【中古車購入術】中古車の誤解パート5「車内の汚れが気になる」 [CORISM]

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【生活・文化】2011/01/02
ガリバー 汚れ 車内

中古車は汚いというイメージは、今や過去のもの

ガリバー 展示車

ダスキンとの業務提携により、販売する全車にルームクリーニングを実施しているガリバー。「中古車は汚い」というのは過去の話。

 使い古したクルマの車内。「なんとなく汚れてるなあ」。上の写真を見て誰もが思うだろう。
 中古車を買うときに、車内の汚れを気にするヒトは多い。そういった部分に目をつぶるからこそ、中古車は安く買うことができる。とはいえ誰かが一度使ったものは、あまりいい気持ちはしないのが人情。
 中古車販売でお馴染みのガリバーが行ったアンケートでも、約3割(29.4%)のユーザーが「車内の汚れが気になる」と回答している。中古車のネガティブなイメージのひとつといえそうだ。近年、中古車の品質はアフターサービスを充実させることによって、徐々に信頼性を向上させてきた、しかし、チリひとつ落ちていない新車に比べてしまうと「清潔さ」の面で、不満が残るのも事実のようだ。これはもう中古車という商品の特性上、やむを得ないことなのか。いや、最近の中古車は決して汚くはないのである。
 昨年(2009年)、話題を呼んだガリバーとダスキンの業務提携。それぞれの業界でトップシェアを占める2社の提携の目的は「消費者にクリーンな中古車を提供すること」。ガリバーの取り扱う中古車に、ダスキンがクリーニングサービスを提供するというもの。

オゾン脱臭・除菌まで。お望みとあらば車内丸洗いも可能

車内 コクピット

生活な車内空間を提供。手に触れる部分は専用液剤で入念に拭き上げ除菌処理。

 内容を調べてみると驚く。灰皿やマット清掃、室内のバキュームクリーニングといった一般的なサービスはもちろんのこと、手の触れる頻度の多い部分(ハンドル・シフトレバー・ドアハンドルなど)を中心に、入念な拭き上げを行い、オゾンによる脱臭・除菌処理まで行っているという。拭き上げには専用液剤を使って各部を除菌。オゾンによる脱臭・除菌は、オゾン発生装置を使った本格的なもの。エアコンを内気循環にしてオゾンを室内全体に行き渡らせ、シートやマットに染み込んだ匂いを元から脱臭する。
 さらに手間と時間をかけた有料メニューも用意されている。ニオイの付着しやすい天井面を徹底的に清掃するほか、シート・フロア(布)の薬剤による洗浄を行う「車内丸洗いパッケージ」だ。きめ細かな要望にも各種オプションメニューも用意していて、ルームクリーニングに関しては万全の体制を敷いている。
 販売店にしてみれば車内クリーニングによって付加価値の高い中古車を販売することができ、同時にユーザーの満足度も高めることができると一石二鳥。売る側と買う側、双方にメリットがあるだけに、こうした動きは大歓迎だ。中古車だから車内が汚いのは仕方ない、と諦めていたのは今や昔のハナシ。中古車だからこそ、きっちりクリーニングされたキレイなクルマを、これが今後の中古車選びの常識になりそうだ。
車内クリーニングの詳しい情報はコチラ

車内 灰皿

灰皿清掃はもちろん、しつこく残るタバコ臭はオゾン脱臭でニオイを元から断つ。

車内 ルーフ

豊富なクリーニングメニューを設定。天井の清掃は脱臭効果もあるのでオススメ。

車内 シート下

クルマをみすぼらしく見せる汚れ。きっちりバキュームクリーニングするので安心。

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(レポート:CORISM編集部

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