アウディ ジャパン、2010年の登録台数が過去最高の16854台を達成 [CORISM]

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【アウディ】2011/01/11

アウディ ジャパンの大喜多 寛 代表取締役社長と、1月11日に発表された新型車「Audi A1」[報道記者発表会場にて]

厳しい経済環境下でも4年連続で台数を伸長させた理由

「Audi A3 Sportback」[画像は欧州仕様車] 画像

「Audi A3 Sportback(スポーツバック)」[画像は欧州仕様車]

 アウディ ジャパンは1月11日、2010年1月~12月通年の登録台数実績が16854台となったことを発表した。前年2009年同期は16171台を記録しており、+4.2%の伸びとなった。これは、1967年のアウディ正規輸入開始以来、過去最高だった1990年の16691台を上回り、歴代最高の登録台数記録となった。なお、リーマンショックなど厳しい経済状況下で、アウディ ジャパンは4年連続で台数を伸長させている点も特筆される。
 アウディ ジャパンによると、エコカー減税対象車の「Audi A3 Sportback 1.4 TSI」をはじめとした環境対応車が好調だったことに加え、大都市圏の販売網の整備・強化や、イベントの開催によるアウディブランドの認知強化、さらに2010年は「Audi A5 Sportback」など6車種の新型車追加などが好調の要因だと分析する。中でもA5 Sportbackは計画を大幅に上回る1517台が販売された。
「Audi A5 Sportback」(アウディ A5 スポーツバック) 外観 画像

「Audi A5 Sportback」(アウディ A5 スポーツバック)[画像は欧州仕様車]

2010年の業績を発表するアウディ ジャパンの大喜多 寛 代表取締役社長

2010年の業績を発表するアウディ ジャパンの大喜多 寛 代表取締役社長

2010年、精力的に開催されたアウディのイベント

2010年は特に精力的に行われたアウディのイベント。画像はアウディ クワトロ30周年イベント「Audi quattro Night」の模様。

2011年は、さらに20%増の販売目標「20,000台」を意気込む

アウディ ジャパン 2011年の販売目標台数は20,000台!
 1月11日、都内で行われた記者会見の席で、アウディ ジャパンの大喜多 寛 代表取締役社長は、2011年の販売計画について「2011年は20000台を販売する」と発表した。これは過去最高を記録した昨年2010年の16854台に対し、実に+20%の驚異的な販売増を目指すということだ。その鍵となるキーワードは"Big & Small"。
 Big & Smallとは、2011年の新規投入モデルのことだ。20,000台の内訳のうち、既存モデルは13,000台。残りの7,000台を新型車で構成したいという。まず、この日同時に発表となった
プレミアムコンパクトの新型車「Audi A1」 を、年間4,000台規模で販売したいと意気込む。これが"Small"。プレミアムコンパクトカー市場は主にミニが占めていて、年間10,000台~12,000台を売っている。このマーケットのさらなる発展性を見込み、A1を投入した。
 いっぽうの"Big"は、ハイエンドモデルだ。昨年12月15日より発売を開始したフラッグシップの新型「Audi A8」 に加え、今年中盤に投入する新型車「A7 Sportback」 、そして今年後半にフルモデルチェンジを実施する新型「Audi A6」と相次いで投入し、年間3,000台を目標に掲げる。
 なおアウディ ジャパンでは、目標達成に向け大都市圏に特化した販売ネットワークの更なる開発や、顧客満足度向上に向けたトレーニングの増強なども実施する。大喜多社長は報道陣に対し『2011年は「"The Year ot Audi"」だ』と宣言し、記者会見を締めくくった。
アウディ ジャパン 2011年の販売台数構成

アウディ ジャパン、2011年の販売台数構成

アウディ ジャパン 今年中盤に投入する新型車「A7 Sportback」

今年中盤に投入する新型車「A7 Sportback」

アウディ ジャパン 今年後半にフルモデルチェンジを実施する新型「Audi A6」

今年後半にフルモデルチェンジを実施する新型「Audi A6」


新型車「Audi A1」 リア 外観 画像
「Audi A1」 エクステリア 画像
「Audi A1」 インテリア 画像

同日発表された新型車、プレミアムコンパクトの「Audi A1」

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(レポート:CORISM編集部

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