BMW i3試乗記/評価 i3専用のテクニック? ワンペダルドライブって何だ?

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【BMW】2014/08/23

 

 

電気自動車の回生ブレーキを上手く使ったワンペダルドライブとは?

BMW i3

BMWi3 はCFRPを採用した軽量ボディに、125kW/250N・mの動力性能を発生する電気モーターを搭載するので、走りはとても俊敏な印象である。発進時にグイとアクセルを踏み込めば、ガソリン車を完全に置き去りにするような加速を見せる。スムーズで静か、かつ速いのだ。

走りの面での特徴は、極めて強い回生ブレーキを採用していることだ。アクセルペダルから足を離すとかなり強めの減速を示す。これに慣れるまでには、かなり時間がかかる。信号待ちなどでアクセルを離すと、想定よりもずっと手前でクルマが停止してしまうのだ。

この回生ブレーキに慣れるとブレーキペダルを使うことなくアクセルペダルのオン/オフだけで走れるようになり、ワンペダルドライブを満喫できるという。オーナーになれば、慣れるのは難しいことではないと思う。

強めの回生ブレーキは、使ったエネルギーを取り戻すことにつながり、航続距離にも好影響を与えることになる。基本的に歓迎していい。

BMW i3
BMW i3
BMW i3

 

BMW i3

 

 

 

日本の立体駐車場事情を考慮し全高を1,550mmに変更

BMW i3

 BMW i3は背の高いハッチバック 車という感じのパッケージングを採用する。デザイン的には、前から見たときにはともかく、斜め後ろから見ると妙に背が高くて不格好に見える。コンセプトカーの段階では、もっと未来的なイメージがあったのだが・・・。

また、日本の駐車場事情を考慮して、日本仕様車はヨーロッパ仕様車に比べて全高を40mm下げて1550mmに抑えている。多くの立体駐車場にも停められる高さで、大いに歓迎すべきことだが、単純に喜んでいられない面もある。

ルーフアンテナの形状を変更して20mm低くしたほか、車高調節機能のあるスポーツサスペンション用のダンパーを採用して、さらに20mm低くしているのだが、この足回りが相当に硬いのだ。足回りの硬さにちょっと閉口させられるほどだった。もう少し快適な乗り心地にして欲しいところである。

BMW i3
BMW i3
BMW i3

やはり、電気自動車はセカンドカーとしての使い方が中心?

BMW i3

 BMW i3の車両価格は、電気自動車であることに加えてカーボンボディを採用したことなどによって、かなり高めの設定である。標準の電気自動車仕様で500万円近い価格で、CFRPを使っていることを考えると、割高な印象も薄まるとはいえ決して安くない。

補助金を計算に入れるとレンジエクステンダー仕様が割安な印象になる(実質的な差額が12万円になる)ので、多くの人がレンジエクステンダー仕様を選ぶと思うが、いずれにしても高めの設定だ。

もうひとつ、電気自動車が本来的に持つ問題点として、自宅に充電設備を設けられる人でないと買えないことがあげられる。またリーフ でもi-MiEV でもそうなのだが、これ1台で間に合うクルマにはならないのが電気自動車の難しいところ。i3はBMWの高級車を持つオーナーがセカンドカーとして買うクルマになるだろう。

BMW i3
BMW i3
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BMW i3価格、燃費、スペックなど

BMW i3

■BMW i3価格
i3 4,990,000円
i3 5,460,000円

定員[人]4人

代表グレード BMW i3レンジエクステンダー装着車
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4,010×1,775×1,550mm
車両重量[kg] 1,390kg
総排気量[cc] 647cc
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] 38(28)/5,000rpm
エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 5.7(56)/4,500rpm
モーター最高出力[ps(kw)] 170ps(125kw)
モーター最大トルク[kg-m(N・m)] 25.5kg-m(250N・m)
駆動用バッテリー リチウムイオン電池
バッテリー総電力量 21.8kWh
航続可能距離 最大300㎞
0-100㎞/h加速 7.2秒
価格 5,460,000円
レポート 松下 宏
写真 BMW

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(レポート:松下 宏

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