ジャガーXJ_e新車情報 超高級車もハイブリッド化の時代へ! でも、0-100km/h加速6.5秒以下という我慢の必要のない俊足PHV [CORISM]

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【ジャガー】2012/09/15

12.3kWhもの大容量リチウムイオン電池を搭載したPHVだが、0-100km/hは6.5秒以下という瞬発力も!

 ジャガー・ランドローバーは、プレミアム・ラグジュアリーカーであるジャガーXJをベースとしたPHVジャガーXJ_eを公開した。このジャガーXJ_eは、クラス最高レベルの低CO2プレミアム製品を開発するというジャガー・ランドローバーの戦略の一環として誕生した。

 このジャガーXJ_eの開発は、なんと国家的プロジェクトのひとつでもある。サプライチェーンにおける極低CO2車両に必要な専門技術の開発支援を目的とし、英国政府技術戦略委員会のREEVolutionプロジェクトによる資金援助を受けながら、英国を代表するテクノロジー企業と共同で開発されている。

 そんなジャガーXJ_eは、パラレル・プラグインハイブリッド設計。プレミア・ラグジュアリーカーとして譲れないパフォーマンス性を犠牲にすることなく、CO2排出量を70%以上も削減できるのかを実証しているという。

 そのXJ_eのパフォーマンスは、0—100km/h加速が6.5秒以下、最高速度は250km/h(リミッター作動)という性能を誇るとともに、75g/kmを下回るCO2 排出量を実現。また、電気モーターによるゼロエミッション走行距離(EV走行)は40kmだ。

 XJ_eには、ジャガーXJから受け継いだ軽量アルミニウム車体構造と、プラグイン・ハイブリッドシステムが組み合わされている。搭載されるエンジンは、レンジローバー・イヴォークと同じ高効率2.0Lターボ直噴ガソリンエンジン。このエンジンに、ハイブリッド用に最適化された8速ATが組み合わされている。

 ハイブリッドシステムには、出力69kWのモーター/ジェネレーターと容量12.3kWhのリチウムイオンバッテリーパックが使用。このバッテリーの容量は、EVである日産リーフの約半分で三菱アイ・ミーブの80%弱に相当する大容量。プリウスPHV比では、約2.9倍となる。このバッテリーは、欧州を中心とした240Vの家庭用コンセントなら、4時間程度でフル充電できるという。

 パラレル・ハイブリッド設計されたXJ_eは、ガソリンエンジン、電気モーター、または両方の組み合わせで走行可能。切り替えは、エネルギーマネジメントシステムによって最も効率的なモードを自動的に選択される。

 システムの最高出力は334PSとパワフル。それでいながら、3.2L/100km(欧州モード値)という優れた低燃費性能をもつ。この低燃費化によってXJ_eの燃料満タン時の航続可能距離は1,092 kmにも達する。

 超高級車にとって、圧倒的なパワーやトルクというのは譲れない部分でもある。しかし、全世界的な環境重視の流れに背くこともできない。すでに、超高級車ではロールスロイスがEVを開発して話題を集めた。ジャガーは、現実的なPHVを選択しながら、低燃費とパフォーマンスの両立を狙う。

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(レポート:CORISM編集部

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