スズキ エックス・ランダー(X-LANDER)新車情報・購入ガイド これは、ジムニーハイブリッド?【東京モーターショー出展車】 [CORISM]

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【スズキ】2013/10/31

オープンスポーツ軽とは方向性が全く違う、遊び心満載の軽オフローダー! さらに、ハイブリッドで低燃費!!

 スズキ エックス・ランダー(X-LANDER)は、スズキが世界に誇る小型四輪駆動車「ジムニー」をベースに、1.3Lエンジンと新開発の自動制御マニュアルトランスミッションを搭載したコンセプトカーだ。さらに、4WDシステムに高効率モーターを組み込んだ小型・軽量なハイブリッドシステムを組み込み、最新の環境性能と高い走破性能を実現した。オフローダーの持つ力強さと、精密でメカニカルなイメージを融合させた遊び心満載のデザインとしている。

 スズキ ジムニーの魅力は、コンパクトなボディでありながら、高い走破性をもち、さらに安価だった。そのため、誰もが気軽に本格的クロスカントリー4WDを楽しめることにあった。それの気軽さが、数々のカスタマイズ用品を生み、オーナーがそれぞれが独自の楽しみ方を見つけ出していた。

 今回ワールドプレミアとなったスズキ エックス・ランダー(X-LANDER)も、そんな遊び心が積み込まれた1台といえる。まるで、チョロQを思わせる大きなタイヤは、クルマというよりはおもちゃ感覚。さらに、オープントップなデザインは、爽快さも感じさせる。

 今回の東京モーターショーでは、ダイハツやホンダが軽のオープンスポーツを提案している。スポーツドライビングを楽しめるクルマが、クルマ好きが求めているクルマ。それも事実で王道だろう。しかし、もう一方で、このスズキ エックス・ランダー(X-LANDER)のような世界観をもつクルマも、ベクトルの違うクルマ好きを虜にするジャンルでもある。スズキもオープンスポーツという提案もあったとは思うものの、エックス・ランダー(X-LANDER)は、ダイハツ&ホンダとは違う軽自動車の楽しみ方の提案だ。クルマは、色々な楽しみ方があると、再確認させられるコンセプトカーだ。

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(レポート:CORISM編集部

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