予算200万円!中古SUVおすすめ5選

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【ビジネス・経済】2022/09/10

初代三菱アウトランダーPHEV

 

中古車なら、予算200万円でも人気SUVが手に入る

 

世界的なSUVで、多くの新型車が投入されている。大人気カテゴリーということもあり、かなり強気な新車価格となっている車種もある。例えば、BセグメントのコンパクトSUVで、ハイブリッド車になれば300万円を超える車種も珍しくない。

SUVが欲しいものの、予算的に厳しい、そんな人にお勧めなのが中古SUV。今回は、予算200万円で買えるお勧め中古SUVをピックアップしてみた。

 

 

SUVはなぜ人気?

SUVが大ヒットしている理由は、主にそのデザインにある。力強くタフなデザインは、迫力タップリ。しかも、クルマも大きく立派に見える。また、アクティブな若々しいライフスタイルを連想。従来のセダンや

タフそのため、SUVのデザイン要素を取り入れた他のボディタイプの車種も登場している。クロスカントリーといった悪路走破性を高めた車種や、街乗りに適したコンパクトSUVといった車種も登場し、幅広いニーズに合わせた種類を選べることも魅力になっている。

 

 

SUVは中古車がおすすめな理由は?

 

SUVを選ぶのに中古車がおすすめな理由は主に2つある。

1つ目の理由は、新車価格が高い点だ。近年はハイブリッドSUVや高級SUVのラインナップも増え、新車では300万円を超える車種も多い。車の購入価格は200万円前半台には収めたい場合は、選択肢も限られてくる。中古車ならば、予算200万円で選べる幅が広がるだろう。

2つ目の理由は、納期。新車は昨今の部品供給不足で納期が長期化している。人気SUVは半年以上の納期がかかるモデルも珍しくはない。中古車なら、すぐに乗れるというメリットがある。

 

 

お勧め中古SUV その1 初代三菱アウトランダーPHEV

 

世界初のツインモーター4WD搭載した先進モデルが手に入る

初代三菱アウトランダーPHEVは、2013~2020年末まで発売された。三菱は、世界的にも早い段階でPHEVを量産化している。前後にそれぞれモーターを配置したツインモーター4WDは、世界初の技術だった。こうした技術が高く評価され、2013-2014日本カー・オブ・ザ・イヤー「イノベーション部門賞」を受賞している。

PHEVは、家庭用電源などからの電力を使い車載バッテリーを充電する。その電力を使って、通常はEV(電気自動車)走行をする。電力を使い切った後は、ハイブリッド車としてガソリンを使った走行が可能だ。

容易に手に入るガソリンが使えるため、EVのように電欠するリスクが低く、現実的な先進環境車として注目されている。

デビュー直後の初代アウトランダーPHEVは、搭載された駆動用バッテリーにより67.0km/L(JC08モード)EV走行が可能とされている。ハイブリッドモードに移行した場合の燃費値は18.6km/L(JC08モード)だった。

これだけのEV航続距離があれば、通勤や送迎、買い物といった日常的な短距離移動では、ほとんどガソリンを使用しない生活が可能となろう。電気代は、ガソリン価格に比べると大幅に安価だ。ガソリン価格高騰時代にピッタリな1台でもある。

しかもモータードライブ車なので、力強くスポーティな走りが実現される。静粛性も高く、乗り心地も良好なため、高級SUVと言っても過言ではないだろう。

先進技術の塊ともいえる初代アウトランダーPHEVの中古車も、徐々に安価になってきている。とはいえ、人気SUVで最先端のPHEVともあれば、年式は少し古くなる。200万円の予算だと、2022年5月現在でおおよそ2014年式以前のモデルになってくる。

アウトランダーPHEVは、2015年にフェイスデザインを大幅に変更したマイナーチェンジを行っているが、ターゲットはマイナーチェンジ前のモデルということになろう。

2014年式のアウトランダーPHEVの中古車相場は、140~170万円前後。新車価格が340~440万円程度なので、新車価格の39~41%だ。年式は古いものの、最新テクノロジーを満載したモデルが200万円以下とあれば、満足度も高い。
この年式だと、歩行者検知式などの予防安全装備に関して、少々物足りない無いのがデメリットともいえる。

お勧めしたいのは、Gプレミアムパッケージだ。ナビや本革シート、プレミアムサウンドシステムなど豪華装備が満載である。ナビが標準装備されたGナビパッケージもよい。180万円に近い価格帯であれば、走行距離が5万km以下という上質な中古車も多くなる。

三菱アウトランダーPHEV
三菱アウトランダーPHEV マイナーチェンジ前モデル

 

 

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お勧め中古SUV その2 初代マツダCX-5ディーゼル車

 

激速2.2Lディーゼル搭載モデルが魅力的な中古車価格に

初代マツダCX-5は、マツダの新世代商品群第1弾としてデビューし、2012~2017年まで発売された。マツダのデザインテーマ「魂動デザイン」が初採用されたモデルとしても知られている。マツダがこだわりのデザインということもあり、2012年デビューのモデルながらも、色褪せない魅力がある。デザインはカジュアル系のSUVとも言えよう。

初代CX-5を選ぶなら、2.2Lディーゼルターボエンジンを搭載したXD系がお勧めだ。デビュー時の出力は、175ps&420Nmである。420Nmは、4.2Lガソリン車相当のトルクとなる。

初代CX-5の魅力の一つは、強大なトルクが叩き出す、豪快な加速力だ。アクセルをわずかに踏み込むだけで、グイグイと加速しスポーティさを演出する。高速道路でのクルージングにも余裕があり、長距離走行での疲れも少ない快適なドライブを楽しめる。

ディーゼル車は燃料に軽油を使うので、燃費も良好だ。初期モデルの燃費は18.6km/L(JC08モード)となっている。ディーゼル車は、燃料に軽油を使う。軽油はガソリンより20円/L前後も安価なので、燃料費ではハイブリッド車に近いイメージだ。ガソリン価格高騰時代の力強い味方ともいえるパワーユニットだ。

初代CX-5には、ガソリン車もラインナップされている。2.0Lガソリンは、市街地中心であれば、それほど不満はないものの、4WDだと少々非力に感じるかもしれない。2.5Lガソリンは、必要十分なパワーとトルクをもつものの、没個性的とでもある。

ドライブフィールは、やや硬めの乗り心地にキビキビ感あるハンドリングが与えられており、魅力的だ。

初代マツダCX-5は、非常に人気が高かったことから、中古車価格もなかなか下がらなかった。だが、2代目CX-5の登場から長期間が過ぎたこともあってか、初代CX-5の中古車価格も買い得感ある価格帯に入っている。

予算200万円という条件では、ほぼすべての年式がターゲットになり、予算に合わせた選択が可能になってくる。高年式で中古車流通量が多く選びやすいのは、2016年式だ。中古車相場は、130~190万円前後だ。新車価格は250~350万円位だったので、新車価格の52~54%程度と買い得感もある。

安全面で充実しているのは、2014年11月に大幅改良が発表され、2015年1月以降に発売されたモデルだ。グレードは、プロアクティブかLパッケージがよい。この改良では、以下など安全装備が大幅に向上している。

歩行者検知式自動ブレーキ

後側方車両接近警報

レーンキープアシスト(車線維持をアシスト)

その中でも、2015年式以降で大幅改良を受けたXD Lパッケージがお勧めだ。2.2Lディーゼルエンジンを搭載し、レザーシートなどが標準装備化されている。質感の高いインテリアの上級装備は、中古車であっても高い満足感が得られる。160万円位以上の価格帯では、走行距離5万km以下の上質な車両が選びやすくなる。

<レポート:大岡智彦

初代マツダCX-5

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