【新車・中古車購入術】カラフルカラーで選ぶ家電的クルマ選び

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【その他】2010/08/29

 

クルマ選びは「ボディカラー」にもっとこだわってもいいはずだ

マツダ デミオ カタログ
 クルマを選ぶときに重視するポイントは人それぞれだろう。たとえば走りの良さでスポーツカー選ぶ人もいれば、運転のしやすさをを求めてコンパクトカーを選ぶ人もいる。さらにファミリーなら使い勝手のいいミニバンを選ぶなど、クルマ選びにはそれなりの理由があるだろう。なかには「クルマなんて走れば何でもいい」と、いう人もいるかもしれないが、それでも予算など、何かしらの理由があるはずだ。
このようにクルマ選びには人それぞれ、さまざまな理由があるが、デザインやボディカラーも重要な要素といえる。検討しているクルマが同じような性能(走りや使い勝手)だった場合、最終的にはデザインやボディカラーが決め手となる場合も多い。さらには始めからデザインやボディカラーを重視して決める人もなかにはいる。クルマを理詰めではなく、情緒的に選ぶとデザインやボディカラーも重要な要素となる。これはカラフルな携帯電話を色やデザインで選ぶのと似ている。ある意味、家電的クルマ選びといえるだろう。

ライフスタイルを表現する色やデザインは重要な要素

携帯電話 イメージ
 携帯電話をカラフルさやデザインで選ぶ人は、どれくらいいるのか? 実際に都内の携帯電話ショップの店員さんに聞いてみた。
「携帯電話を色やデザインで選ぶお客様は多いですね。もちろん使いやすさや価格も重要です。しかし、たとえ目当ての機種があっても、気に入った色の在庫がないという理由で入荷待ちをされたり、他店に行かれてしまうお客様もいらっしゃいます。携帯電話は、常に持ち歩くものですし、ある意味アクセサリー的な要素もあります。今話題のiPhoneなどのスマートホンも、性能の高さはもちろん、スタイリッシュなデザインも人気の要因だと思います」とのこと。
さらに来店中のお客さんに話を聞くと「今使ってる携帯電話が壊れて、新しいのを探しに来ました。なかなか気に入ったデザインのものがなくて……。友達みたいにデコ電(ビーズやラインストーンでデコレーションした携帯電話)にしようかな(葵ちゃん/女子大生)」という意見も。単にカラフルさやデザインで選ぶのではなく、自分流にカスタムするデコ電も候補とは。まるでクルマ好きが愛車をドレスアップするような感覚もあるようだ。

コンパクトカーはボディカラーが豊富!

トヨタ ヴィッツ リヤビュー

トヨタ ヴィッツ
 このように携帯電話では、カラフルさやデザインが非常に重要な要素といえる。クルマでも携帯電話のように、色やデザイン重視で選ぶ家電的クルマ選びをする人もいる。こうした選ばれ方をするのは国産のコンパクトカーや、プジョーやシトロエンなど、お洒落な輸入車が多い。
実際、国産のコンパクトカーは、ボディカラーがたくさん用意されていることが多い。たとえばトヨタ ヴィッツでは、定番ともいえる白や黒だけでなく、赤や黄色も含めて全11色のボディカラーが用意されている。ホンダ フィットも鮮やかな水色や黄色、そしてオレンジ メタリックや渋さが魅力のワインレッド系など14色をラインアップする。このようにコンパクトカーでは、10色以上のボディカラーが用意されることも珍しくはない。さらに日産 マーチのように、個性的なデザインをウリにしているクルマもある。

トヨタ ヴィッツ フロントビュー

トヨタ ヴィッツ

ホンダ フィット フロントビュー

ホンダ フィット

日産マーチフロントビュー

日産マーチ
国産のコンパクトカーは、定番の白やシルバーなどだけでなく、このように鮮やかなボディカラーが用意されていることが多い。車種にもよるが少なくとも10色程度はラインアップされているので、携帯電話のように好みの色で選ぶ家電的選び方も可能だ。またマーチやデミオなど、個性的なデザインを特徴としているクルマもあるので、デザインの好みも反映できる。

ラテン系のクルマはカラフル&オシャレがテーマ

シトロエン DS3 フロントビュー

シトロエン DS3
 また輸入車に目を向けると、定番のドイツ車などよりもラテン系のフランス車やイタリア車は個性的なデザインのクルマが多い。なかでもシトロエンは、新型車が登場するたびに超個性的なデザインが話題となる。またプジョーもフランス車らしいお洒落な雰囲気の内外装デザインが特徴だ。
さらにアルファロメオなどは、ミドルクラスのセダンや高級サルーンでも鮮やかな赤いボディカラーが用意される。トヨタ クラウンや日産 フーガなどの国産高級サルーンで、真っ赤なボディカラーだと違和感があるが、まったくそのような印象はなく、非常にマッチしているのには驚かされる。
このようにお洒落な輸入車や国産コンパクトカ−では、色やデザインが決め手となる家電的クルマ選びをしやすい。次のクルマは、カラフルカラーで選ぶ家電的クルマ選びをしてみてはどうだろう。

プジョー 308 フロントビュー

プジョー 308

シトロエン C3 フロントビュー

シトロエン C3

アルファロメオ 159 フロントビュー

アルファロメオ 159
プジョーやシトロエン、そしてアルファロメオやフィアットなど、ラテン系の輸入車はカラフルで個性的なデザインのクルマが多い。シトロエンの新型DS3はデザインも独特で、ボディカラーも色々選べる。またアルファロメオ 159は、ミドルセダンながら赤の人気も高い。このクラスの国産セダンで赤いボディカラーは違和感があるが、アルファロメオなら違和感なく自然なのには驚かされる。

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(レポート:CORISM編集部

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