ボルボのクーペカブリオレ「C70」が第二世代へ進化[CORISM] [CORISM]

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【ボルボ】2010/03/12

プレミアム感あふれるスタイリングとハイレベルな安全性

ボルボ 新型 C70 電動開閉式オープントップ
 ボルボは、2ドアオープン4シータークーペ「C70」をフルモデルチェンジし、4月24日より発売する。新型C70は、内外装デザインを一新し、よりプレミアなクーペカブリオレ(オープンモデル)へと進化した。
 新型C70のエクステリアは、ジュネーブショーにも出展されたS60にも共通する、最近のボルボ車らしいフロントマスクが与えられている。リヤはXC60と同じ仕様のLEDライトが埋め込まれた特徴的なリヤコンビランプを採用し、個性を主張。これはボディを低くワイドに見せる視覚効果も狙ったもの。さらにLEDをポジションライトやブレーキ、そしてサイドマーカーランプに使用することで、視認性をアップさせている。
 ルーフは先代C70と同じくリトラクタブル ハードトップを採用した。ルーフを閉じたときにはクーペと同等の快適性(静粛性など)やセキュリティ性能をもつのが特徴で、ボタンひとつでオープンカーへと変身させることができる。
 また万一の横転事故の際には、リヤシート後方から頑丈なバーが立ち上がり乗員を保護するROPS(乗員保護システム)が作動し、安全性を確保してくれる。その他の安全装備はボルボ独自のドア内蔵型インフレータブルカーテン(カーテンエアバッグ)や、後続車に追突の危険を知らせるアダプティブ ブレーキライトなどを採用するなど、安全性の高さはボルボならではのものがある。

ボルボ 新型 C70 エクステリア(ルーフオープン)

ボルボ 新型 C70 エクステリア(ルーフクローズ)

機能性と上質さを併せ持つインテリア

ボルボ 新型 C70 インパネ
 新型C70のインテリアは、機能を重視したシンプルなデザインながら、上質感を感じさせるもの。先代とは異なり、C70専用のデザインが与えられ、新しいアルミパネルの表面仕上げも立体的で、クオリティの高いもの。
 シートは。「ドライバーにかつて感じたことのないほどのドライビング体験を提供する」ため、座り心地を高めたのはもちろん、しなやかで質の高いレザーを使用するなど、細部にもこだわった造りとなっている。
 またボルボ独自のフリー フローティング センタースタック(センターコンソール)は、標準のアルミに加えて「オイスター バースト」と呼ばれる仕様をオプションで用意。これは1950 年代にエルビス・プレスリーなどのスターが使用したことで知られるスウェーデンのハグストローム・ギターの仕上げに着目したもので、独特の質感を備えている。
 新型C70ではオーディオにもこだわりがある。ルーフの開閉や車速にあわせて音量とトーンセッティングを自動調整し、あらゆる場面で最適な音の再生を実現した。またプレミアムサウンドシステム搭載車にはDYNAUDIO社製のスピーカーを搭載し、さらなる高音質で音楽を楽しめるという。また最新のHDDナビも標準で装備されている。
 新型ボルボ C70は「T5 GT」のみのモノグレード構成。価格は549.0万円となっている。
ボルボ 新型 C70 インパネ周り
ボルボ 新型 C70 4シーターのインテリア
ボルボ 新型 C70 エンジン

ボルボ 新型 C70 リアビュー

代表グレード ボルボ C70 T5 GT
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) 4615×1835×1405mm
車両重量[kg] 1730kg
総排気量[cc] 2521cc(ターボ)
最高出力[ps(kw)/rpm] 230ps(169kW)/5000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] 32.6kg-m(320N・m)/1500~5000rpm
トランスミッション 5速AT
10・15モード燃費[km/L] 9.3km/L
定員[人] 4人
消費税込価格[万円] 549.0万円
発売日 2010/4/24

(レポート:CORISM編集部

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