ゼネラルモーターズ・アジア・パシフィック・ジャパンは、「シボレー・コルベット」の2011年モデルを12月上旬から販売開始すると発表した。また、特別仕様車「コルベット Z06 カーボン・リミテッドエディション」を来春の予定で導入する。
　2011年モデルでは、全車でシートのヘッドレスト部のデザインを改良。またクーペとコンバーチブルで、ホイールデザインを変更するとともに、パドルシフトはSポジションに加えて、Dポジションでも使用可能とした。Z06、ZR1では、マニュアルトランスミッションのシフトフィールを改良した。
　また特別仕様車のZ06 カーボン・リミテッドエディションは、コルベットのル・マン24時間耐久レース参戦50周年を記念したスペシャルモデル。ZR1にも装備されるBrembo社製カーボンセラミックブレーキに加え、フロント19インチ、リヤ20インチアルミホイール(ブラック)、ミシュランPS2タイヤ、マグネティック・セレクティブ・ライドコントロールなどを装備し、内装にはスウェードをふんだんに使った専用インテリアを採用する。なお同車は、世界限定500台が生産され、そのうち、日本には10台が入荷される予定だという。
　このほか、Z06向けのオプションとして新たに「アルティメット・パフォーマンス・パッケージ」を設定。ZR1と共通デザインのフロント19インチ、リア20インチ アルミホイール(コンペティショングレー)/ミシュランPS2タイヤ、Brembo社製カーボンセラミックブレーキ、マグネティック・セレクティブ・ライドコントロール、カーボン製エアロパーツなど走りをさらに向上するために必要なアイテムをパッケージする。
　価格は755万円から1490万円。Z06 カーボン・リミテッドエディションは1190万円を予定する。