ココロトキメク車を探して2013・・・東京モーターショー2013探訪記(その5)【ルノー デジール編】

少し古いけど、一番未来を感じさせるクルマ!?ルノーの「デジール」

今回出展されていたショーモデルの中で一番未来的だなと感じたのがこのクルマ、ルノーの「デジール」。デジール(DeZir)とはdesire(欲望)のフランス語「desir」をもとにした造語だと思われますが、まさにこの車のテーマはLOVE(恋に落ちる)。メーカーが「恋に落ちる瞬間を描いた」という大胆なボディシルエットと情熱的で深みのある赤いカラーが嫌でも人目をひきます。
この車はルノーの新デザイン戦略、「恋(LOVE)に落ちて、冒険(EXPLORE)に出る。そして、家族(FAMILY)となり、働き(WORK)、遊び(PLAY)、やがて知恵(WISDOM)を得る」という人の生涯「サイクル・オブ・ライフ」を表現していく、という考え方に基づいた最初のモデルだったのでした。
そして、市販車もこの戦略に基づきデザインされ、昨年「LOVE」を表すルーテシアが発売され、今年は「EXPLORE」を表すキャプチャーが発売されるとのこと。えっ、じゃあデジールっていつできたの?と調べると、前回の東京モーターショーよりさらに古い、2010年のパリモーターショーでお披露目されていました。うーん、3年前に登場した車とは思えないくらいとても斬新なんですけど・・・。
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左右非対称の跳ね上げ式ドアにシビレた!内装も妖しい魅力が光る!

ウネウネとうねる曲線のみで構成されたボディ・デザインは大胆そのもの。フロント&リアフェンダーは大径タイヤに合わせて大きく弧を描き、一見水平基調のリアエンドも内部に大きくえぐれる彫りの深い造形となっています。
そして、何より度肝を抜かれるのが運転席側は前ヒンジ、助手席側は後ヒンジで左右非対称に開く跳ね上げ式ドア!非対称なのは単にデザイン上の奇抜さを狙ったものなのか、それともハンドルのあるなしの影響も加味して乗り降りのしやすさを考慮した結果なのか!?一度ぜひ後ヒンジの助手席に座って確かめてみたいと思ったのでした。
さらに、内装も妖しい魅力満載! ヘビのウロコを彷彿とさせる表皮の白いシートは、ところどころスリットが入り、その下から明かりが明滅してショッキング・ピンクの光を放ちます。このスリットがまた左右の席で非対称。運転席も助手席もそれぞれのためだけにあつらえられたドアとシートによって、その席でしか味わえないワクワク感を感じるんじゃないかと思いました。
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未来のクルマだから、やっぱり電気自動車! 実際に走る姿をぜひ見てみたい!

このように、スペシャリティ感の強いスーパーカーのような「デジール」ですが、なんとパワーユニットは電気モーター!つまり電気自動車で、こんなところもこの車が未来志向であることを感じさせます。
電気モーターから放たれるパワーは150馬力、226Nm(ニュートンメーター、約23.05kg-m)。最高速は180km/h、0-100km/h加速は5秒、リチウムイオンバッテリー搭載でリアのタイヤを駆動し、航続可能距離は160km。車重830kgの超軽量ボディは、きっと怒涛のような加速を見せるでしょう。
Cd値0.25、全長4,225mm×全幅1,968mm×全高1,163mmの流麗なボディが風を切って走る姿を実際に目の当たりにしてみたい!と強く思ったのでした。こんな車がSUPER GTとかで走っていたらとってもエキサイティング!ぜひレースカーのベース車として発売してみて如何でしょう、ルノーさん、日産さん!?
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