
ちょっと精悍な印象のDICE(ダイス)が追加
トヨタはコンパクトなボディに7人乗車を可能にしたシエンタをマイナーチェンジした。シエンタは、スライドドアを装備し、若年層からお年寄りまで使いやすさで人気のコンパクトカーだ。
今回のマイナーチェンジでは、新グレードであるDICE(ダイス)が追加された。このDICEは、専用のフロントバンパーとグリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプなどで構成されている。全体的に精悍なイメージを持っていることからも、主に男性ユーザーを意識した仕上がりだ。価格もやや高めの設定で167.5万円。
通常のモデルは、主にリヤコンビネーションランプのデザイン変更やシート表皮の意匠変更と微小なものに収まっている。
お勧めなのは、DICEと共に新設定されているXのLパッケージだ。ディスチャージヘッドランプや助手席側パワースライドドアを標準装備し価格は165.5万円。DICEには助手席側パワースライドドアが標準装備されていないので、割安感ならコチラだ。DICEにパワースライドドアを付けようと思うと、オプションでデュアルパワースライドドア(10.5万円)を装着しなければならず、少々割高な印象となる。
全体的に、このシエンタは安全装備が貧弱だ。サイドエアバッグは全車オプション。滑りやすい道で効果を発揮する横滑り防止装置VSCは、なんとDICEにしかオプション設定されていない。最上級グレードであるGですら、装着することすらできない。家族を乗せいる機会の多いはずの7人乗り車なら、もう少し家族の安全に気を配った装備が欲しいところだ。
もはや、燃費はクルマを買う時に無視できない要素のひとつ。今回のマイナーチェンジでは、当然、燃費のアップも施された。10・15モード燃費で19.2km/lとマイナー前に比べて0.6km/lの向上だ。
また、シエンタはスライドドア車ということもあり、ウェルキャブ車も幅の広いラインアップをもっているのも特徴。助手席リフトアップ車、車椅子仕様などが用意される。
今回のマイナーチェンジでは、新グレードであるDICE(ダイス)が追加された。このDICEは、専用のフロントバンパーとグリル、ヘッドランプ、リヤコンビネーションランプなどで構成されている。全体的に精悍なイメージを持っていることからも、主に男性ユーザーを意識した仕上がりだ。価格もやや高めの設定で167.5万円。
通常のモデルは、主にリヤコンビネーションランプのデザイン変更やシート表皮の意匠変更と微小なものに収まっている。
お勧めなのは、DICEと共に新設定されているXのLパッケージだ。ディスチャージヘッドランプや助手席側パワースライドドアを標準装備し価格は165.5万円。DICEには助手席側パワースライドドアが標準装備されていないので、割安感ならコチラだ。DICEにパワースライドドアを付けようと思うと、オプションでデュアルパワースライドドア(10.5万円)を装着しなければならず、少々割高な印象となる。
全体的に、このシエンタは安全装備が貧弱だ。サイドエアバッグは全車オプション。滑りやすい道で効果を発揮する横滑り防止装置VSCは、なんとDICEにしかオプション設定されていない。最上級グレードであるGですら、装着することすらできない。家族を乗せいる機会の多いはずの7人乗り車なら、もう少し家族の安全に気を配った装備が欲しいところだ。
もはや、燃費はクルマを買う時に無視できない要素のひとつ。今回のマイナーチェンジでは、当然、燃費のアップも施された。10・15モード燃費で19.2km/lとマイナー前に比べて0.6km/lの向上だ。
また、シエンタはスライドドア車ということもあり、ウェルキャブ車も幅の広いラインアップをもっているのも特徴。助手席リフトアップ車、車椅子仕様などが用意される。

| 代表グレード | トヨタ シエンタDICE |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4120×1695×1670mm |
| 車両重量[kg] | 1220kg |
| 総排気量[cc] | 1496cc |
| 最高出力[ps(kw)/rpm] | 110ps(81kW)/6000rpm |
| 最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 14.4kg-m(141N・m)/4400rpm |
| トランスミッション | CVT |
| 10・15モード燃費[km/L] | 19.2km/L |
| 定員[人] | 7人 |
| 消費税込価格[万円] | 167.5万円 |
| 発売日 | 2011/05/19 |
| レポート | 大岡 智彦 |
| 写真 | トヨタ自動車 |
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