2025 バンコク国際モーターショーレポート<マツダ編>の目次
注目を浴びたコンセプトカー「MAZDA ICONIC SP」
マツダは、コンセプトカーの「MAZDA ICONIC SP」を壇上に展示していた。これは、2023年秋のジャパンモビリティショーに出品したモデルだが、ほかのメーカーが目立ったコンセプトカーなどを出展していなかっただけに、際立って目立つ存在になっていた。
このモデル、2ローターのRotary-EVシステムを搭載することで、マツダらしさを継承するクルマとして日本でも注目されたが、タイでも来場者の注目を集めていた。全幅は広いが、全長が短い比較的コンパクトなスポーツモデルである。
欧州で2025年に発売予定の「マツダ6e」を展示
もう1台の壇上展示車は、BEVの「マツダ6e」だ。これはマツダが単独で開発したのではなく提携する中国メーカーの長安汽車と共同開発したモデル。共同と言っても実質的な開発作業は大半が長安汽車の手によると見られている。
マツダは、「マツダ6e」を2025年夏からヨーロッパで販売すると発表している。バンコクで展示されていたのは左ハンドル車で、右ハンドル車にしてタイ市場に投入するかどうかは明確にはされていなかったが、これも注目を詰めていた。
もうひとつの注目車はMX-5の35周年記念車だ。1989年に発売されたMX-5(日本名ロードスター)は、今年で発売35周年を迎える。マツダを代表し、世界で最も良く売れて大成功した小型スポーツカーである。何と306万9000バーツ(1350万円)のプライスタグが付けられていた。完成車輸入だから100%の関税が課せられるとはいえ、タイでは高額なスポーツカーである。
このほかマツダのブースには、日本で販売していないコンパクトカーのマツダ2セダンと、いすゞから供給を受けているD-MAXベースのOEM車BT-50も展示されていた。
<レポート>松下宏
トヨタ ハリアーvsマツダCX-60 XD-ハイブリッド比較・評価
2024 バンコク国際モーターショーレポート概要& BYD編
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