日産デイズ、三菱eKワゴン新車情報・購入ガイド スクープ!燃費30.0㎞/Lへ向上! クラストップの低燃費を実現! [CORISM]

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【日産】2014/06/18

右:日産デイズ 左:日産デイズ ハイウェイスター

バッテリーアシスト搭載などで、30.0㎞/L達成か? 発売時期は6月末?

三菱eKワゴン

三菱eKワゴン

 日産三菱 の合弁会社NMKV が開発した、日産デイズ と三菱ekワゴン 。デビュー当初の燃費は、29.2㎞/Lとクラストップの実力で2013年6月にデビュー。軽自動車 の燃費戦争は、これでひとまず落ち着くとみられていた。しかし、ナンバー1にこだわるスズキ が、2013年7月に2012年9月にフルモデルチェンジしたばかりのワゴンR を一部改良。なんと、ライバルを大きく引き離す30.0㎞/Lというクラストップの低燃費でナンバー1の座を奪取した。デイズとeKワゴンの燃費ナンバー1の座は、わずか1ヶ月程度というNMKVにしてみれば屈辱的ともいえる状態となった。

 そして、デイズとeKワゴンは、デビューから約1年が経過したこの6月末に、一部改良を施し、なんとワゴンRと同じクラスナンバー1となる30.0㎞/Lという燃費を達成しデビューが予定されているという。

 デイズとeKワゴンは、ミッションをワゴンRとほぼ同じ副変速機付きのCVTを使っているため、ここで大きな差がでることはないと予想できる。

 そうなると、短い期間で新エンジンを搭載したのか? ということにもなるのだが、なかなかこれも難しい。デイズとeKワゴンに搭載されているエンジンは、かなり低燃費化を意識したもので、12.0という軽自動車トップの高圧縮比やEGRクーラーまで装備し、かなり高コストなエンジンといえるからだ。

 そこで、注目したいのが、デイズとeKワゴンの後に出てきたスーパーハイト系デイズルークスekスペース の存在だ。このモデルは、スズキのエネチャージと同じ考え方を持っており、スズキのリチウムイオン電池に対して、安価なニッケル水素電池を使用。減速エネルギーをオルタネーターで発電し、ニッケル水素電池に充電。充電した電気を電装品に使い低燃費化するというものだ。

 30.0㎞/Lという低燃費を達成したデイズとeKワゴンには、このバッテリーアシストシステムが投入されると予想できる。

 また、12.0という高圧縮比をもつエンジンは、デビュー当初から、燃費に振り過ぎたため、やや力不足を指摘されていた。このあたりも改良され動力性能が向上しているというので、ここも注目したいポイントだ。

 新型日産デイズと新型三菱eKワゴンの登場は、6月末とみられている。再び、軽自動車の燃費戦争に火が付くのか、注目のモデルが間もなく登場する。

三菱eKカスタム

三菱eKカスタム

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(レポート:CORISM編集部

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