2022年、初売り&2~3月の決算期こそクルマ購入の大チャンス! 大幅値引きも?
明確に「車を買ってはいけない時期」というものはありません。というのも、値引き幅は「モデルチェンジがあるから」「ライバルが新車を出すから」といった、個々の車の事情に合わせて決まるからです。
しかし「車種ごとの細かい事情が分からない」「値引き交渉は苦手」という場合には、値引きされにくい時期は避けると良いでしょう。日本の車販売における主なセール時期は以下の通りです。
・7月のボーナス期
・9月の半期決算セール
・12月の年末セール
・1月の初売り(新春セール)
・2~3月の決算セール
ここに含まれていない4~6月、8月、10~11月は、販売店や車種固有の事情があったり、あるいは値引き交渉が上手い人でなければ、大幅な値引きは難しいでしょう。
新車は2~3月の決算期が、大幅値引きの大チャンス?
新車を値引きしてもらいたいなら、2~3月の決算セール期が狙い目です。その背景には、メーカーから新車ディーラーに提供される、販売奨励金の存在があります。
販売奨励金は「年間1万台の販売契約をしたら、一台当り2万円」などの条件で提供されることが多く、年度末になるとディーラーはこの目標を達成するために何とか販売台数を伸ばそうとギリギリまで値引きをするからです。
以前は3月にならないと値引きされにくかったですが、最近は納車まで時間がかかることも増え、2月から決算セールが始まることが多いです。
輸入車だと9月、12月の決算も狙い目
9月は、3月決算の企業にとっては半期の節目です。また輸入車の場合、9月が大きな区切りとなっていることも多いので、この時期も値引き交渉がしやすいです。
ただし2~3月の決算期に比べるとスロースタートであることが多いので、あまり早くお店に行っても大幅値引きは期待できないでしょう。
また、輸入車メーカーの決算は12月末ということもあり、年間の販売台数を1台でも多くするために、12月中に登録できる車両は大幅値引きするケースが目立ちます。ただ、輸入車の場合、在庫車でなくてはすぐに登録できないため、選択肢が限られてしまいます。
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値引きしない車は初売りがお得
自動車ブランドの中には「値引きはしない」というポリシーを貫いているところもあります。そうでなくても人気車種は値引きゼロというケースも珍しくありません。
値引きが考えられにくい車が欲しい場合は、1月の初売りを活用すると良いでしょう。新車の初売りでは大幅な値引きは期待できません。しかしお年玉として「オプション10万円分」がプレゼントされたり、高級ギフトが入った福袋がもらえたりします。
そのため値引きが見込めない車種の場合には初売りを上手く活用しましょう。
損をしない新車購入の掟
よくある質問 決算セール前の初売りは損なの?
一般に、初売りはオプションやお年玉などが「貰える」、決算セールは「値引き」ということが多いです。そのため値引き額に注目すると、初売りではなく決算セールを利用した方が良いでしょう。
ただ、初売りの特典と値引きの金額を照らし合わせてみて総合的に考えることをオススメします。
値引きしてもらえないブランド・車種の場合は、初売りを利用することをオススメします。値引き交渉ができそうかどうかは、インターネットで体験談などを読むと参考になります。
また初売りの時期は、今の車を高く買い取ってもらえる可能性が高いのも重要なポイントです。年度末は中古車もよく売れるので、中古車販売店としては少し高めに買い取ってでも、在庫を増やしておきたいのです。そのため「買取額が高いうちに早めに今の車を手放す」という選択肢を考えても良いでしょう。
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