クーペ的で美しいコンパクトSUVがアルカナ
こんにちは! みじゅです。今回ご紹介するのは、モータースポーツで培った技術が凝縮された、輸入車唯一のフルハイブリッドE-TECH HYBRIDを搭載したSUV、新型ルノー アルカナです!
新型ルノー アルカナのボディサイズは、全長4,570×全幅1,820×全高1,580mmと、日本ではややワイドな感じはありますが、コンパクトなSUVに仕上がっています。
全高もやや低めで、クーペルックの流麗な美しいルーフラインが特徴で、都会的なデザインが魅力です。
アルカナはデザインも魅力的な上に、実用性もしっかり考えられています! ラゲッジスペースは480Lと大容量となっており、旅行やレジャーにおいても頼りになる相棒になってくれると思います。
プラットフォーム(車台)は、ルノー・日産・三菱のアライアンスで開発されたCMF-Bを採用。Bセグメントのルーテシアと同じCMF-Bですが、ホイールベースを伸ばすなどし、CセグメントSUVのアルカナにも対応させています。
ドッグクラッチ採用の新ハイブリッドシステム「E-TECHハイブリッド」搭載
そして、注目は輸入車唯一のフルハイブリッドシステム「E-TECHハイブリッド」です。E-TECHハイブリッドは、1.6Lガソリンエンジンをベースに、レーシングカーにも使われるドッグクラッチ式を採用したユニークなシステムです。F1から得たノウハウや制御技術などにより、軽量コンパクトで高効率なハイブリッドシステムに仕上がったそうです。
E-TECHハイブリッドは、バッテリーの電力が十分にある場合、低速の40㎞/hまでEV走行。40~80㎞/hの中速域は、エンジンが始動しパワーを供給。80㎞/h以上では、基本エンジン出力で走行し、大出力が必要な場合、モーターもパワーを供給します。
街中の走行では、エンジンが時々始動する程度でした。エンジンは始動しても静かな印象で、静粛性も高いと感じました。
高速道路では、ほとんどエンジンが主体なのですが、アクセルをオフにするとすぐにエンジンが停止。中速域でも、時々、EV走行になり燃費を向上させていました。
アルカナは「爽快な走り」という言葉がピッタリなSUVでした。どの速度域においても静かで環境に優しく、優れた燃費性能が得られます。燃料はWLTCモードで22.8km/L!! さすがに同じクラスのトヨタ系ハイブリッド車の燃費には及びませんが、輸入車ではトップレベル確実の燃費値です。
ハイブリッドでもルノーらしさは健在
もちろん、ルノー車なので燃費を重視しつつも乗り味や走りの楽しさを忘れていないのは、さすがです。
昨今、ガソリン価格が高騰しています。個性的な輸入車が欲しいと思うものの、輸入車は燃費が・・・。という方にも、アルカナはうれしい1台なのではないでしょうか。
詳しい内外装紹介は、私のチャンネルでも紹介しているのでぜひご覧ください!
ルノー アルカナ価格
・アルカナR.S. LINE E-TECH HYBRID 4,290,000円
ルノー アルカナ燃費、ボディサイズなどスペック
全長×全幅×全高 mm 4,570×1,820×1,580
ホイールベース mm 2,720
トレッド(前/後) mm 1,550/1,560
最低地上高 mm 200
車両重量 kg 1,470
エンジン型式 H4M
エンジンタイプ 自然吸気 直列4気筒 DOHC16バルブ
総排気量 L 1.597
最高出力 kW(ps)/rpm(ECE) 69(94)/5,600
最大トルク N・m(kgm)/rpm(ECE) 148(15.1)/3,600
メインモーター(E-モーター)型式 5DH
モーター最高出力 kW(ps)/rpm(ECE) 36(49)/1,677-6,000
モーター最大トルク N・m(kgm)/rpm(ECE) 205(20.9)/200-1,677
電力用主電池 リチウムイオン電池
駆動方式 前輪駆動(FF)
トランスミッション 電子制御ドッグクラッチ マルチモードAT
サスペンション 前 マクファーソン 後 トーション・ビーム
タイヤ 前後 215/55R18
最小回転半径 m 5.5
燃料消費率 WLTCモード 22.8km/L
【関連記事】
- トヨタ ランドクルーザーFJ 大ヒット確定!? ランクルシリーズの末弟が登場! Japan Mobility Show 2025【トヨタ】
- スバルTrailseeker prototype 0-100㎞/h加速、約4.5秒! 見た目以上にスポーティなBEV Japan Mobility Show 2025【スバル】
- スズキ ジムニー ノマド 2026年1月30日受注開始! Japan Mobility Show 2025【スズキ】
- BYD J6リビングカー 移動可能なオフィス! Japan Mobility Show 2025【その他】
- BYD SEALION 6 2025年12月に発表のPHEV! Japan Mobility Show 2025【その他】
- マツダCX-5新車情報・購入ガイド 3代目は、日々の使い勝手にこだわったSUVへ Japan Mobility Show 2025【マツダ】
- スズキ クロスビー新車情報・購入ガイド 高評価だった外観デザインはキープコンセプト。弱点だった燃費性能は、1.2Lマイルドハイブリッドへ変更し改善!【スズキ】
- 日産リーフ試乗記・評価 超絶進化なのに、お値段先代並みの謎!?【日産】
- マツダCX-80 vs 日産エクストレイル クルマ選びに後悔・失敗しないための徹底比較・評価【対決】
- スズキ eビターラ(e VITARA) プロトタイプ試乗記・評価 価格追加! 初BEVは、スズキらしくないスズキ車! 見事な完成度に驚愕!!【スズキ】
【オススメ記事】
- レクサスLSクーペコンセプト 観音開きドアをもつラグジュアリークーペ Japan Mobility Show 2025【レクサス】
- トヨタ ハイエースコンセント 次期新型ハイエースか? Japan Mobility Show 2025【トヨタ】
- トヨタ ランドクルーザーFJ 大ヒット確定!? ランクルシリーズの末弟が登場! Japan Mobility Show 2025【トヨタ】
- スバルTrailseeker prototype 0-100㎞/h加速、約4.5秒! 見た目以上にスポーティなBEV Japan Mobility Show 2025【スバル】
- スバル Performance-B STI concept インプレッサベースのカスタマイズモデル Japan Mobility Show 2025【スバル】
- スバル Performance-E STI concept ド迫力のBEVスポーツモデル Japan Mobility Show 2025【スバル】
- トヨタ カローラコンセプト まるでスポーツカー!次期新型カローラなのか? Japan Mobility Show 2025【トヨタ】
- トヨタ センチュリークーペ 日本発! 世界を席巻するハイブランドへ!! Japan Mobility Show 2025【トヨタ】
- スズキ セニアカー 祝40周年! 高齢者の足となり続けた歴史あるモデル Japan Mobility Show 2025【スズキ】
- スズキ ジムニー ノマド 2026年1月30日受注開始! Japan Mobility Show 2025【スズキ】
CORISM公式アカウントをフォローし、最新記事をチェック!









