フェラーリは5月29日と30日に富士スピードウェイで開催された「フェラーリ・フェスティバル・ジャパン2010」で、年内発売予定の「458イタリア」と「599GTO」を公開した。
　フェラーリ 458イタリアは今年の夏に日本でもデリバリーが開始される新型車。車名の458が表わすとおり、4.5リッターV8を搭載したスーパースポーツだ。デザインはピニンファリーナが手がけ、いかにもフェラーリらしいダイナミックなフォルムが印象的。4.5リッター直噴V8エンジンは570ps＆55.0kg-mを発生。ミッションは7速のデュアルクラッチ式を採用した。最高速は325km/hオーバー、0-100km/h加速は3.4秒未満というスペックを誇っている。
　いっぽうのフェラーリ 599GTOは、その名の通り世界限定599台の超希少モデル。6リッターV12エンジンをフロントに搭載したFRレイアウトを採用する。そのパフォーマンスは歴代フェラーリ最速のもので、最高速は335km/h以上、0-100km/h加速は3.35秒をマーク。6リッターv12エンジンは、ベースになった599XXと比べ30ps少ない670ps＆63.2kg-mに抑えられているが、これは公道での使用を考慮したもの。ボディは徹底した軽量化が施され、車重は1495kg。パワーウエイトレシオは2.23kg/psと十分すぎるパフォーマンスを秘めている。

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■フェラーリ・フェスティバル・ジャパン2010[フェラーリ]