アウディは、2010年の「ゴールデン・ステアリングホイール賞」において、スモールカー部門で「アウディA1」が、ラグジュアリーカー部門で「アウディA8」がそれぞれ選出さら、ダブル受賞したと発表した。
同賞は、日曜紙「ビルト・アム・ゾンターク」と自動車専門誌「オート・ビルド」の主催で、1975年から開催。VIP・技術分野の専門家・レースやラリーのプロドライバー・各国版オート・ビルドの編集長が審査し、その年に発売された新車の中から最高の車を選出し表彰する。
今年は、6つの部門で42のモデルがノミネート。スモールカー部門で1位に選出されたアウディA1は、各国版の編集長から乗り心地、シートの快適性、操作性などに高い評価を得たほか、技術分野の専門家からは、組立品質、品質に関する全体的な印象、安全性、修理の容易さ、環境適合性に最高点が与えられたという。
またラグジュアリー部門で表彰されたアウディA8は、各国版の編集長から、乗り心地、ドライバーアシスタンスシステム、操作性、多様性、コストパフォーマンスに最高評価を得るとともに、プロドライバーがエンジン、ステアリング、サスペンション、ブレーキ、ギアシフト、スムーズな走行性を高く評価。また、VIP審査員からは、リアシートの快適性、社会的受容性といった特徴を高く評価されたという。
アウディではこのほか、「A7スポーツバック」がミッドサイズ/フルサイズ部門で2位に選出されている。