2025 バンコク国際モーターショーレポート<GWM(長城汽車)編>
タイ生産となったグッドキャット
GWM(長城汽車)は、比較的長い歴史を持つ中国の独立系自動車メーカーだ。10年以上前は、日本車のデザインをまんまコピーしたようなクルマをたくさん作っていた時代があるが、今は独立系自動車メーカーとして海外メーカーとも提携するなど、しっかりと地歩を固めている。タイにおいては、撤退したGMの工場を買収し、自社の生産ラインを立ち上げている。
GWMの展示車は、前年のモーターショーに展示されていたものと基本的に同じだった。ORAブランドのBEVであるグッドキャット(好猫)は、以前は中国から輸入していたが、2024年からタイ生産に切り換えられている。
このクルマの基本プラットフォームは、長城汽車とBMWの合弁企業を通じて共同開発したもので、BMWミニのBEVも同じプラットフォームやパワートレーンを採用している。最上級グレードのグッドキャットGTでも109万9000バーツ(約483万円)で、ベースグレードは79万9000バーツから始まる。
主力PHEVのHAVAL H6
もう1台の注目車は、SUVモデルのHAVAL H6だ。これはGWMが主力モデルとして展開している車種で、元々はガソリン車としてスタートし、現行の3代目モデルはタイではPHEVが販売されている。
ボディサイズは全長4683㎜×全幅1866㎜×全高1730㎜という中間的なサイズで、車両重量は1720㎏。電気だけで44㎞~55㎞程度を走ることができ、その後は4気筒1.5Lのターボ仕様エンジンで発電して走行する。前後にモーターを搭載する4WD車だ。
<レポート>松下宏
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