日産ノート シリーズ【2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤー】 受賞! 各部門の結果と考察

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【イベント】2021/12/18

日産ノート 日本カー・オブ・ザ・イヤー

 

 

 

今年のナンバー1は「日産ノートシリーズ」

 

日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、2021-2022日本カー・オブ・ザ・イヤーとして「日産ノート、オーラ」を選出した。

選定対象は2020 年 11 月 1 日から 2021 年 10 月 31 日までに日本国内で発表された全 29 台の乗用車だ。自動車評論家、ジャーナリスト、有識者からなる 60 名の選考委員によって選考された。

 

他部門での受賞車

 

VWゴルフ 日本カー・オブ・ザ・イヤー・インポート・カー・オブ・ザ・イヤー「フォルクスワーゲン ゴルフ」

 

 

 

BMW4シリーズ 日本カー・オブ・ザ・イヤー・デザイン・カー・オブ・ザ・イヤー「BMW4シリーズ」

 

 

 

三菱アウトランダーPHEV 日本カー・オブ・ザ・イヤー 日本カー・オブ・ザ・イヤー・テクノロジー・カー・オブ・ザ・イヤー「三菱アウトランダーPHEV」

 

 

 

シボレー コルベット 日本カー・オブ・ザ・イヤー・パフォーマンス・カー・オブ・ザ・イヤー「シボレー コルベット」

 

 

 

ホンダN-ONE 日本カー・オブ・ザ・イヤー・K CARオブ・ザ・イヤー「ホンダN-ONE」

 

 

「日産ノート・オーラ」受賞理由は? 

日産ノート、オーラの受賞理由は、大きく分けて3つある。まず、1つ目はハイブリッドシステムであるe-POWERの大幅な進化だ。先代ノートのe-POWERシステムを一新。静粛性や力強さなどが、先代e-POWERとは比べ物にならないほど向上した。燃費値では、トヨタ ヤリスなどに及ばないものの、まるでEVなのか? と、思わせるくらいのレベルに達している。

そして、2つ目は新開発されたプラットフォーム(車台)だ。この新プラットフォームは、CMF-Bと呼ばれるもので、日産・三菱・ルノーのアライアンスにより新開発された。これにより、ノートとオーラの走行性能は飛躍的に向上。クラストップレベルの乗り心地と操縦安定性を得ている。

また、後輪側に大出力モーターを設置した4WDは、悪路走破性だけでなく走りの楽しさも重視。ノートとオーラはFF(前輪駆動)だが、すこしFR(後輪駆動)車的な走りを披露。気持ちよい走りができる4WDに仕上がった。

3つ目は、顧客ニーズの多様化への対応だ。に合わせ基準車となるノートの他、プレミアムを追求したオーラ、走行性能を磨き上げたオーラNISMO、流行りのSUVテイストをプラスしアクティブさをプラスしたノート AUTECH CROSSOVERと4つの個性が設定された。顧客は、より自分好みのモデルが選べる選択肢の豊富さが魅力だ。

 

 

初代リーフ以来、10年ぶりの受賞

日産は、2011-2012日本カー・オブ・ザ・イヤーで「初代リーフ」が受賞して以来、10年振りの受賞となった。この10年間、新車が国内に投入されない年があるなど非常に厳しい時期もあった。その間、数少ない新型車も10ベストまでは入るものの日本カー・オブ・ザ・イヤーには手が届かなかった。こうした過去を振り返ると、ノート、オーラシリーズは、ここ10年間で最も優れた完成度を誇る日産車ともいえるだろう。

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【2位~4位】超激戦となった日本カー・オブ・ザ・イヤー

 

今回の賞争いは、近年稀にみる大激戦だった。日産ノート・オーラの得点は335点。残念ながら2位となったトヨタ GR86とスバル BRZは264点。3位のホンダ ヴェゼル227点。4位の三菱アウトランダーPHEVは206点となった。

日本カー・オブ・ザ・イヤーでは、選考委員の持ち点が合計25点とされ、最も優れたモデルに10点。残り15点は、他の4台のモデルに振り分けられる。選考委員が60人なので、最高得点は600点となる。

1位 日産 ノート・オーラ  335点

2位 トヨタ GR86/スバルBRZ  264点

3位 ホンダ ヴェゼル  227点

4位 三菱 アウトランダーPHEV 206点

これだけ得点がばらけた理由は、良い車が多かったためだ。そのため、選考委員の評価も沸分かれた。とくに、典型的だったのが、2位のGR86とBRZ。最高得点である10点を獲得した選考委員数は14名。なんと、ノート・オーラと同じだったのだ。

しかし、カーボンニュートラルやCO2削減が叫ばれる中、純ガソリン車で一般的にあまり人気が無いスポーツカーを評価しなかった選考委員も多かった。その結果、GR86とBRZに0点を入れた選考委員は15人にもなった。ノート・オーラは5人。この差が、明暗を分けた。

 

 

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