大人気SUVがレクサスRX
レクサスRX は、2022年11月に7年振りのフルモデルチェンジをし、5代目となった。レクサスRXは、メインマーケットの北米で、レクサスブランドの基幹車種となっている超人気モデル。初代・2代目は、トヨタブランドのハリアーとして売られていたこともあり、国内での人気も高い。
そこで、5代目新型RXと、旧型4代目RXの違いについて新旧モデルを内装デザインや走行性能、燃費、リセールバリューなどの項目で比較評価した。何がどう進化したのか? 5代目新型RXを購入した後、後悔・失敗したと思わないための参考にして欲しい。
レクサスRXの人気理由とは?
レクサスRXが高い人気を得ている理由とは・・・
・強力なレクサスのブランド力
・超低燃費性能を誇るハイブリッド車&PHEV
・ユニークなデザイン
・国産高級SUVの先駆け的な車種
・直接的な国産ライバル車がいない独自のポジション
・非常に高いリセールバリュー
レクサスRXは、全長4,900mm前後、全幅1,920mmという大きなボディサイズをもつEセグメントの国産SUVは数少ない。ボディサイズでライバル車といえるのは、マツダCX-8やランドクルーザーなどだ。だが、それぞれキャラクターが異なり、価格帯も違う。ランドクルーザーは、ラダーフレームをもつ本格オフローダーで、CX-8は3列シートで価格帯が大きく異なる。実質、国産車でRXのライバル車は無い状態だ。
輸入車でボディサイズが近い車種は、メルセデス・ベンツGLEやBMW X5などがあるが、価格帯はRXを大きく上回っている。
こうなると、RXにとって直接的なライバルはほぼ不在といえる。
レクサスRXの歴史・概要
レクサスRX歴代モデル
レクサスRX歴代モデル | 発売年 |
初代 | 1998年~2003年 |
2代目 | 2003年~2009年 |
3代目 | 2009年~2015年 |
4代目(比較:旧型) | 2015年~2022年 |
5代目(新型) | 2022年11月~ |
1998年にデビューした初代レクサスRXは、画期的なモデルだった。
当時のSUVはオフローダーがベースなので、ピックアップトラックなどと同じラダーフレームを使うモデルが主流だった。しかし、初代レクサスRXは、乗用車であるカムリのプラットフォーム(車台)を用いたことで、圧倒的な乗り心地の良さと静粛性を手に入れた。
この初代レクサスRXが非常に高く評価され、現在のようなラグジュアリーSUVとなっていった。
発売当初、初代RXは国内でハリアーとして販売された。ハリアーも日本で大ヒットモデルとなる。レクサスブランドへの憧れもあり、多くのハリアーユーザーが、高級車ブランドであるレクサスとRXのエンブレムをハリアーに取り付けるというブームが巻き起こったほどだ。
2003年には、2代目レクサスRXが登場した。初代のキープコンセプトモデルである。
その後2009年にフルモデルチェンジし、3代目レクサスRXがデビューした。このモデルから国内のハリアーとは袂を分かち、レクサス専用車となった。国内の主力グレードは、パワフルな3.5L V6エンジンを搭載したハイブリッドモデルRX450hだ。エアサスペンション仕様もあり、低燃費と抜群の乗り心地を誇った。
2015年、4代目レクサスRXが登場した。現在のような迫力あるスピンドルグリルが特徴だ。2017年の改良で7人乗りモデルが追加された。さらに2019年のマイナーチェンジでは、セカンドシートがキャプテンシートとなる6人乗りも投入されている。
そして2022年11月、5代目レクサスRXがデビューした。
V6エンジンが姿を消し、RX初のPHEVが用意され、全車直4エンジンとなった。優れた走りをアシストする4WDシステム「DIRECT4」や、クラストップレベルの予防安全装備パッケージ「レクサスセーフティシステム+」が搭載された。
レクサス新型RXと旧型の比較項目
新型レクサスRXは、発売前から人気が高く、抽選発売も行われたほど。また、発売直後から受注停止になるなどが話題になった。
こうした非常に高い人気モデルを誇る5代目新型RX。ただし、新車納期は、かなり長め。その一方で先代となる4代目RXは、中古車ですぐに手に入る状態。新車の納期やレクサスRXのリセールバリューも含め、旧型4代目RXと新型5代目RXを比較検討すれば、後々、後悔や失敗したと思うこともないはずだ。
今回はレクサス新型RXと旧型RXを以下の項目で比較した。
・外装デザイン比較
・安全性能比較
・内装デザイン比較
・走行性能比較
レクサスRXのコンセプト&外装デザイン
迫力一辺倒から洗練さを手に入れた「スピンドルボディ」
5代目新型レクサスRXのデザインは、機能的本質や動的性能(パフォーマンス)に根差したプロポーションと独自性を追求。
全体のシルエットは、新たな走りを予感させる低重心で踏ん張り感のあるスタイルをもつ。塊感も強く、シャープな線と力強い面が組み合わされている。SUVらしい存在感あるデザインだ。
4代目RXと比べ、大きく変化したのがフロントグリルだ。
4代目RXを含む以前のレクサス車は、とにかく大きく押し出し感のあるスピンドルグリルが特徴的だった。迫力重視で、こうしたデザインを好む顧客に支持され続けてきた。マーケットインのデザインで、売れる手法でもある。
しかし、5代目RXは、レクサスらしいデザインにチャレンジしている。スピンドルグリルの基本的なカタチは継承しつつ、グリルそのものは、フレームを無くしフェイスデザインと一体化させた。迫力や押し出し感は4代目RXが上回るものの、洗練さ感や斬新さでは5代目RXが上回る。
迫力重視だけなら4代目RXが勝る
4代目旧型RXは、力強さと色気を両立したエクステリアをテーマとした。SUVらしい「力強さ」と知的な「大人の色気」を兼ね備えることで、RXのDNAをさらに進化させている。
フロントビューのデザインは、スピンドルグリルを前面に押し出し、より彫の深い立体感ある顔になった。ボトム部までワイドに広がったスピンドルグリルにより、ドッシリとした安定感あるスタイルだ。
リヤビューは、スピンドル形状とした。フードから始まるサイドの立体の流れを、リヤコンビネーションランプの内側で切り返すことで、力強いスタンスを表現している。
4代目RXのデザインも完成度が高く、今見ても古さをほとんど感じない。スピンドルグリルの分かりやすい迫力という点では、5代目を上回っている。
レクサスRXの安全装備
最新「レクサスセーフティシステム+」で、より安全なクルマへと進化
レクサス車の予防安全装備パッケージである「レクサスセーフティシステム+」は、名称が同じでも世代や車種により機能や性能が大きく異なる。5代目新型レクサスRXには、最新世代の「レクサスセーフティシステム+」が装備されており、クラストップレベルの機能が備わっている。
システムの構成は、単眼カメラとミリ波レーダーの組み合わせ。自動ブレーキは以下を検知し、衝突の回避や被害軽減を可能としている。
・昼夜の歩行者と自転車
・昼間の自動二輪車
・右左折時の対向歩行者
・右折時の対向車
・交差点内の出会い頭の衝突
交差点内は、とても事故が多い場所のひとつ。こうした場所での衝突リスクを回避・軽減できる機能は、より現実的な予防安全装備パッケージと高く評価できる。
さらに、運転支援機能であるPDA(プロアクティブ・ドライビング・アシスト)も装備された。この機能は、街中での運転で安全面やドライバーの疲労軽減に役立つ機能だ。
近くに歩行者や自転車、駐車車両がある場合、接近し過ぎないようにステアリング操作をアシストしてくれるのだ。横断歩行者がいる場合や、カーブ手前での減速アシストも行う。自動運転時代を感じさせる機能だ。
他にも、前方の信号が赤でアクセルオフの際、先行車との車間距離が近いと自動減速、停止直前まで一定の距離を保ってくれる。停止時には自らブレーキを踏む必要があるものの、ブレーキを踏む回数が大幅に減るため疲労軽減に役立つ。追突しそうになった瞬間には、自動ブレーキが作動するので、安全面でも大きなメリットがある。
全車速追従式クルーズコントロールにはAdvanced Drive(渋滞時支援)機能もプラスされた。高速道路でステアリングから手を放しても、車線を維持しながら先行車に追従走行ができる(ドライバーが常に前方監視を行い一定の条件を満たすことと、約40km/h以下の渋滞時であることが前提)。大幅な疲労軽減・安全運転に寄与しており、ロングドライブも苦にならないだろう。
予防安全装備や運転支援機能は、まさに日進月歩だ。設計が古い4代目旧型RXは、5代目新型RXに敵わない。
だが、4代目RXも、マイナーチェンジ後の後期モデルであれば、2023年2月現在でも平均点レベルの機能をもっている。自動ブレーキの機能は、昼夜の歩行者と昼間の自転車に対応している。パーキングサポートブレーキ(バック時に後方から接近する車両を検知し警報を発する機能)なども用意されている。だが一部の予防安全装備は、グレードによってはオプション設定だ。中古車の場合、こうした予防安全装備の有無をしっかりと確認し購入することをお勧めする。
レクサスRXの内装デザイン
大きくても扱いやすい、最小回転半径5.5mのグレードも!
5代目レクサスRXのインテリアは、人間中心の思想である「Tazuna Concept」に基づいてデザインされた。クルマとドライバーがより深く直感的につながり、操ることを楽しめる運転席と、開放的で快適な居住空間の両立を目指している。
5代目新型レクサスRXのインパネデザインは、SUVらしい重厚感ある仕上がりだ。複雑な造形ながら、シンプルに見せ上質感ある空間に仕上げた。
多くの機能は、大型の14インチタッチスクリーンに集約されている。だが、空調の温度調整やオーディオの音量調整など、操作頻度の高い操作スイッチ系は運転時にブラインド操作がしやすいダイヤル式となっている。
新型RX500hには、後輪を操舵する「Dynamic Rear Steering(DRS)」が装備された。後輪操舵により、新型RX500hの最小回転半径は5.5mと小さい。このモデルなら、狭い駐車場が多い日本でも扱いやすい。この機能が無いモデルの最小回転半径は5.9mと、狭い駐車場では少し苦労するだろう。4代目RXの最小回転半径も5.9mなので同様。
豪華さとギラギラ感あるラグジュアリー空間
4代目旧型レクサスRXのインテリアは、新技術と融合した、時代の一歩先を行くエレガントな室内空間の実現を目指した。
運転席は、コックピットのように包まれるようなデザインを採用した。太めのセンターコンソールで、SUVらしい逞しさを表現している。
ディスプレイは、12.3インチワイドタイプだ。センターコンソールの奥に設置されているので、視認性は良好だが、今となっては少し小さく見える。全体的にややギラギラした、ラグジュアリーな空間だ。
4代目RXには6,7人乗り仕様がある
4代目旧型RXには、モデル中期から3列シートの6人もしくは7人乗り仕様を設定している。ボディサイズは5mとやや大きい。この仕様は5代目RXには無いので、3列シートをもつ多人数乗モデルを望むなら4代目旧型RXがお勧めだ。
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レクサスRXの走行性能、メカニズム
レクサスの5代目RXと4代目RXのエンジン種類、出力、燃費は以下の通りだ。
5代目レクサスRX
モーター | 出力 | 燃費(WLTCモード) | |
RX500h | 2.4Lターボハイブリッド | 371ps(システム出力) | 14.4km/L(4WD) |
RX450h+ | 2.5L PHEV | 309ps(システム出力) | 18.8km/L(4WD) |
RX350 | 2.4Lターボ | 279ps&430Nm | 11.2 km/L(4WD)~11.8km/L(FF) |
*2023年8月、2.5Lハイブリッドの350hを追加。システム出力250ps、燃費18.7(4WD)~20.2㎞/L
【5代目新型RX500h】圧倒的な走行性能を誇る
V6エンジンは、5代目新型レクサスRXから姿を消した。全車直4エンジンとなた。
電動化を推し進めるレクサス。国内では、圧倒的な人気を誇るハイブリッド車。カーボンニュートラル時代であることを考えると、純ガソリン車であるRX350は必要かと、疑問に思う。環境問題を除けば、この新2.4Lターボエンジンの完成度は高く、4代目RX300の2.0Lターボと比べると、出力とトルクが大幅にアップするのは当然ながら、排気量をアップしながら低燃費化に成功してい点は素晴らしい。
5代目新型RXの最上位グレードに位置するRX500hは、ハイブリッド車でありながら、燃費より走行性能を重視したモデルだ。システム出力は371psと、4代目RX450hのシステム出力313psを大きく上回る。
しかも、ハイブリッドシステムも従来ものとは異なるタイプを開発。2.4Lターボエンジンとフロントモーターは直結され、エンジンの出力とモーターの出力が合算され、フロントタイヤにダイレクトに伝わる。燃費効率よりも出力重視したタイプのハイブリッドだ。
さらに、ターボエンジンとモーターの組み合わせは、相性が非常によい。
ターボエンジンは、ターボの過給が遅れることでアクセルレスポンスが悪くなるターボラグが発生する。これは、ターボエンジンの悪癖ともいえるものだ。
この悪癖をカバーしてくれるのが、モーターだ。モーターは特性上、瞬時に最大トルクを発生。ターボラグが発生している僅かな時間に、モーターが瞬時に最大トルクを出し車体を前方に押し出すので、アクセルレスポンスが悪化しない。
さらに、RXは後輪側に「eAxle」という103ps&169Nmもの大出力モーターを搭載した。モーターからの駆動力も加わった4WDシステムは、DIRECT4という。運転状況に合わせ、前後輪の駆動力配分比を100:0~20:80 の間で制御するのだ。このDIRECT4の効果により、まるで後輪駆動車のように後ろから押される加速感が楽しめる。
加えて、後輪を操舵する機能「Dynamic Rear Steering(DRS)」により、大柄なボディの5代目RXでも山道を軽快に気持ちよく走り抜けることができる。だが走行性能重視のため、燃費は14.4km/L(WLTCモード)と少々微妙だ。それでも、4代目RX450hと同等レベルなので、走行性能が大幅アップしたことを含めれば、むしろ優秀な燃費値といえる。
【5代目RX450h+】燃費、走行性能などバランスの良さが光る
5代目のRX450h+は2.5LのPHEVであり、レクサス初のPHEVだ。基本的にハリアーやRAV4のPHEVと同じシステムを使い、RX450h+用にチューニングしている。
充電電力使用時の走行距離は86kmだ。これだけの距離をEV走行できるので、日々の通勤や送迎、買い物などの短距離移動であれば、ほとんどガソリンを使わない生活が可能となる。ガソリンを使って走れるので、EVのように航続距離を気にする必要が無いのもメリットだ。
RX450h+は、RX500hほどの走行性能ではないものの、4代目RXと比べるとキビキビと軽快に走り静粛性も高い。RX450h+の0-100km/加速は6.5秒だ(RX500hは6.2秒)。RX450h+でも、ちょっとしたスポーツカー並みの速さを誇る。
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【5代目RX350】気持ちよい2.4L直4ターボ搭載
純ガソリン車であるRX350は、RX500hと同じ2.4Lターボエンジンを搭載する。この直4エンジンが、なかなか上質だ。スムースにレヴリミットまで回り、振動・静粛性も高い。ターボ車にありがちな急激に立ち上がるトルク感も抑えられていて、アクセル操作に対してリニアにトルクが出てくるので乗りやすい。
【4代目V6 3.5Lハイブリッド】十分なパワーとスムースさを誇るが、燃費性能が微妙
4代目RX450hとRX450hLは、車重2トンと超える重量級ボディながら、システム出力は313psもあるので、余裕たっぷりで速い。力強さは、5代目RX500hやRX450h+に負けてはいない。ただし、燃費値は5代目RXと比べると分が悪い。
4代目RX300には、直4の2.0Lターボが搭載されている。最大トルクは350Nmと、RX300の車重に対して過不足ないレベルだ。しかし2.0Lターボなので、RX450hのようなパンチのある加速力は無い。ラグジュアリーSUVとしての余裕ある走りとしては、少々物足りなさを感じるかもしれない。燃費性能も今となっては、やや物足りない数値だ。
4代目と5代目、異なるキャラクター
4代目旧型RXは、乗り心地や静粛性重視で、ゆったり走るラグジュアリーSUVらしさを持つ。5代目新型RXは、優れた乗り心地や静粛性はそのままに、パワフルで気持ちよいハンドリングや高い操縦安定性をプラスしている。
例えば乗り心地は、4代目が少しフワッとした乗り味なのに対し、5代目は引き締まった乗り味に変化している。総合的な走行性能は、5代目RXが大きく勝る。
だからと言って4代目RXがダメということはない。ハンドリングや操縦安定性などをそれほど気にしないのであれば、4代目RXでも十分なレベルにあるからだ。
<レポート:大岡智彦>
お勧めは4代目旧型RX? それとも5代目新型RX?
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トヨタ クラウンクロスオーバーvsトヨタ ハリアーハイブリッド徹底比較・評価
5代目新型レクサスRX価格
FF | AWD | |
RX500h F SPORT Performance | - | 9,000,000円 |
RX450h+ version L | - | 8,710,000円 |
RX350 version L | 6,640,000円 | 7,050,000円 |
RX350 F SPORT | - | 7,060,000円 |
*2023年8月、2.5Lハイブリッドの350hを追加。RX350hバージョンL 7,580,000円(FF)、7,960,000円(4WD)
5代目新型レクサスRX燃費、ボディサイズなどスペック
代表グレード | RX450h+(AWD) |
ボディサイズ | 全長4,890mm×全幅1,920mm×全高1,700mm |
ホイールベース | 2,850mm |
定員 | 5名 |
車両重量 | 2,160kg |
エンジン型式 | A25A-FXS |
総排気量 | 2,487cc |
最高出力 | 136kw[185ps]/6,000rpm |
最大トルク | 228Nm[23.2kgm]/3,600~3,700rpm |
WTLCモード燃費値 | 18.8km/L |
充電電力使用時走行距離 | 86km |
駆動方式 | E-Four(電気式4輪駆動方式) |
最小回転半径 | 5.9m |
タイヤサイズ | 235/50R21 |
駆動用主電池種類 | リチウムイオン電池 |
総電力量 | 18.1kWh |
フロントモーター最高出力 | 134kw(182PS) |
フロントモーター最大トルク | 270Nm(27.5kgf・m) |
リヤモーター最高出力 | 40kw(54PS) |
リヤモーター最大トルク | 121Nm(12.3kgf・m) |
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