柔らかで優雅な削り出し新プジョーデザイン
プジョー・シトロエン・ジャポンは、プジョーの最上級モデル508シリーズを7月11日より発売を開始する。新型プジョー508は、新しいプジョーデザインを採用した初の量産モデルであると同時にプジョーのフラッグシップモデルとしての役割も担う重要なモデルだ。
今までのプジョーデザインは、彫の深いコッテリとしたデザインが特徴だった。エンブレムやグリル、そしてヘッドライトが、フロント部分に隙間なく配置されていて、全体的に顔が大きくインパクトは満点。バックミラーからもひと目でプジョーと分かる顔の濃さのインパクトが強かった。
新型プジョー508は、アッパーミドルクラスということもあり、インパクト重視というよりは、品格のある洗練されたデザインに変更されている。このデザインテイストは、新プジョーデザインの提案モデルともなる。全体のシルエットは、プジョーがアピールするように塊感のあるデザイン。繊細なプレスラインと、柔らかな面のディテールを組み合わせ、何とも言えない品のあるキレイさが特徴だ。以前のデザインテイストが男性的であったのに対して、新プジョーデザインは繊細さが織りなす女性的な一面を感じさせてくれた。ヘッドライトには、7つのLEDを使ったポジショニングライトもあり、夜間の顔つきも美しく演出してくれる。
今までのプジョーデザインは、彫の深いコッテリとしたデザインが特徴だった。エンブレムやグリル、そしてヘッドライトが、フロント部分に隙間なく配置されていて、全体的に顔が大きくインパクトは満点。バックミラーからもひと目でプジョーと分かる顔の濃さのインパクトが強かった。
新型プジョー508は、アッパーミドルクラスということもあり、インパクト重視というよりは、品格のある洗練されたデザインに変更されている。このデザインテイストは、新プジョーデザインの提案モデルともなる。全体のシルエットは、プジョーがアピールするように塊感のあるデザイン。繊細なプレスラインと、柔らかな面のディテールを組み合わせ、何とも言えない品のあるキレイさが特徴だ。以前のデザインテイストが男性的であったのに対して、新プジョーデザインは繊細さが織りなす女性的な一面を感じさせてくれた。ヘッドライトには、7つのLEDを使ったポジショニングライトもあり、夜間の顔つきも美しく演出してくれる。
ボディは大きくなったが、軽くなった
ボディサイズは、日本で使うには少々慣れが必要な大柄サイズで、全幅は1855ミリとかなり大きい。さらに、最小回転半径は5.9メートルと小回りは苦手である。
ただし、先代モデルである407の2.2リッター車比較で、全長が105ミリ(SWで40ミリ)、全幅が15ミリ拡大されているにもかかわらず、重量はセダンで40kg、SWでは70kgもダイエットされている。さらに、空気抵抗係数(Cd値)は、セダンで0.26、SWで0.27と優れていて、先に発表されているメルセデス・ベンツ新型CクラスセダンのCd値と同等でトップレベルの実力をもつ。この空力特性は、車内の静粛性向上や高速巡航燃費にも貢献する。
ボディサイズの拡大に伴い、居住性や積載性も大幅に向上。後席のニースペースは、407に比べ53ミリ広くなっている。荷室はセダンで+108L、SWで+112Lと、こちらも大幅に拡大され使い勝手も向上している。
ただし、先代モデルである407の2.2リッター車比較で、全長が105ミリ(SWで40ミリ)、全幅が15ミリ拡大されているにもかかわらず、重量はセダンで40kg、SWでは70kgもダイエットされている。さらに、空気抵抗係数(Cd値)は、セダンで0.26、SWで0.27と優れていて、先に発表されているメルセデス・ベンツ新型CクラスセダンのCd値と同等でトップレベルの実力をもつ。この空力特性は、車内の静粛性向上や高速巡航燃費にも貢献する。
ボディサイズの拡大に伴い、居住性や積載性も大幅に向上。後席のニースペースは、407に比べ53ミリ広くなっている。荷室はセダンで+108L、SWで+112Lと、こちらも大幅に拡大され使い勝手も向上している。
プジョー初のパドルシフトが装着されたステアリング。ナビは全車標準装備
上級グレードのグリフには、レザーシートを採用
グリフに標準装備されるヘッドアップディスプレイ
エコ時代に合わせてエンジンは、1.6リッターターボエンジンのみの設定
10・15モード燃費で11km/lの1.6リッターターボエンジン
エコな時代に対応し、エンジンは大幅にダウンサイジングした1.6リッターターボエンジンのみの設定。このエンジンは、156psのパワーと24.5kg-mのトルクを発生。約2.5リッタークラスのトルクを有し、1400回転という低回転から最大トルクを発生するので、エンジンを回さなくても力強く、そして低燃費が期待できるというもの。ミッションは6速ATを搭載する。
ネコ足を支える、フロントサスペンションの形式を変更
プジョー独特のネコ足を支えるフロントサスペンションは、407で採用されたドロップリンク付ダブルウィッシュボーンから、新開発のマクファーソン・ストラット式サスペンションに変更された。コストや理屈で考えるならば、ダブルウィッシュボーン式も捨てがたいのだが、ストラット式でも407を楽々と超えるパフォーマンスを獲得しているという。リヤサスペンションは定評あるマルチリンク式サスペンションを407から継承。縦方向と横方向からの入力を分離することで、優れた振動減衰性やロードホールディング性、さらには高いスペース効率も実現した。
新型プジョー508の価格は374万~
新型プジョー508の価格はセダンの374万円から。ナビが標準装備されているなどもあり、価格的には十分に国産セダン勢と対抗できる状態。すでにデビューしているVWパサートもかなり国産車を意識した価格設定になっている。ちょっと閉塞気味である国産セダンに少々飽きているのなら、こういった輸入車も検討するのも面白い。コンサバもいいが、プジョー508のように綺麗なクルマに乗るだけで自分までオシャレになったよな気分になるから不思議だ。
代表グレード | プジョー508アリュール |
---|---|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4790×1855×1455mm |
車両重量[kg] | 1520kg |
総排気量[cc] | 1598cc |
エンジン最高出力[ps(kw)/rpm] | 156ps(115kw)/6000rpm |
エンジン最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 24.5kg-m(240N・m)/1400~3500rpm |
ミッション | 6速AT |
10・15モード燃費[km/l] | 11.0km/l |
定員[人] | 5人 |
税込価格[万円] | 374.0万円 |
発売日 | 2011/7/11 |
レポート | 編集部 |
写真 | プジョー・シトロエン・ジャポン |
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(レポート:大岡 智彦)
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