君はギャランラムダを見たか!? 懐かしの三菱車が本社ショールームに大集結!! 東京・田町本社ショールームにて「三菱オートギャラリー展」を開催9月16日まで!

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【三菱】2014/09/09

 

「時代を生きた名車たち~三菱オートギャラリー展~」が東京で期間限定開催!

三菱オートギャラリー展

ショールームに入ったとたんタイムスリップ体験。懐かしの三菱車がピカピカの状態でところ狭しと並ぶ。

 東京駅から山手線で4つ目、田町駅のすぐ近くにある三菱自動車 の本社ショールーム。いつもは発売中の最新モデルが誇らしげに展示されている。そのショールーム前を偶然通りかかった時、その異変に気付きました。どうも普段と雰囲気が違う・・・。

屋外に並べてある車の向こう、ショールームのガラスの中から顔をのぞかせているのは真っ白な初代ミラージュ 。「あれ?どうしてあんな昔の車が置いてあるんだろう?」

ミラージュに、おいでおいでされるかのように、フラフラとショールーム内に入った瞬間、思わず別世界に来たのかと思いました。ところ狭しと並べられていたのはミラージュの他、ギャラン GTO-MR、初代、、パジェロ 、初代ディアマンテ、初代ランサーエボリューション、などなど。

展示されている懐かしの車の数は、なんと9台!まるで博物館に居るかのようです。不思議に思いショールームの人に聞いてみると、これは2014年9月4日から16日までの期間限定で三菱自動車が行っている「時代を生きた名車たち~三菱オートギャラリー展」という催しだったのでした。

三菱500

1960年発売の三菱500。RRなので三菱i(アイ)の遠い祖先?左奥の車はミニカスキッパー。

十字号

戦後、余った航空機用ジュラルミンを利用して作ったという自転車「十字号」も展示

5バルブDOHCインタークーラーターボエンジン「3G83」

こちらは5バルブDOHCインタークーラーターボエンジン「3G83」(657cc)のカットモデル

「ラムダ」はギリシャ文字で、アルファベットの「L」に相当!知ってた!?

三菱ギャランラムダ

ギャランラムダのリアビュー。英語のラグジュアリーの「L」に相当するギリシャ文字がラムダ。

 展示車はいずれも、愛知県岡崎市にある「三菱オートギャラリー」で三菱が保管している車とのことで、非常に程度の良いものばかり。

残念ながらどの車もドアはロックされていて、室内を直接見ることはできませんでしたが、外から覗いた限りでは「これ、新車?」と思ってしまうくらい内装もピカピカ。ショールームで今販売中なのかと錯覚してしまうくらいの感じでした。

旧車好きとしては「うわーこれ、全部欲しい!」という心境だったのですが、その中でも特に興味を引かれたのは往年の名車、ギャランラムダ。

4ドアセダン・ギャランシグマの2ドア版で、シグマに遅れること半年後の1976年11月に初代がデビュー。1984年に2代目の生産が終了し、その名前が消えるまで、豪華でアメリカンな感じのするパーソナルカーとして車好きに鮮烈な印象を残した車です。

ギリシャ文字で「L」に相当する「ラムダ」という名前は、英語のLuxury(ラグジュアリー)の頭文字にちなんだもの。その名にふさわしい豪華なソファーのようなシートや、国産車初の1本スポークステアリングを備えた内装が個性的でした。

三菱ギャランラムダ

展示車は岡崎工場で最初に生産された車で、グレードは2000スーパーツーリング

三菱ギャランラムダ

ロールバー風のリアピラーと大きく湾曲したラップアラウンドリアウインドウがラムダの特徴

三菱ギャランラムダ

展示車はボディ同色だが、リアピラー部がシルバーで仕立てられた仕様のラムダもあった

新車のようなコンディションのギャランラムダ!一見の価値大いにあり!

三菱ギャランラムダ

豪華さを醸し出す凝った作りのサイドウインカー

 外観も2ドアハードトップながら、リアガラスに大きく湾曲したラップアラウンドウインドウを採用し、リアピラーをロールバーのように見せるなど他車とは一線を画する斬新なスタイリングを採用。デビュー当時のキャッチコピーは「ハードトップでもない、クーペでもない」でした。角型4灯のヘッドライトを日本で初めて採用したのもこのラムダです。

ちなみに、ラムダという名前は日本国内のみだったようで、ヨーロッパ向けの輸出仕様は「三菱サッポロ」と呼ばれていたそうです。ネーミングの由来は1972年に札幌で冬季オリンピックが開催され、「サッポロ」の知名度が高かったから、とのこと。

そんなギャランラムダ、生産終了から既に30年たち実車を久しく見ることがなかっただけに、都内の利便性の良い場所でこんなに気軽に、しかも無料で(この展示は入場無料です)実車を見ることができて、とても感激でした。

日本車が海外メーカーの車に追いつこうとしていた時代の息吹が感じられるこの展示、三菱車に興味がなかったとしても一見の価値大いにあり!だと思いつつ、ショールームを後にしたのでした。

レポート:堂島 昭

三菱ギャランラムダ

ボディ両サイドの車名、フロントのエンジン名、リアのグレード名バッジも豪華さを演出

三菱ギャランラムダ

1本スポークステアリングと6連メーターが特徴的。マットはノンオリジナル(シグマ用)。

三菱ギャランラムダ

君もぜひ、ギャランラムダの目撃者になろう!

展示車一覧

・十字号(自転車) 1947年製 航空機用のジュラルミンで製作
・シルバーピジョン(2輪) 1946年製 航空機用ジュラルミンで製作。車輪は航空機の尾翼のタイヤを使用
・三菱レオ(オート3輪) 1959年製 三輪軽自動車で日本初の密閉式オールスチールキャビン
・三菱500 1960年製 自動車として日本初の風洞実験を実施
・ギャランGTO-MR 1970年製 日本初の50インチカーブ サイドウィンドウを採用
・ミニカスキッパー 1971年製 日本初の「スクープドウィンドウ」を採用
・ギャランラムダ 1976年製 日本初の角型4灯ヘッドランプ 岡崎工場で最初に生産された車
・ミラージュ 1978年製 三菱自動車初の前輪駆動車
・パジェロ 1982年製 4WDとして日本初のターボディーゼルエンジン搭載車。85年にはパリダカで初優勝
・ギャランVR4 1987年製 三菱自動車初の「日本カーオブ・ザ・イヤー」受賞
・ディアマンテ 1990年製 三菱自動車2度目の「日本カーオブ・ザ・イヤー」受賞
・ランサーエボリューション 1992年製 軽量ボディに2000ccターボエンジン搭載。WRCに参戦
・2G23バルカン(エンジン) 1977年製 世界初のサイレントシャフト搭載
・4G63シリウスダッシュ(エンジン) 1984年製 日本初の可変バルブタイミング付エンジン
・3G83 5バルブ(エンジン) 1989年製 世界初の量産5バルブエンジン

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(レポート:堂島 昭

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