マツダCX-3新車情報・購入ガイド「ライトサイジングって何? 1.8Lディーゼル搭載!」

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【マツダ】2018/05/24

マツダCX-3

 

マツダCX-3とは、こんなクルマ

マツダCX-3マツダは、コンパクトSUVのCX-3を大幅改良。同時に、ディープレッドの専用ナッパレザーシートを採用した特別仕様車「エクスクルーシブ モッズ(Exclusive Mods)」を新設定し発売を開始した。

マツダCX-3は、2015年2月登場した。プラットフォーム(車台)などは、デミオをベースとしているため、BセグメントのコンパクトSUVに属する。ただ、全長は4,275㎜となっており、デミオよりは少々大きくなっている。

また、CX-3は全高を1,550㎜に設定。SUVなので、全高を高くしてより大きく迫力あるスタイルに見せたいのだが、あえて1,550㎜に抑えたのには訳がある。それは、立体駐車場への対応だ。

マツダCX-3こうしたコンパクトSUVは、市街地を中心に使われることが多い。そのため、都市部の立体駐車場を利用、もしくは車庫にするケースが多い。立体駐車場では、ボディサイズの制限があるところがほとんどで、その多くが全高1,550㎜、全幅1,800㎜となっている。市街地で使うコンパクトSUVなので、立体駐車場でも制限内に収めることで、扱いやすさを際立たせているのだ。もちろん、マンションなどに住みこうした立体駐車場を使うユーザーでも車庫証明が取れるので、人気のSUVに乗れるというメリットもある。

そして、注目されたのは、搭載されたエンジン。デミオで話題になった1.5Lディーゼルである「SKYACTIV-D 1.5」が搭載された。基本的にデミオと同じエンジンだが、CX-3ではやや出力が向上され270Nmという大トルクを誇った。燃費はFF(前輪駆動)の6AT車が23.0㎞/Lという優れた低燃費性能をもっていた。

マツダCX-3のデビュー直後は、ディーゼル車のみの設定だったこともあり、やや高価だった。マーケットからは、より安価なガソリン車の設定を望む声も増えていた。そこで、マツダは2017年6月に2.0Lのガソリン車を投入する。価格も若干安くなったこともあり、販売面でもやや息を吹き返している。

マツダCX-3

ディーゼルエンジンが、1.5Lから1.8Lへ! ライトサイジングって何だ?

マツダCX-3マツダCX-3の大幅改良では、まず1.5Lディーゼルエンジンが1.8Lへ排気量がアップされ「SKYACTIV-D 1.8」となった。超高応答マルチホールピエゾインジェクターや可変ジオメトリー シングルターボチャージャーなどが採用され、高回転域での高トルクを達成。1.8Lディーゼルの出力は、116ps&270Nmとなった。最大トルクこそ同じ270Nmだが、パワーは11psアップした。その結果、1.5Lより力強く伸びやかな加速を実現。

排気量が増えているのに、最大トルクがアップしていないのは、NOx低減する狙いがある。270Nm程度に最大トルクを抑えることで、全域EGRが可能となり大幅にNOxを低減している。これは、より厳しくなるディーゼルの排ガス規制にも対応できるための手法でもある。マツダは、こうした手法をライトサイジング(排気量適正化)と呼んでいる。

排気量アップによる全域EGRだけでなく、排気量をアップしながらエンジン内部の部品を軽量化。世界トップレベルとなる1.5L比で300g軽量化を実現した。また、排気量アップによる効果により、DPFの再生間インターバルを50%改善し再生時間も半減している。これにより、実用燃費の向上が期待できる。

燃費については、JC08モードから変更されているので比較できない。WLTCモードで、FF(前輪駆動)の6ATで20.0㎞/Lとなっている。

 

2.0Lガソリンエンジンは、実用燃費向上に力を入れた改良

マツダCX-32.0Lガソリンエンジン「SKYACTIV-G 2.0」は、実用域での燃費性能のさらなる向上、より素早い応答性、排出ガス中の有害物質の低減を実現。「エッジカットピストン」や「低抵抗ピストン」、新ノズル付き拡散インジェクターなどの新技術を採用。全域にわたるトルクアップを実現し、実用燃費の向上に貢献している。出力は150ps&195Nm。2ps&3Nmほど従来エンジンより出力がアップした。

2.0Lガソリン車の燃費もWLTCモードのみとなっていて、FF(前輪駆動)の6ATで16.0㎞/Lとなっている。ガソリン車だが、かなりディーゼルに近い燃費になってきた。

 

縦バネを落とした専用タイヤを開発し、乗り心地向上!

マツダCX-3CX-3のデビュー時は、とにかくリヤサスの突き上げ感が際立っていた。改良が施される度に、乗り心地は改善されてきており、乗り心地性能の向上は、CX-3にとって重要な要件になっている。そこで、今回も更なる乗り心地の向上と、操縦安定性関連にも手が入れられている。ダンパーは大径化されるなど、フロントスタビライザー、コイルスプリングなども改良され刷新された。

そして、今回はタイヤまで改良してきた。一般的なゴム質の変更だけではなく、なんとサイドウォールの縦バネを変更。若干、柔らかめにした。タイヤの縦バネを落とすと、タイヤが細かいショックを吸収してくれるメリットがある。しかし、逆にタイヤの変形が起きることで、ステアリング操作に対してクルマの反応が鈍くなる。こうしたデメリットを地面と接地するトレッド部分の構造とゴム部材の最適化を施し、操舵遅れを無くしながら乗り心地も向上させている。

マツダCX-3また、静粛性も向上。 フロントとリアドアのアウターパネルの板厚をアップ。さらに、リアドアガラスの板厚をフロントドアと同じ4㎜に向上し、ドアシールの遮音性とルーフ部の吸音性をあわせて向上することで、より静粛性の高い室内空間とした。

そして、シートにもこだわった。 フロントシート座面クッションには、ハイエンドモデル「CX-8」と同様に、振動軽減と減衰性に優れた高減衰ウレタンを採用し、座り心地と乗り心地を向上させている。

 

デザイン変更は微少。電動パーキングブレーキが新採用

マツダCX-3CX-3のエクステリアも改良されてはいるが、従来のデザインを生かしているため変更点は少ない。まず、ラジエーターグリルやLEDリアコンビネーションランプ、アルミホイールなどのデザインが変更された。また、グロスブラックのフォグランプベゼルやピラーガーニッシュ、サイドガーニッシュモールの採用により、高級感もアップされている。

インテリアは、電動パーキングブレーキ(EPB)の採用。これにより、センターコンソールのレイアウトが大幅に見直され、アームレストやフレキシブルな収納スペースとしてマルチボックスが設定された。

夜間の歩行者検知も可能となった自動ブレーキ

マツダCX-3デビュー当時から、CX-3の安全装備は比較的高いレベルにあったが、今回の改良ではクラストップレベルとなった。従来の歩行者検知式自動ブレーキが、夜間でも対応可能になった。夜間の歩行者事故は、昼間より圧倒的に多いだけに、より頼りになる装備となっている。ただ、今のところ歩行者のみで自転車などには対応していない。自転車検知機能にも期待したい。

そして、高く評価したいのが、こうした先進予防安全装備が、CX-3には全車標準装備化されていることだ。どのグレードを買っても安心できる。

そして、 全車速追従機能付「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(MRCC)」を新採用。渋滞時などでは、ドライバーの疲労軽減に貢献してくれる機能で、お勧めの装備だ。

 

CX-3の最上級グレードとなる特別仕様車「エクスクルーシブ モッズ」を新投入

マツダCX-3そして、特別仕様車「エクスクルーシブ モッズ(Exclusive Mods)」は、CX-3の中で、トップグレードといえる洗練された高級感をもつ。ベース車は、「20S L Package」、「XD L Package」の6AT車となる。

まず、シートには、このクラスではほとんど使われることのない贅沢なディープレッドのナッパレザーが使われている。コンパクトSUVながら、とても贅沢な空間に仕上がった。また、18インチアルミホイール(高輝度ダーク塗装)、スーパーUVカットガラス&IRカットガラス(フロントガラス・フロントドアガラス)に採用している。

マツダCX-3

 

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顧客志向の本質的改良に高評価

マツダCX-3マツダCX-3は、改良する度、着実に進化している。例えば、多くのメーカーが、グレードにより安全装備に差を付けたりするが、CX-3は全車標準装備。こうした先進予防安全装備が安価になってきたのなら、メーカー自らが積極的にこうした装備を標準装備するべきだ。

自動車は、扱い方を誤れば、人を殺める凶器になる。こうした商品を売って利益を出している以上、顧客や歩行者の安全を守る責任がある。そういう意味では、CX-3は社会的責任を果たしている。

また、環境性能も同様だ。マツダも一時期カタログ値を追っていた時期があったが、CX-3の改良では実燃費向上を狙った改良が施されている。こうした、顧客志向で本質的な改良は、多くの自動車メーカーが見習うべきだろう。いずれ、こうした改良や開発が、マツダブランドを強くするはずだ。

 

マツダCX-3の価格

マツダCX-3<2.0Lガソリン車>

・20S 2WD  2,127,600円/4WD 2,353,600円

・20S PROACTIVE 2WD 2,332,800円/4WD 2,558,800円

・20S PROACTIVE S Package 2WD 2,430,000円/4WD  2,656,000円

・20S L Package 2WD 2,566,080円/4WD 2,792,080円

・20S Exclusive Mods 2WD 2,598,480円/4WD 2,824,480円

<1.8Lディーゼル車>

・XD 2WD 2,436,480円/4WD 2,662,480円

・XD PROACTIVE 2WD 2,630,880円/4WD 2,856,880円

・XD PROACTIVE S Package 2WD 2,728,080円/4WD 2,954,080円

・XD L Package 2WD 2,836,080円/4WD 3,062,080円

・XD Exclusive Mods 2WD 2,868,480円/4WD 3,094,480円

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