
2回目を迎えたライオンミーティングはどう生まれ変わったのか?
11月19日土曜日、再びプジョーシトロエンジャポン主催のイベント、ライオンミーティング2016が開催されました。とはいえ、実はこのイベントに当初かなり懐疑的な目でみているところがありました。と言うのも、前回のライオンミーティングは、お世辞にもユーザーニーズにマッチしたイベントとは言い難かったからです。
ライオンミーティングの会場は浜名湖渚園。天候は雨。道中は時おり強く降るような天候で、筆者も不安はより一層強くなっていました。しかし、会場に着くとその不安は一掃されます。昨年、詰め込むだけ詰め込んだような駐車スペースから一転、広々としたスペースの中、クラス別に色分けされた幟(のぼり)の立つ会場に通されました。
メインとなるステージからはすべての参加車両が見渡せ、「これなら良いイベントになる」そう筆者にも思える雰囲気がありました。
ステージのすぐそばには、ベールに覆われた今回お目見えする車両が待機。アンベールされるとそこには3008がありました。ゲストの嶋田氏と今井さんの絶妙なトークにより、3008の概要が語られます。
一歩引いて会場全体に目を向けると、以前にはできていなかったクラス分けの駐車スペースがあります。これもオーナーミーティングでは本来定番の並べ方ですが、前回はそこもクリアできていない状態でしたので、前回の反省点を相当見直してきたのだろうということが伺えます。
これにより、各クラスのオーナー同士の交流もできるようになり(あるいは隊列を組んで入場された方々もいたかと思います)、よりミーティングイベントらしくなってきたと思います。よくメーカー主催のイベントは、なかなか成功しにくいとお話を伺い間ますが、陥りやすいのが販売につなげることを前面に出し過ぎて、ユーザーが置いて行かれてしまうということがあります。
なぜルノーは(イベントが)うまくいくのか? という話を聞かされるたびに、彼らは売ることではなく、オーナーユーザーを繋ぎとめることを念頭に入れて企画をするからですよと、話をしていた覚えがあります。
なるほど、今回はそのあたりを十分に練り上げてから来たのだろうと、広報部の企画を担当された方の思いが伝わる気がしました。
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浜名湖をぐるりと周るロングランの試乗
イベント主催がメーカーである以上、おもわくとしては試乗会が本来の目的です。ご多聞にもれず、筆者も今回は試乗をさせていただきました。
用意していただいたのは308SW、大柄の車体ですが想像しているよりも大きさは感じられませんでした。搭載されているエンジンは、クリーンディーゼル。昨今のディーゼルの静粛さに感心(というか筆者がディーゼルに乗る機会がかなりなかったせいかもしれませんが)。
浜名湖の一部をぐるりと回る大体20分前後の試乗になるのでしょうか? もしかしたら、もっと長かったかもしれませんが、そのぐらい楽しめる試乗でした。試乗ですから、決して突っ込んだ走りはしていませんが、安定した走りはツアラーとして十分な性能を持っていると言えるでしょう。
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(Photo by小林幸夫)
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(photo by小林幸夫)
何事にも初めてがあり、少しづつ学んでイベントはより良くなってゆく
実はライオンミーティング2016の開催には、ずっと不安がありました。今年も開催されると噂は流れるものの、昨年開催した春は過ぎ、皆の予想にあった9月もすぎ、10月も半ばになってからのアナウンスであったからにほかなりません。筆者は、思わず旧知の関係者にそれとなく「大丈夫なの?」と連絡を入れたほどです。開催まで実質1ヶ月ほどで、本当に開催できるのか? 参加者は集まってくれるのか? 気になることだらけでした。
ここで誤解をしていただきたくないのは、筆者は決して酷評をするべくこうしたことを書いているのではなく、自らも106S16に乗りプジョーを愛するユーザーの1人でもあるがゆえに不安でありました。
前回お世辞にも好評とは言い難かったイベントで、今回も外したら今度こそユーザーにそっぽを向かれてしまいかねない。そうした心配がついて離れなかったからです。正直こうしたレポートにさえ、こうしたことは書いていいのだろうかと自問自答もするくらいでしたが、あえて書かせていただきました。
しかし、実際にはその心配は危惧に終わりました。ライオンミーティングは、生まれ変わっていました。筆者は確信しました。この体勢なら、イベントは成功と言えるであろうと。ユーザーが楽しめ、メーカーもまた新車のお披露目を最高の形で行える双方がwinwinのイベントができるであろうと。
雨にこそ祟られた今回のライオンミーティング、あくまでも、もしもではあるが、これが晴天であったなら、間違いなくクルマの周辺はキャンプテーブルとピクニック気分のユーザーで溢れかえっていたであろうと。
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