スズキは「ワゴンR」と「ワゴンRスティングレー」を一部改良し8月20日より発売した。今回の一部改良では、CVTをパレットなどにも搭載されている副変速機付きのものに変更し、燃費と走りの良さを両立させた。またNA(自然吸気エンジン)車の燃費を向上させてエコカー減税対象車を拡大。エコ走行をアシストする「エコドライブインジケーター」も新たに採用した(5速MT車を除く)。
ワゴンRではアイドリングストップ機構を搭載した新グレード「FXアイドリングストップ」を設定。25.0km/lという優れた10・15モード燃費を達成した。さらに「FXリミテッド」では専用のフロントメッキグリルを採用したほか。FF車にオプションでランフラットタイヤを用意したのにも注目だ。
そしてスポーティモデルのワゴンRスティングレーでも「T」のFF車に、新デザインを15インチアルミホイールを採用するとともにランフラットタイヤをオプション設定。シート表皮やドアトリムを変更するなどで、上質感も高めている。
新型ワゴンRの価格はFX(FF/5速MT/4速AT)107.1万円〜FXリミテッド(4WD/CVT)133.035万円。ワゴンRスティングレーがX(4速AT)125.475万円〜T(4WD)152.46万円となっている。