【ダイハツ 新型 ムーヴ/ムーヴカスタム 試乗記】ガソリン車最高の低燃費を達成した5代目ムーヴに迫る!
【ダイハツ】2010/12/28
さまざまに進化した5代目ムーヴ。ホイールベース短縮で、燃費が向上
ダイハツの軽自動車の主力モデルとなるムーヴは2010年12月のフルモデルチェンジで5代目となった。最近でこそ販売台数ではタントに及ばない状態にあるが、3代目モデルではワゴンRを上回って販売ランキングの首位に立ったことがあり、4代目の時代にはダイハツが軽自動車のトップメーカーに躍進する原動力となった。
今回のフルモデルチェンジでは、基本部分を4代目からキャリーオーバーしているものの、さまざまな改良が加えられることで、いろいろな面で進化している。やや意外だったのはホイールベースを短くして室内長もやや短くしたことだ。ムーヴといえば、これまではスペース系の軽自動車として広さを特徴としてきたクルマだが、今回はやや方向転換を図った。
現在ではタントがラインナップされているので絶対的な広さを追求する必要がなくなったことや、スペース系軽自動車の中では最も広い室内空間を持つので、無理して広さを追求しなくても良いとの判断だという。
これによってエンジンルーム内に余裕ができて、空気の流れが良くなることで、エンジンルーム内の温度や吸気の温度が下がって燃費が良くなった。またラゲッジスペースも拡大している。
外観デザインはスペース系らしいワンモーションフォルムが特徴。インパネ回りのデザインは、大胆な造形を採用していた従来のモデルに比べるとややおとなしくなった印象もある。
今回のフルモデルチェンジでは、基本部分を4代目からキャリーオーバーしているものの、さまざまな改良が加えられることで、いろいろな面で進化している。やや意外だったのはホイールベースを短くして室内長もやや短くしたことだ。ムーヴといえば、これまではスペース系の軽自動車として広さを特徴としてきたクルマだが、今回はやや方向転換を図った。
現在ではタントがラインナップされているので絶対的な広さを追求する必要がなくなったことや、スペース系軽自動車の中では最も広い室内空間を持つので、無理して広さを追求しなくても良いとの判断だという。
これによってエンジンルーム内に余裕ができて、空気の流れが良くなることで、エンジンルーム内の温度や吸気の温度が下がって燃費が良くなった。またラゲッジスペースも拡大している。
外観デザインはスペース系らしいワンモーションフォルムが特徴。インパネ回りのデザインは、大胆な造形を採用していた従来のモデルに比べるとややおとなしくなった印象もある。
ホイールベースが短くなったこともあり、軽規格いっぱいまで、パツパツに作ってある感じはなくなった。ボンネットまわりがなだらかなのが、標準グレードの特徴となる
リヤまわりはクリアレンズになる以外は、カスタムでも大きな違いはない。フロントまわりはグリルが大きく、さらにボンネットまわりが張り出しているのが特徴だ
アイドリングストップ搭載車は、ガソリン車最高の低燃費27.0km/Lを実現
もうひとつの大きな特徴は「エコアイドル」と呼ぶアイドリングストップ機構の採用で27.0km/Lという軽自動車でトップというか、ハイブリッドを除くガソリン車でトップの低燃費を実現したことだ。
ダイハツはミラにアイドリングストップ機構装着車を設定していたが、今回のアイドリングストップ機構はそれとは異なる新しいもの。再始動時のショックを抑えるなどの改良が加えられている。
昨年から今年にかけて、アクセラやプレマシー、ワゴンRやマーチ、セレナ、ヴィッツなど、さまざまな車種にアイドリングストップ機構装着車が設定されているが、ムーヴのアイドリングストップ機構の再始動のスムーズさは平均レベルといった感じ。
試乗中にはかなり良くエンジンが停止したし、最も長いときには2分40秒も止まっていた。アイドリングストップのしやすさといった点でもまずまずの実力だった。
坂道で停車したときも、ABSのブレーキに横滑り防止装置のアクチュエーターを追加することでヒルスタート機構を持たせたので、後退することなくスムーズに発進できる。
エンジンそのものは第二世代に入ったアルミブロックのKF型エンジンは、引き続き十分な怒気鵜力性能を持つ。自然吸気仕様でも38kW(52ps)/60N・mの実力を持つので、市街地走行を中心にした軽自動車用として必要十分な実力といえる。
走行中の静粛性か向上したのも今回のムーヴの特徴となる部分。軽自動車では、ざらついた感じのエンジン音やロードノイズなどが侵入してくるのが普通だが、今回のムーヴはそうした騒音が良く抑えられている。タウンモードでの走りは快適そのものだ。
ただ、足回りに関しては快適なのは良いがちょっと柔らかすぎる印象もある。コーナーでのロールが大きく、ロールしてから曲がっていく感じになるので、もう少ししっかりした感じが欲しい。
ダイハツはミラにアイドリングストップ機構装着車を設定していたが、今回のアイドリングストップ機構はそれとは異なる新しいもの。再始動時のショックを抑えるなどの改良が加えられている。
昨年から今年にかけて、アクセラやプレマシー、ワゴンRやマーチ、セレナ、ヴィッツなど、さまざまな車種にアイドリングストップ機構装着車が設定されているが、ムーヴのアイドリングストップ機構の再始動のスムーズさは平均レベルといった感じ。
試乗中にはかなり良くエンジンが停止したし、最も長いときには2分40秒も止まっていた。アイドリングストップのしやすさといった点でもまずまずの実力だった。
坂道で停車したときも、ABSのブレーキに横滑り防止装置のアクチュエーターを追加することでヒルスタート機構を持たせたので、後退することなくスムーズに発進できる。
エンジンそのものは第二世代に入ったアルミブロックのKF型エンジンは、引き続き十分な怒気鵜力性能を持つ。自然吸気仕様でも38kW(52ps)/60N・mの実力を持つので、市街地走行を中心にした軽自動車用として必要十分な実力といえる。
走行中の静粛性か向上したのも今回のムーヴの特徴となる部分。軽自動車では、ざらついた感じのエンジン音やロードノイズなどが侵入してくるのが普通だが、今回のムーヴはそうした騒音が良く抑えられている。タウンモードでの走りは快適そのものだ。
ただ、足回りに関しては快適なのは良いがちょっと柔らかすぎる印象もある。コーナーでのロールが大きく、ロールしてから曲がっていく感じになるので、もう少ししっかりした感じが欲しい。
52馬力とNAにしてはハイスペックでじつに扱いやすい。静粛性にこだわったというだけに、音質はかなりよくなっている
センターメーターを中心に広がりのあるデザインをとしている。左右ウォークスルーも可能となっている
高齢でもわかりやすいように、視認性にこだわったというだけに、大きくてかなり見やすい。ノーマルではタコは省かれる
シフトはメッキが施されて、質感は高い。スイッチ類もコンパクトにまとめられていて、ごてごてしていないのは好印象だ
エコアイドルと呼ばれるアイドリングストップが装着されたのが大きなトピックス。ボタンが付いているので、任意でオフにもできる
ホイールはさまざまなタイプが用意されているが、やはりトピックスはカスタムRSの16インチホイールだろう
ドタバタすることは皆無。トールボディながら、しっかりと安心感をもって支えてくれる。また段差などに対してのアタリもよく、軽くいなしてくれる。レベルは高い造りだ
64馬力のターボエンジン。パンチがあり、すべての領域でパンチのある走りを提供してくれる。燃費はそれでも22.0km/Lを実現しているのはさすがだ
今回ムーヴでも標準系のほかにスポーティな外観を持つカスタムRS系が設定されていて、ターボ仕様のエンジンを搭載したRSは元気そのものだ。47kW(64ps)/92N・mの性能は軽量化が進められたムーヴのボディに対して余裕十分の実力といえる。
走りの元気の良さはあるが、排気音などが大きくて室内の騒音レベルは標準系のXリミテッドに比べるとかなり大きめ。このあたりはもうひと頑張りして欲しい感じだった。
足回りについては、カスタム系の中でもRSには特に前後にスタビライザーが装着されているため、相当にしっかりした感じの乗り味になる。ステアリングの手応えや反応にもキビキビ感があり、走りのスポーティさは相当な実力である。ちなみにカスタム系なら自然吸気エンジンの搭載車にもフロントにスタビライザーが装着されている。
走りの元気の良さはあるが、排気音などが大きくて室内の騒音レベルは標準系のXリミテッドに比べるとかなり大きめ。このあたりはもうひと頑張りして欲しい感じだった。
足回りについては、カスタム系の中でもRSには特に前後にスタビライザーが装着されているため、相当にしっかりした感じの乗り味になる。ステアリングの手応えや反応にもキビキビ感があり、走りのスポーティさは相当な実力である。ちなみにカスタム系なら自然吸気エンジンの搭載車にもフロントにスタビライザーが装着されている。
デザイン自体は変更はないものの、カスタム系の場合、加飾が施されて、よりスポーティなイメージになっている
自発光タイプのメーターは表示もきめ細やかで、質感も十分でもちろんスポーティ。タコメーターも付く
ミッションはすべてCVTとなる。電子スロットル化されているので、より一層の協調制御が可能になっている
電子スロットが開度を調整することで唐突な吹け上がりを防止。しつけのいい加速を見せてくれる。またRSではスタビライザーが付くので、コーナーでかなり粘ってくれる
RSの場合、形状は標準グレードと同じ。ただのブラック内装と思いきや、ラメ入りの糸を使用することでスポーティにしている
今回のムーヴでは走りほかに機能性もいろいろと向上している。ラゲッジスペースが拡大したほか、リヤシートを後方からスライドさせることも可能。随所に設けられた収納スペースも使い勝手に優れている。
ほかにもオートエアコンが全車に標準となったほか、主要グレードにプッシュボタンスタートやキーフリーシステムが採用され、Xリミテッドにはナノイーディフューザーが用意されるなど、快適装備の充実度が向上した。また安全装備のABSも今回のムーヴでは全車に標準で装備されている。これらの仕様向上を考えると、今回のムーヴはかなり買い得感を増した印象がある。
ほかにもオートエアコンが全車に標準となったほか、主要グレードにプッシュボタンスタートやキーフリーシステムが採用され、Xリミテッドにはナノイーディフューザーが用意されるなど、快適装備の充実度が向上した。また安全装備のABSも今回のムーヴでは全車に標準で装備されている。これらの仕様向上を考えると、今回のムーヴはかなり買い得感を増した印象がある。
シートは大ぶりで、座り心地も上々だ。しかもセンターに大型のアームレストが装着される
特筆なのがこのリヤシート。足下は広々としていて、大人でも足を伸ばせるほど。またリクライニングも付いている
収納の多さは毎度お馴染み。このほかにも、さまざまな部分に収納スペースが用意されている
リヤシートバックにレバーを移動したことで、ラゲッジ側から倒すことが可能になった。ダブルホールディングで、ワンタッチで倒せる。またラゲッジ下にはサッカーボール2個が入るボックスが設置されている
| 代表グレード | ダイハツ ムーヴ X"Limited" [2WD] |
|---|---|
| ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 1475×3395×1635mm |
| 車両重量[kg] | 810kg |
| 総排気量[cc] | 658cc |
| 最高出力[ps(kw)/rpm] | 52ps(38kW)/7200rpm |
| 最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 6.1kg-m(60N・m)/4000rpm |
| トランスミッション | CVT |
| 10・15モード燃費[km/L] | 27.0km/L |
| 定員[人] | 4人 |
| 消費税込価格[万円] | 132.0万円 |
| 発売日 | 2010/12/13 |
| レポート | 松下 宏 |
| 写真 | オフィスマッシュルーム |
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(レポート:松下 宏)
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