業績見通しを説明した池専務
ホンダの業績見通しの記者会見に出席しました
14日にホンダが24年3月期決算の業績見通しを発表しました。先の23年3月期の決算発表のときには東日本大震災の影響が読み切れないので業績見通しは追って発表としていたものがこの日に発表されました。
ホンダは二輪車や汎用製品は好調を続けるとの見通しですが、単価の高い四輪車が21万台、6%ほどのマイナスになる見通しで、これが業績の足を引っ張り、売上高を少し減らして、利益を大幅に減らすとのことでした。利益の減少には、売上減のほか、為替や原材料コストの上昇なども大きく影響しています。
ただ、ホンダは2009年に38円の配当だったものを、2010年には54円にまで増やし、さらに2100には60円にするとのことですから、先行きの見通しは悪くないようです。
国内生産は6月下旬からおおむね正常化するとのことですが、一部のモデル・タイプによって部品供給の制約を受けるため、完全に元に戻るのは年内いっぱいくらいになります。
この日の記者会見は17時から開始されましたが、案内のメールが届いたのは15時でした。東証の企業情報の開示ルールに即して対応すると、このようなことになるとのことでした。
分からないのはトヨタとの違いで、トヨタは10日に業績見通しを発表していますが、このときには7日の時点で案内のメールが届きました。トヨタの発表日である10日はCクラスの試乗会の予定を入れてあったので出席できませんでしたが、14日のホンダの発表はC4の試乗会があったものの17時からだったので出席することができました。
日産やマツダなども今週から来週にかけて、株主総会の前に業績見通しを発表するはずです。
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