【新車購入術】エコカー補助金終了後の値引き情報!5ナンバーミニバン値引き王決定!? [CORISM]

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【その他】2010/10/16

エコカー補助金終了で新車値引きはどうなった!?

 当初予定の9月末を待たずに終了したエコカー補助金。補助金終了後は割安感のある中古車や軽自動車に販売がシフトし、5ナンバーのコンパクトカーやミニバンの新車販売は減速気味だ。そうなると気になるのが新車の値引き額だろう。そこで人気のジャンルである5ナンバーミニバンの最新値引き情報を詳しく紹介しよう。

トヨタ ノア/ヴォクシーは大きな変化は無し、ただし両車の競合なら・・・

 まず始めにトヨタのノアとヴォクシーの値引き額だが、ひと声値引きは約10〜15万円程度が多いようだ。ただ、これはあくまでもひと声値引きの金額。ライバル車との競合やオプションのサービス、そして下取り車の査定額アップなどで、およそ28〜30万円前後が最大の値引き額のようだ。
 ただ補助金終了の影響はほとんど無く夏以降は、だいたいこの程度の値引きとなっている。もっとも値引き額が大きかったのは、やはり年度末の3月頃で約35万円前後だった。今後の値引き額の動向だが、年内にも発売される新型セレナの販売状況が大きく影響しそうな雰囲気。新型セレナの初期受注が好調な場合、年明けから年度末の3月にかけて値引き額は拡大していくだろう。
 ちなみにノアとヴォクシーでは値引き額に大きな差はない。しかし両車を競合させれば好条件を引き出せる可能性が高い。
トヨタ ヴォクシー フロントビュー

トヨタ ヴォクシー

トヨタ ノア フロントビュー

トヨタ ノア

トヨタ ノア/ヴォクシー インテリア

日産 セレナは新型発売直前の在庫車を狙え

 日産を代表する5ナンバーミニバンといえば、やはりセレナだろう。年内にもフルモデルチェンジが予定されておりモデル末期だが、販売は比較的好調をキープしている。
 これはクルマ自体の魅力というよりは、値引き額が大きく影響しているといえそうだ。実際、ここ最近の値引き額は35万円前後で、クラストップレベルとなっている。とくに競合などの駆け引きをせず、ひと声値引きでも15〜20万円程度と条件はかなり緩い。当然のことながら、新型セレナが出る直前なので、買い控えもあるのは間違いない。こうなると、もはや値引きでしか勝負できないのも現実だから、あえて原稿モデルを狙うのであれば、思いっきり値引きしてもらえなくれば意味が無い。
 もちろん、新型セレナのデビューまでのことで、フルモデルチェンジしてしまえば値引きは渋くなるのは間違いない。ライバル車の販売状況にもよるが、ひと声値引きで5〜10万円。頑張っても20万円程度が限界ではないだろうか。
日産 セレナ フロントビュー

日産 セレナ

日産 セレナ インテリア
日産 新型 セレナ

日産 新型 セレナ

もっとも新しいホンダ ステップワゴンは値引きが渋いが・・・、新型セレナの登場で大幅値引きもあり!!

 5ナンバークラスのミニバンでもっとも新しいのが、このホンダ ステップワゴンだ。とはいえ、デビューは2009年の10月で約1年経過しているので、ひと声値引きでも15〜20万円は行けるはず。粘れば30万円前後の値引きも夢ではない。これは思うように販売が伸びていない影響もありそう。事実、値引き額も拡大傾向にあり、夏頃は25万円程度が相場だった。
 今後の値引き額の動向だが、やはり新型 セレナの登場がカギとなる。商談時には、新型セレナを見てから、という条件を出せば、確実に値引きは拡大傾向になる。もし、ステップワゴンが本命であるのなら「新型セレナを見ないで、今、決めるので、もっと値引きしてほしい」と畳み掛けるのがセオリーとなる。ノア/ヴォクシーと同様、苦戦を強いられるのは間違いないはずで、年明けから年度末の来年3月にかけて、値引き額は拡大していくだろう。
ホンダ ステップワゴン フロントビュー

ホンダ ステップワゴン

ホンダ ステップワゴン スパーダ フロントビュー

ホンダ ステップワゴン スパーダ

ホンダ ステップワゴン インテリア

値引き額の大きさで勝負をかけるマツダ ビアンテ

 強力なライバルであるノア/ヴォクシーとセレナ、そしてステップワゴンの三つどもえ状態の5ナンバーミニバンで、やや販売に苦戦しているのがマツダ ビアンテだ。2009年6月のマイナーチェンジでアイドリングストップ装置「i-stop」を搭載するなど、使い勝手だけでなくエコにも力を入れているが、ライバルほどの販売に結びついていないのが現状だ。
 それだけに値引きの条件はかなり緩く、ひと声値引きで20万円以上もあり得る。最大値引きも約35万円で、モデル末期のセレナと並んでトップクラス。ライバルとの競合など、粘れば40万円近い値引きが出たという話もある。今後は新型セレナの登場や12月のボーナス商戦、そして年度末の3月決算セールなどで高額値引きは出やすくなっていく。ある意味、値引き額で勝負するクルマともいえ、このビアンテこそ5ナンバーミニバンの値引き王という称号がふさわしい!?
マツダ ビアンテフロントビュー

マツダ ビアンテ

マツダ ビアンテ リヤビュー
マツダ ビアンテ インテリア

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(レポート:CORISM編集部

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