンテッドなデザインとなっている。
インテリアデザインも高級感溢れるセダンとまったく同じである。大きめなフロントシートでバックレストはたっぷりとした高さがあり、長距離ドライブでも疲れない。リヤシートにも3人分の3点シートベルトとヘッドレストが装備されている。リヤシートは11度の範囲でリクライニングすることが可能で、バックレストを立てればいざというときには後席に乗りながらラゲッジスペースの拡大もできる。後席のヘッドクリアランスはルーフが真っ直ぐに後ろに伸びているので余裕があり、後ろからの陽の光も窓が遠いので影響がないなど、快適性はセダンを上回ると評価だ。
リヤゲートはガラス部分だけも開けられるBMW得意の2ウェイ方式である。これまでは550iツーリングだけに装備していたラゲッジカバーの自動昇降システムは、新しい機構になって新型5シリーズツーリングでは標準になった。
リヤゲートはガラス部分だけも開けられるBMW得意の2ウェイ方式である。これまでは550iツーリングだけに装備していたラゲッジカバーの自動昇降システムは、新しい機構になって新型5シリーズツーリングでは標準になった。
フロントシートは大きめでバックレストはたっぷりとした高さがある。長距離ドライブでも疲れない。
リヤシートは3人分の3点シートベルトとヘッドレストを装備。40:20:40の3分割可倒式で多彩なシートアレンジが可能だ。
リヤゲートは得意の2ウェイ方式。ガラス部分だけを開け、ちょっとした荷物の出し入れすることができる。
先代では550iツーリングだけに装備していたラゲッジカバーの自動昇降システムは、全モデルで標準になった。
オプションのラゲージ・コンパートメント・パッケージでは、ラゲージ・フック付パーセル・レール2本などが装備される。
フロア・パネル下には収納ボックスが設けられており、各種小物などを収納できる。
しなやかさが際立つ乗り心地
8速AT、電動パワーステアリング、ブレーキエネルギー回生システム、軽量化、空気抵抗の低減など細かい部分の積み重ねで燃費向上を実現。
新型5シリーズツーリングは3種類のエンジンから選べる。523i(2.5リッター)、528i(3リッター)、535i(3リッターツインスクロールターボ)ですべて直列6気筒である。モデル名とエンジン排気量が違うのは、燃費や排ガスを示しているからだ。523iは250Nmというトルクを2750-3000rpmという低回転で発揮するから、回転を上げずに走れるので燃費がよいのだ。528iは310Nmを2600-3000rpmで発揮する。535iは4リッターV型8気筒並の400Nmというトルクを、ツインスクロールターボ、直噴、バルブトロニックという3種の神器を使って1200-5000rpmで発揮する。
523iツーリングはセダンより重量が若干重くなっているが、ファイナルギヤレシオを少し低くして調整している。アクセルペダルを踏み込んでいったときに凄く速いことはないが、日常運転では必要充分な走りができる。もっと鋭い加速を求め、アクセルペダルに余裕を持って走りたい方のために528iや535iが用意されている。
新型5シリーズになって燃費がよくなっているが、8速AT、電動パワーステアリング、ブレーキエネルギー回生システム、軽量化、空気抵抗の低減など細かい部分の積み重ねによるものだ。
523iツーリングに乗り始めてすぐに感じるのは快適性だ。7シリーズと兄弟分にあたるサスペンションによって、しなやかさが際立ち、乗り心地がとても良い。走行中の静粛性も高く、より高級車になったと感じる。
ハンドリング性能はBMWらしく軽快感溢れ、駆け抜ける歓びを感じることができる。BMWらしく前後50:50の重量配分になっているから、走る、曲がる、止まるに余裕がある。ハンドル、アクセル、ブレーキがドライバーの意思を反映して正確に動いてくれることが愉しさにもつながるし、安全性にも貢献する。
BMWのエフィシェント・ダイナミクスの理念に沿って、さらに良い燃費とさらに良い走りを実現したお奨めのモデルである。
523iツーリングはセダンより重量が若干重くなっているが、ファイナルギヤレシオを少し低くして調整している。アクセルペダルを踏み込んでいったときに凄く速いことはないが、日常運転では必要充分な走りができる。もっと鋭い加速を求め、アクセルペダルに余裕を持って走りたい方のために528iや535iが用意されている。
新型5シリーズになって燃費がよくなっているが、8速AT、電動パワーステアリング、ブレーキエネルギー回生システム、軽量化、空気抵抗の低減など細かい部分の積み重ねによるものだ。
523iツーリングに乗り始めてすぐに感じるのは快適性だ。7シリーズと兄弟分にあたるサスペンションによって、しなやかさが際立ち、乗り心地がとても良い。走行中の静粛性も高く、より高級車になったと感じる。
ハンドリング性能はBMWらしく軽快感溢れ、駆け抜ける歓びを感じることができる。BMWらしく前後50:50の重量配分になっているから、走る、曲がる、止まるに余裕がある。ハンドル、アクセル、ブレーキがドライバーの意思を反映して正確に動いてくれることが愉しさにもつながるし、安全性にも貢献する。
BMWのエフィシェント・ダイナミクスの理念に沿って、さらに良い燃費とさらに良い走りを実現したお奨めのモデルである。
エンジンは2.5リッター、3リッター、3リッターツインスクロールターボの3種類を用意。すべて直列6気筒となっている。
523iツーリングは、しなやかさが際立ち、乗り心地がとても良い。ハンドリング性能も軽快感に溢れている。
523iツーリングでは17インチホイールを標準装備。このほかオプションで18インチも選択できる。
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(レポート:こもだ きよし)
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