SUVおすすめランキング ベスト5 徹底比較評価

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【対決】2022/03/13

SUVお勧めベスト5

後悔・失敗しないために、人気SUVの選び方を伝授

 

各セグメントで急速に車種が増えたこともあり、より人気が高まっているSUV。

デザインは都会派からアクティブ系まで幅広く選べ、パワーユニットもガソリンやハイブリッドだけでなく、ディーゼルやPHEVまで選択肢は豊富。さらに、自動ブレーキなどを含む予防安全装備も充実してきている。

まさに、自分にピッタリの1台が探せるようになった。

ただ、選択肢が多いということは、どれを選んでいいか、今ひとつ決定打に欠けるというのも事実。そこで、完成度の高いお勧めSUVを5台ピックアップした。

SUVおすすめランキング ベスト5

ベスト1  三菱 アウトランダーPHEV

 

全方位スキ無し! 電動車の魅力を凝縮したSUV

三菱アウトランダーPHEV初代アウトランダーPHEVは、2013年に登場。当時、世界初となる前後輪にそれぞれモーターを設置したツインモーター4WDを採用。フルモデルチェンジとなる2代目もその技術を継承し、より進化した。

2代目となったアウトランダーPHEVは、基本的な仕組みは初代と同じ。しかし、前輪85kW、後輪100kWというモーターを設置。初代よりパワーアップしているだけでなく、後輪側のモーター出力が非常に大きくなっている。

これに、三菱独自のS-AWC(Super All Wheel Control)が加わり、どんな路面状況でも安心・安全な走りと、スポーツカーのような楽しい走りを両立。

その他の部分も大きく刷新され、運転支援装備も充実している。より高級感のあるSUVへと進化した。さらに、電動モデルとしては珍しい7人乗り仕様も用意され、顧客の多様なニーズにも対応している。

また、こうした技術を支えるプラットフォーム(車台)も新開発された。このプラットフォームは、三菱・日産・ルノーのアライアンスにより生まれ、各社が共通化されている。今後登場するモデルに順次採用されていく。日産では次期新型エクストレイルに採用予定だ。

三菱アウトランダーPHEV

三菱アウトランダーPHEV

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三菱アウトランダーPHEV新車情報・試乗評価一覧

ベスト2  トヨタ RAV4

価値ある超低燃費のハイブリッドシステム

トヨタRAV45代目トヨタRAV4は、2019年4月にデビューした。5代目RAV4は国内マーケットに再チャレンジをしたモデルだ。新開発されたGA-Kプラットフォーム(車台)が評価をされ、近年のSUVブームも相まって2019-2020日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞したほど高い完成度を誇る。

RAV4に搭載されたパワーユニットは、直4 2.0Lガソリンと2.5Lハイブリッドの2タイプ。どちらも低燃費ながら、十分な力強さをもつ。ガソリン車はアイドリングストップ機能が装備されていない。カーボンニュートラルが叫ばれる中、あり得ない仕様となっている。そのため、RAV4の場合、ハイブリッド車一択となる。

また、クルマの性能を大きく左右するプラットフォーム(車台)は、新開発GA-Kプラットフォームを採用。RAV4の走行性能は非常に優れたものとなった。

4WDのE-Fourは、やや出力の大きいモーターが後輪側に採用。悪路走破性を高めている。

予防安全装備は、昼夜の歩行者と昼間の自転車検知ができる自動ブレーキを装備。安全装備は一定レベルのものが標準装備されている。

トヨタRAV4

トヨタRAV4

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トヨタRAV4新車情報・試乗評価一覧

 

ベスト3  トヨタ ヤリスクロス

超低燃費性能に優れた走行性能と予防安全装備を誇るコンパクトSUV

トヨタ ヤリスクロストヨタ ヤリスクロスは、2020年8月に発売された新型車だ。プラットフォーム(車台)やパワーユニットなど、ベースとなっているのはBセグメントのコンパクトカーヤリスとなる。

搭載されたパワーユニットは、1.5Lのハイブリッドとガソリンの2タイプ。ハイブリッド車の燃費は、27.8~30.8㎞/L(FF、WLTCモード)という世界トップレベルの低燃費性能を誇る。

1.5Lガソリン車もあるが、アイドリングストップ機能が付いていない。「カーボンニュートラルに全力で取り組む」と宣言しているトヨタとしては、言行不一致な仕様。このモデルもハイブリッド車一択と言える。

ヤリスクロスの走行性能は、低重心化された新プラットフォームGA-Bの恩恵で、優れた走行安定性を誇り気持ちよく走ることができる。乗り心地も良好だ。

また、実用性面では、荷物を多く積載することが多いSUVということもあり、クラストップレベルの荷室容量を確保。一部グレードには、輸入車のような4:2:4のリヤシートを設定。使い勝手も抜群だ。

最小回転半径も全車5.3mとまずまず。狭い道や駐車場でも、それほど苦労することはない。

このように、ほぼすべての面でヤリスクロスは高いレベルにまとまられている。ほぼ隙のないくらい高い完成度を誇るモデル。誰にでもおすすめできるコンパクトSUVに仕上がっている。

<レポート:大岡智彦

トヨタ ヤリスクロス

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