スズキは、12月24日に発表された新型コンパクトハイトワゴン「ソリオ」を、三菱自動車工業へOEM供給することを正式に発表した。三菱で手薄になっていた小型車ジャンルへの車種提供により拡販を目指す。月間800台を目標に来春をめどに供給をスタートする予定だ。
　なおスズキ・三菱両社では、今回のOEM供給は国内市場に限定したものと強調し、その他の提携の可能性については明らかにしなかった。
　三菱は先だって12月14日に、日産との軽自動車開発などの協力関係の強化 について発表している。いっぽうでスズキも12月21日、「日産 セレナ」のOEM供給車である「ランディ」をフルモデルチェンジする など、日産との相互OEM供給の関係も引き続き行っている状況だ。この3社間との関係が今後どのように推移していくのか、まだまだ興味は尽きない。